Yes,We Love Science!

自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

オバマ大統領が非常事態宣言!米国の鉛汚染問題、古い水道管、塗料などが原因

2016年03月15日 | サイエンスジャーナル
 米国ミシガン州フリント市で鉛汚染
 中国では「四害・三廃」といって、「三害」は大気汚染、水汚染、騒音、固体廃棄物汚染、「三廃」は 排ガス、廃水、固体廃棄物が公害・環境問題になっている。
 
 中国は急激な経済成長を果たし、14億人近くの世界一の人口規模を抱えながら、排気規制や廃棄物収集など制度面が追いついていない部分が多く、中国国内だけでなく日本を含めた近隣諸国にも環境汚染の影響を及ぼしている。生活ゴミでも、改革開放の1980年代以降、経済発展,都市化の進展と生活スタイル変化に伴い、質的・量的変化を見せた結果、収集・処理は難航している。
 
 公害は発展途上国だけでない。日本でも過去にあったし、現在でも注意していないといつ汚染物質が垂れ流されるかわからない。それは米国でも同じである。最近、米国ミシガン州フリント市では水道水が鉛で汚染されているため、ペットボトルの水を使って生活している。
 
 
続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 National Geographic news: オバマ大統領が非常事態宣言、水道鉛汚染の現実

 
水俣病の科学
クリエーター情報なし
日本評論社
いのちと汚染と重金属
クリエーター情報なし
本の泉社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


快挙!すばる望遠鏡が、高速電磁波バースト(FRB)やミッシングバリオン問題を解明!

2016年03月14日 | サイエンスジャーナル

 電波天文学からのアプローチ

 電波天文学は、電磁波を使って観測する天文学の一分野である。対象とする電磁波の周波数帯によって、可視光による従来の天文観測、赤外線天文学、紫外線天文学、 X線天文学、ガンマ線天文学に分類されているが、最も波長の長い電波を使って観測を行う。

 天体からの電波は微弱であるため、観測は電波望遠鏡によって行われる。電波は波長が長いために星間物質による散乱を受けにくく、可視光では観測できない暗黒星雲の背後などを観測することが可能である。 しかし、短波より波長が長い(40m以上)電波は電離層で反射されるために地上に届かない。また波長の短い(3cm以下)電波は大気中の水分子や酸素分子によって吸収されるため、やはり地上に届きにくい。そのため、その間の波長の電波が観測に使用されている。

 電波望遠鏡の設置場所は、人間の生活によって生じる電波ノイズが少ない場所が適している。例えば電子レンジの電波もノイズとして感知する。また、波長の短い電波は大気中の酸素や水蒸気によって吸収されるため、大気が薄く乾燥している高山地帯の方が観測可能な波長の範囲を大きくできる。 そしてなるべく低緯度にある方が地平線に隠れる天体が少ないため、多くの種類の天体を観測できる。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 サイエンスポータル:謎の天体は50億光年の宇宙にあった

ALMA電波望遠鏡 (ちくまプリマー新書)
クリエーター情報なし
筑摩書房
宇宙の観測〈2〉電波天文学 (シリーズ現代の天文学)
クリエーター情報なし
日本評論社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


未利用の太陽光エネルギーを利用せよ!光アップコンバージョンの新材料開発

2016年03月13日 | サイエンスジャーナル

 フォトン・アップコンバージョンとは何か?

