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アリにも休息が必要?働かないアリもコロニーの存続に必須であることが判明

2016年03月10日 | サイエンスジャーナル

 社会生活をする昆虫たち 

 社会性昆虫とは、集団をつくり、そのなかに階級を生じ分業が行われているような昆虫をいう。シロアリ、アリ、スズメバチ、マルハナバチ、ミツバチ、ハリナシミツバチの類がこれにあたるが、階級の分化や分業の程度は昆虫の系統的位置とはあまり関係がない。

 社会性の発生は母虫が子虫を哺育(ほいく)することから始まり、母虫の寿命の延長とともに大家族が形成され、ついで巣内の個体間に分業が生じたものであろう。ハチ類には孤独性の種類、単に集団をつくる種類、分業を生じた種類、形態分化がおこり階級を生じた種類があり、社会性の進化をうかがうことができる。

 社会性昆虫は階級の分化によって形態や習性の異なる社会的多形が生じ、普通は女王(雌)、雄(王)、働き虫に分けられるが、アリ、シロアリではこれに兵虫があり、シロアリではさらに副女王、副王という代用生殖者の階級がある。また、アリのなかには働きアリと兵アリの間に中間型をもつものがある。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 サイエンスポータル:働かないアリも集団生活に必要だった NHK視点・論点:アリの社会に驚き

アリの社会: 小さな虫の大きな知恵
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東海大学出版部
働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)
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メディアファクトリー

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