原子核の構造と魔法数の発見
核子(nucleon)は、原子核を構成する陽子と中性子のこと。原子の原子核は陽子と中性子により構成されていることにより、これらを総称して核子と呼ぶ。原子核とは原子の核であり、この中に一定数の核子(陽子と中性子)が含まれる。炭素の12Cであれば1つの核の中に6個の陽子と中性子を含む。 陽子も中性子もバリオンの一種であるため、核子もまたバリオンの一種である。
原子核の中の陽子や中性子の数に規則性はあるのだろうか?陽子数 Z または中性子数 N が2,8,20,28,50,82,126の原子核は特に安定であることが実験的に知られており,これらの数を「魔法数」という。
これらの原子核の結合エネルギーは大きく、安定した原子核を構成する。このような原子核を魔法核という。ヘリウム、酸素、カルシウム、ニッケル、錫(すず)、鉛などが知られている。
続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/
Wikipedia: マリア・ゲッパート-メイヤー
![]() |
原子核物理学 (現代物理学基礎シリーズ) |
クリエーター情報なし | |
朝倉書店 |
![]() |
電子と原子核の発見―20世紀物理学を築いた人々 |
クリエーター情報なし | |
日経サイエンス |