 フォトン・アップコンバージョンとは、低いエネルギーの光を高いエネルギーの光に変換する技術で、これまで不可能とされていた弱い光の利用を可能にする革新的なエネルギー創生技術であり、太陽電池や人工光合成の効率を大きく向上させるとして期待されている。

 太陽光は、紫外から赤外までの幅広いスペクトル分布をもつ。太陽光エネルギーを利用する試みは、太陽電池や人工光合成に代表されるように広く展開されている。しかし、近赤外から赤外のような長波長の光(低エネルギーの光)は利用が難しく、これら長波長光の効率的な利用は重要な課題となっている。

 長波長の光を効率的に利用する手法が、フォトン・アップコンバージョン(UC)であり、これには、二光子吸収や希土類ナノ粒子の多段階励起に基づく機構が知られているが、これらの現象を起こすためには、レーザー光などの非常に強い光(太陽光の千倍以上)を必要とするため、太陽光などの弱い光は用いることはできない。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 サイエンスポータル: 光アップコンバージョンの新素材

新素材を生み出す「機能性化学」がわかる (BERET SCIENCE)
クリエーター情報なし
ベレ出版
人工光合成―光エネルギーによる物質変換の化学 (複合系の光機能研究会選書)
クリエーター情報なし
三共出版

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


およそ5千年前、南極最大の棚氷が大規模な崩壊!温暖化で再び大崩壊の可能性

2016年03月11日 | サイエンスジャーナル

 最も大きな棚氷「ロス棚氷」

 棚氷(ice shelf)とは、陸上の氷河または氷床が海に押し出され、陸上から連結して洋上にある氷を指す。その上面は多くの場合、平坦な形状となっている。氷棚とも呼ぶ。

 洋上にある氷という点では、海氷と似ているが棚氷は陸上で形成され、海氷よりもだいぶ厚くなることがある点が異なる。海氷は通常、数m程度の厚さであるが棚氷はもっと厚く数十mの厚さとなることがある。

 氷山とも、陸上の氷と連結している点が異なる。ただし、棚氷の先端部では、沖合いへ氷が移動する動きが行われており、波浪や解氷などによって氷の分離が行われ、テーブル型氷山の生成が行われている。 南極・カナダ北部・グリーンランドなどの極地でのみ見られる。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 サイエンスポータル: 南極最大の棚氷が5千年前に大崩壊

nature [Japan] August 29, 2013 Vol. 500 No. 7464 (単号)
クリエーター情報なし
ネイチャー・ジャパン
「温度上昇はCO2が原因でないことが証明された」破錠する地球温暖化論―地球温暖化と原発ルネッサンス ~岩上安身による伊藤公紀氏インタビューVol.2
クリエーター情報なし
株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


アリにも休息が必要?働かないアリもコロニーの存続に必須であることが判明

2016年03月10日 | サイエンスジャーナル

 社会生活をする昆虫たち 

 社会性昆虫とは、集団をつくり、そのなかに階級を生じ分業が行われているような昆虫をいう。シロアリ、アリ、スズメバチ、マルハナバチ、ミツバチ、ハリナシミツバチの類がこれにあたるが、階級の分化や分業の程度は昆虫の系統的位置とはあまり関係がない。

 社会性の発生は母虫が子虫を哺育(ほいく)することから始まり、母虫の寿命の延長とともに大家族が形成され、ついで巣内の個体間に分業が生じたものであろう。ハチ類には孤独性の種類、単に集団をつくる種類、分業を生じた種類、形態分化がおこり階級を生じた種類があり、社会性の進化をうかがうことができる。

 社会性昆虫は階級の分化によって形態や習性の異なる社会的多形が生じ、普通は女王(雌)、雄(王)、働き虫に分けられるが、アリ、シロアリではこれに兵虫があり、シロアリではさらに副女王、副王という代用生殖者の階級がある。また、アリのなかには働きアリと兵アリの間に中間型をもつものがある。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 サイエンスポータル:働かないアリも集団生活に必要だった NHK視点・論点:アリの社会に驚き

アリの社会: 小さな虫の大きな知恵
クリエーター情報なし
東海大学出版部
働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)
クリエーター情報なし
メディアファクトリー

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


竹は木?草?開花は?多くの謎のうち、どうして節があるのかを解明!山梨大など

2016年03月07日 | サイエンスジャーナル

 タケに多くの謎

 タケ(竹)という植物にはまだわかっていない謎が多い。 竹は春先の成長期には1日に1mも成長する。一部のタケ類は周期的に開花し一斉に枯れることが知られている。その周期は極めて長く、マダケの場合は120年周期であると推定されている。

