NYを朝に出れば昼には東京に着く
乗り物は楽しい。ふだんと違った空間へ私たちを連れて行ってくれるからだ。特に高速の乗り物はその空間・時間のギャップが大きいので、意外性も大きい。2027年に開業予定のリニア中央新幹線(東京~名古屋)は新幹線の約2倍の速さだ。そして、これが空の旅となるとなおさらである。
今回、地球を数時間で半周できる「極超音速飛行(hypersonic flight)」の実現に大きく近づく新エンジンを開発したことを、英国のある企業が発表した。 乗り物の名は「Skylon」。新エンジンで音速を超え、宇宙空間ではロケットエンジンに切り替わる。
地球を数時間で半周できる「極超音速飛行(hypersonic flight)」の実現は、これまで多くの企業が目指してきたことだが、リアクション・エンジンズ社は、数時間で地球を半周できるほどの推進力を実現する、新たなエンジンを開発したと発表。この企業は、航空宇宙分野の推進技術に、ジェットエンジン以来の革命を起こす新たなブレイクスルーを見出したと述べている。
同社によれば新たに開発した極超音速エンジンは、マッハ5を優に超える速度を実現できるものだという。このエンジンは新たな空気冷却システムを搭載し、マッハ5.5までの速度でエンジンに酸素を取り込むことが可能。そして宇宙空間ではロケットエンジンに切り替わるという仕組みだ。仮にこの技術が実現・実装されれば、ニューヨークで朝食にベーグルを食べてから、昼食は東京で寿司を食べるといったことも可能になるという。
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参考HP WIRED:NYを朝に出れば昼には東京に着く、夢の超音速飛行実現へm Pouch:東京ニューヨーク間が90分で行けるように?超音速旅客機
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