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地中レーダーで観測、ツタンカーメン王の墓に「隠し部屋なかった」!ファラオの呪いか?定説覆る

2018年06月20日 | サイエンスジャーナル

 地中内部を調べる方法

 見えない地中内部を調べるにはどうしたらよいだろうか?

 例えば地球内部構造を調べるには、「地震波」を使う方法がある。すいかをたたいて実がつまっているかを調べたり、聴診器を当ててからだの様子を探るように、地震波の波の伝わり方から地球内部を調べることができる。この方法は、異なる層の境界がどこにあるかを調べる上では大変有用で、地殻、マントル、核の境界とともに、それぞれの中にも、深さ方向に大きく波の伝わり方が変化するところがあることがわかった。今では、核の中は、深さ約5150kmを境にして、外側の液体部分(外核)と内側の固体部分(内核)からなることが分かっている。

 最近では、人体のCTスキャンにも似た「地震波トモグラフィー」という手法によって、地球内部の3次元的な構造を細かくみることができるようになってきた。地球内部の電磁気的性質やニュートリノを使った新しい方法によって、地球の内部構造がより具体的に明らかになると期待されている。

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参考 National Geographic news: http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/050800178/