 しかし、まだ周期が分かっていない種類も多い。竹の種類によって開花周期に幅が見られるが、一般にはおおよそ60年から120年周期であると考えられている。

 竹は、イネ目イネ科タケ亜科のうち、木本(木)のように茎が木質化する種の総称である。しかし、通常の木本と異なり二次肥大成長はせず、これは草本(草)の特徴である。このため、タケが草本か木本かは意見が分かれる。

 

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 マイナビニュース:どうして竹は節を持っているのか解明

【まとめ買いセット】 置くだけ 竹炭 2個入×3個セット
クリエーター情報なし
岡部
竹 徹底活用術―荒れた竹林を宝に変える! (現代農業特選シリーズ―DVDでもっとわかる)
クリエーター情報なし
農山漁村文化協会

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


進化し続ける脳!脳の起源はサメより古い5億年以前(古生代・カンブリア紀)!と判明

2016年03月06日 | サイエンスジャーナル

 進化する脳

 脳(Brain)とは、動物の頭部にある、神経系の中枢である。脊髄とともに中枢神経系をなし、感情・思考・生命維持その他神経活動の中心的、指導的な役割を担う。

 人間の脳は、大脳、間脳、脳幹(中脳、後脳、延髄)、小脳の4種類の領域に分類される。このうち、脳幹は、中脳、後脳、延髄に3種類の領域に分類される。つまり、人間の脳は、大脳、間脳、中脳、後脳、小脳、延髄の6種類の領域に分類される。

 実に複雑だ。しかしこんな複雑な脳も進化の過程で次第に変わっていったとされている。現代人は1350mlの容積を持つが、今から240万年前のホモ・ハビリスの時代にはその半分の640mlしかなかった。いったいどのようにして脳は進化を遂げたのであろうか?

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 サイエンスポータル: 脳の起源はサメより古い5億年以前

進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)
クリエーター情報なし
講談社
脳の進化形態学 (ブレインサイエンス・レクチャー 2)
クリエーター情報なし
共立出版

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


イエティや雪男は実在した!およそ10万年前、大きすぎて絶滅した類人猿ギガントピテクスの子孫か?

2016年03月04日 | サイエンスジャーナル

 やはり、イエティや雪男は実在していた?

 昨年のことになるが、10月7日TBSでよる7時から放送した「世界がビビる夜」では、雪男の子どもが実在するという情報の真偽を確かめるためにロシア・コーカサス地方に俳優の中尾明慶が捜索するロケを敢行、伝説のイエティ(雪男)に迫った。

 その結果は驚くべきものであった。どんなに科学が発達しようとも、この世は未だ好奇心をくすぐる不思議な現象であふれている。UFOや未確認生物は、いつの時代も子供心をワクワクさせ、大人の童心をも刺激させるものだ。

 絶滅した類人猿ギガントピテクス(Gigantopithecus)は、かなりの大きさだった。化石から、身長は3m、体重は500kgほどであったとされる。しかし、発見された化石はわずか3個の下顎骨と歯のみである。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 National Geographic news:類人猿ギガントピテクス、大きすぎて絶滅

イエティ ヒマラヤ最後の謎「雪男」の真実
クリエーター情報なし
山と渓谷社
イエティを探せ―はじめて手にする世界地図
クリエーター情報なし
ゆまに書房

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


臓器移植後、免疫抑制剤が不要に?患者と提供者のリンパ球培養で

2016年03月03日 | サイエンスジャーナル

 臓器移植と免疫抑制剤

 病気などによって機能を失った臓器を健康な臓器で置き換えることを臓器移植というが、移植された組織が同種か異種かにかかわらず、やがて壊死に陥り排除される現象を、拒否反応(拒絶現象)という。

