帰国前日には丸一日かけて北京の茶室めぐり!
「Lost&Found 招領失物」のオーナー小Mさん、SSさんが今の北京を伝える茶室をセレクトしてくださいました。
「L&F」のスタッフFさんとJさんも同行してくださり、安藤さんとうらりんさんと私の7名での小ツアーです。
胡同に現れた茶舎。「曲廊苑」。
古い家屋を改築した隠れ家的なサロンです。
元は中庭だったと思われる空間には両側に竹林の景観を配して曲線的な廊下を作っています。
茶室は数室あり、プーアル茶や茶器をディスプレイした部屋も(トップ写真)。
ギャラリー、会議室、パーティ会場、サロンなどマルチで使えそうな場所ですね。
次に訪れたのは馬連道の一角にある「所筑」。
こちらは空間プロデューサーのお店。
お茶屋さんというわけではなく、こちらも知る人ぞ知る隠れ家といったところでしょうか。
オーナーは茶をたしなみ(李老師のお弟子さん)、古琴をたしなむ文人でもあります。
採光が考えられた古琴部屋は茶室の隣にあり、客人に茶を飲みながら演奏を楽しんでもらう作りになっています。
友人が山を買って数年前からプーアル茶を作り始めた、なんて話がさらりと出てくるのが今の中国。
今年その茶葉で試験的に作ったという白茶を飲ませていただきました。
大葉種の香りを残しながら甘さが心地よい美味しい白茶でした。
安藤さんに会いに来た、という茶壺通の男性に紫砂壺の話をいろいろと伺いました。
顧景舟作かもしれない、違うかもしれない、でも顧景舟の特徴を備えている、
という茶壺で普洱茶を淹れてくださいました。
最後は高級茶器の通販で最近話題の「友茗堂」へ。
だだっ広い整備されていない駐車場、その前に建つ半分ゴースト化したかのような商業ビル。
まるで黒社会のアジトでもありそうなそのビルの地下に降りていくと・・・別世界がありました。
趣味のいい茶器の並べられた棚、わびた茶席空間。
その棚には安藤さんの作品も並び、作家の来店にスタッフの方たちも興奮気味です。
少し大きめのテーブルには近くの人気の武夷山料理のお店からテイクアウトしたという夕食が用意されていました。
ここはまさに雲南省に山を買ってプーアル茶を作り始めたというご本人のお店。
曼瀾古樹茶と名付けられたそのお茶は一斤が専用の茶箱に入っています。
李暁韻老師監修のお墨付き。
北京にも最近は茶室が増えたとは聞いていましたが、ここまで洗練されているとは。
従来の茶館とは違う、プライベートな隠れ家的サロンはここ数年で増えたようです。
李老師の影響も大きいのではないかと思いました。
台北にも素敵な茶室は多いのですが、
台北では和室の要素を取り入れている茶室が多いのに対し、
北京は土間の要素を生かしているような感じです。
それぞれ古い居住空間を再利用しているのでしょうね。
23年ぶりに訪れた北京には富と知恵と文化と、そして欲望が集まってきているような印象を受けました。
スケールの大きさも魅力的。
ただ、クレジットカードがどこに行っても使えない(銀聯カードのみ・・)。
あまり買い物せずに済んでよかったのかも!?
「L&F」の小Mさん、SSさん、Fさん、Jさん、ありがとうございました。
北京の茶室の皆さまの歓迎にも深く感謝いたします。
「Lost&Found 招領失物」のオーナー小Mさん、SSさんが今の北京を伝える茶室をセレクトしてくださいました。
「L&F」のスタッフFさんとJさんも同行してくださり、安藤さんとうらりんさんと私の7名での小ツアーです。
胡同に現れた茶舎。「曲廊苑」。
古い家屋を改築した隠れ家的なサロンです。
元は中庭だったと思われる空間には両側に竹林の景観を配して曲線的な廊下を作っています。
茶室は数室あり、プーアル茶や茶器をディスプレイした部屋も(トップ写真)。
ギャラリー、会議室、パーティ会場、サロンなどマルチで使えそうな場所ですね。
次に訪れたのは馬連道の一角にある「所筑」。
こちらは空間プロデューサーのお店。
お茶屋さんというわけではなく、こちらも知る人ぞ知る隠れ家といったところでしょうか。
オーナーは茶をたしなみ(李老師のお弟子さん)、古琴をたしなむ文人でもあります。
採光が考えられた古琴部屋は茶室の隣にあり、客人に茶を飲みながら演奏を楽しんでもらう作りになっています。
友人が山を買って数年前からプーアル茶を作り始めた、なんて話がさらりと出てくるのが今の中国。
今年その茶葉で試験的に作ったという白茶を飲ませていただきました。
大葉種の香りを残しながら甘さが心地よい美味しい白茶でした。
安藤さんに会いに来た、という茶壺通の男性に紫砂壺の話をいろいろと伺いました。
顧景舟作かもしれない、違うかもしれない、でも顧景舟の特徴を備えている、
という茶壺で普洱茶を淹れてくださいました。
最後は高級茶器の通販で最近話題の「友茗堂」へ。
だだっ広い整備されていない駐車場、その前に建つ半分ゴースト化したかのような商業ビル。
まるで黒社会のアジトでもありそうなそのビルの地下に降りていくと・・・別世界がありました。
趣味のいい茶器の並べられた棚、わびた茶席空間。
その棚には安藤さんの作品も並び、作家の来店にスタッフの方たちも興奮気味です。
少し大きめのテーブルには近くの人気の武夷山料理のお店からテイクアウトしたという夕食が用意されていました。
ここはまさに雲南省に山を買ってプーアル茶を作り始めたというご本人のお店。
曼瀾古樹茶と名付けられたそのお茶は一斤が専用の茶箱に入っています。
李暁韻老師監修のお墨付き。
北京にも最近は茶室が増えたとは聞いていましたが、ここまで洗練されているとは。
従来の茶館とは違う、プライベートな隠れ家的サロンはここ数年で増えたようです。
李老師の影響も大きいのではないかと思いました。
台北にも素敵な茶室は多いのですが、
台北では和室の要素を取り入れている茶室が多いのに対し、
北京は土間の要素を生かしているような感じです。
それぞれ古い居住空間を再利用しているのでしょうね。
23年ぶりに訪れた北京には富と知恵と文化と、そして欲望が集まってきているような印象を受けました。
スケールの大きさも魅力的。
ただ、クレジットカードがどこに行っても使えない(銀聯カードのみ・・)。
あまり買い物せずに済んでよかったのかも!?
「L&F」の小Mさん、SSさん、Fさん、Jさん、ありがとうございました。
北京の茶室の皆さまの歓迎にも深く感謝いたします。
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