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Grail(聖杯)という名の探査機が調査!ガラス細工のような月の重力場地図

2012年12月08日 | テクノロジー

 月の重力場地図、グレイルで作成
 カラフルな飴玉かガラス細工のようだが、これは月の重力場地図だ。赤い領域は重力が大きい場所、青い領域は重力が小さい場所だ。

 NASAの双子の月探査機グレイル(GRAIL:Gravity Recovery and Interior Laboratory)は、2011年から月の軌道を周回し、月面の山や谷の上を飛びながら月の重力変化を記録している。洗濯機サイズの同探査機は、1機が大きな重力場のある領域の上に差し掛かると、わずかにスピードを上げてもう1機との距離を広げる。このわずかな位置変化を利用することで、画像のように詳細な月の重力場地図が作成された。

 米国東部夏時間2011年9月10日9時8分(日本時間22時8分)、フロリダ州のケープカナベラル空軍基地からNASAの月探査機「グレイル」を搭載したロケット「デルタII」が打ち上げられた。グレイルは約3カ月後に月軌道に到達した。

 グレイルはNASAが開発した双子の探査機で、2機が併走するように軌道を周回しながら、協力して月の重力場を測定し、月の内部構造を特定する。グレイルミッションは、地球も含めこれまでに行われてきたどの惑星の調査よりも正確な重力場の測定を行い、月の地殻とマントルの密度の違いや月の内部構造、その形成の歴史について明らかにすることを目的としている。(National Geographic News December 8, 2012)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia: Yahoo!ニュース:月の誕生、「巨大隕石衝突説」

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