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光からスピン流を生成する新原理発見!表面プラズモンからマグレノンを誘導

2015年01月19日 | サイエンスジャーナル

 電子のもつスピンの波「マグレノン」

 新しい電子工学の必要性が10~20年前から叫ばれている。磁性材料を使うスピントロニクスもそのひとつだ。私たちの身の回りにあるスマートフォンやパソコンといった電子機器は電流により動作している。

 しかし、金属や半導体に電流を流すと、物質の持つ電気抵抗に由来するジュール熱と呼ばれるエネルギー損失が発生します。電流を利用する限りこのような多大なエネルギー損失を避けることは原理的に不可能であり、最近の電子デバイスの開発における深刻な問題となっている。

 このような状況を根本的に打開する方法として、電子の電気的性質(電荷)の流れである電流の代わりに、電子の磁気的性質(スピン)の流れである「スピン流」に基づく電子技術に関する研究が世界中で進められている。

 スピン流は、波として伝わることで電流を流さない絶縁体中でも利用できるという重要な性質を持っており、このようなスピンの波は「マグノン」と呼ばれている。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 サイエンスポータル: 光からスピン流を生成する新原理発見

中性子スピン光学
クリエーター情報なし
九州大学出版会
スピントロニクスの基礎-磁気の直観的理解をめざして
クリエーター情報なし
森北出版

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