 移植された組織あるいは器官が宿主に対して抗原として働き、宿主の体内で抗体がつくられ、この抗体をもつ細胞が移植体を攻撃して拒絶反応を起こすと考えられている。

 一個体の臓器や組織を他の個体に移植すると、当初の7~10日間血液供給も回復し成功したようにみえても、やがて炎症を起こし、リンパ球、単核球が浸出し、移植物は壊死(えし)して離脱する。

 そこで移植後必要なのが免疫抑制剤で、臓器移植や骨髄移植のほか、自らの細胞を異物と認識してしまう自己免疫疾患などの治療に使われる。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 中日新聞: 生体肝移植、移植後免疫抑制剤いらず

がんと診断されたら ANK免疫細胞療法
クリエーター情報なし
幻冬舎
実験医学増刊 Vol.33 No.2 再生医療2015 幹細胞と疾患iPS細胞の研究最前線~飛躍する基礎研究 加速する臨床への挑戦
クリエーター情報なし
羊土社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


やはり朝食は大切!朝食をとらないと脳出血のリスクが高くなることが判明!

2016年03月02日 | サイエンスジャーナル

 朝食をとらないと体によくない

 コホート研究(cohort study)とは分析疫学における手法の1つであり、特定の要因に曝露した集団と曝露していない集団を一定期間追跡し、研究対象となる疾病の発生率を比較することで、要因と疾病発生の関連を調べる観察的研究である。

 朝食をほとんど取らない人は、毎朝食べる人と比べて脳出血を起こすリスクが36%高まる、とするコホート研究の結果を国立がん研究センターと大阪大学の研究グループがまとめた。朝食を抜くことによる血圧上昇が関係しているとみられるという。

 朝食をとらないと体によくない…というが、それは、一日の最初のエネルギー源になることや、生活のリズムをつくることなどの面から言われたことで、病気との関係はあまり指摘されていなかった。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 サイエンスポータル: 朝食摂取回数が少ないほど、脳卒中の可能性が高くなる

朝食を抜くと健康になる
クリエーター情報なし
PHP研究所
体を温め、知力・体力を高める子どもの朝食献立と料理130品―朝食抜きは、子どもの集中力、持続力を奪います! (マイライフシリーズ特集版―健康レシピシリーズ)
クリエーター情報なし
グラフ社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


南極でペンギン15万羽死ぬ、氷山漂着が原因!氷床の流出が続く南極で何が起きているか?

2016年03月01日 | サイエンスジャーナル

 氷山の漂着で危機にある南極のペンギンたち

 アデリーペンギン(Pygoscelis adeliae)は、ペンギン科・アデリーペンギン属に分類されるペンギンの一種。南極大陸で繁殖するペンギンはこの種とコウテイペンギンのみである。

 種名は、1840年に南極に上陸したフランス人探検家デュモン・デュルヴィルの妻・アデリー (Adélie) への献名で、彼が上陸した場所はアデリーランドと名付けられ、そこで発見された本種にもアデリーの名が付けられた。

 現在、アデリーペンギンが危機に陥っている。

 南極大陸東部で、巨大な氷山が生息地近くの湾に漂着したことにより、アデリーペンギン約15万羽が死んだという研究結果が、科学誌「アンタークティック・サイエンス(Antarctic Science」の今月号で発表された。餌を探すために非常に長い距離の移動を強いられたことがその原因だという。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 AFPBB news:南極でペンギン15万羽死ぬ、氷山漂着が原因 NHKクローズアップ現代:南極大陸が融ける?温暖化調査最新報告

みんなが知りたい南極・北極の疑問50 南極点の標識が毎日移動しているって?南極の地下にある地底湖の正体とは? (サイエンス・アイ新書)
クリエーター情報なし
SBクリエイティブ
激変する気候 (別冊日経サイエンス197)
クリエーター情報なし
日本経済新聞出版社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please