スカシバガとは何か?
スカシバガ科(Sesiidae)は、主としてチョウ目(鱗翅目)に属する分類群である。本科にはスカシバ(透翅、透羽、透かし羽)と呼ばれるガが含まれる。
成虫の前翅、後翅に鱗粉がなく、透明な部分を有する種が多い。 幼虫の多くは、様々な草本植物、つる植物、樹木の茎に穿孔して、内部で成長する。また、スズメガ科に属すガでも、オオスカシバなど前翅、後翅ともに鱗粉のないもので、この名で呼ぶものもある。
スズメガ科の昼行性の種の多くは、ホウジャクと呼ばれるものが多く、この中に、スカシバガ科と同様に翅に透明部分を持つものも少なくないが「スカシバ」の名をもつのは、日本産のスズメガ科では、翅がほとんど完全に鱗粉を失い透明になる、ホウジャク亜科のオオスカシバとリュウキュウオオスカシバのみである。
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参考 マイナビニュース:沖縄でハチに擬態した新種のガを発見
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海野和男 昆虫擬態の観察日記 (知りたい!サイエンス) |
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自然のだまし絵 昆虫の擬態: 進化が生んだ驚異の姿 |
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