Liu Xiang Tea Salon

「リュウシャンティーサロン」での中国茶・台湾茶のレッスンの様子、季節ごとのインテリアの設えなどを綴っています。

「茘枝紅茶」とスポーツ

2011-06-22 | Tea Leaf/Tableware
Basic Courseでも楽しんでいただく「荔枝(ライチ)紅茶」。
先日、これまでになく美味しく感じた日がありました。

それは、最近始めたテニスの後の一杯。



ライチの甘みがほのかに感じられるこのお茶が、
これまでで一番というほど美味しく感じられました。

最近よく思うのが、お茶は淹れ方はもちろんですが、
飲む時の環境、気温、雰囲気、その時の体調など様々な要因によって
味が違って感じられるということ。
部屋の温度が違うだけで、
飲む時のお茶の温度にも違いが感じられます。

シンガポールと日本では、
お茶の熱さや味に対する生徒さんの感想も違い、
お茶の奥深さを実感します。


こういうことを言うと、中国茶って難しいと思う方もいらっしゃると思いますが、
本人が一番美味しいと感じることが大切!
ぜひ気軽に皆さまも中国茶を楽しんでいただけたらと思います。


テニスの方はというと、
十数年ぶりのテニスの後は、
茶杯を持つのもつらいぐらい(本当だから驚きです!)、
体が悲鳴をあげていましたー。
気持ちだけが学生の頃のままで・・・(笑)。
すこしづつ楽しんでいきたいと思います。


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「急須」と「ほてい草」と「ほんの少しの気持ち」

2011-06-17 | Tea Leaf/Tableware
夏に向かって、蓮や睡連、浮草など夏らしい植物をお花屋さんでよく見かけるようになりました。

我がサロンの入口でも、急須に浮草のホテイ草を飾って
皆様をお迎えしております。



お茶を淹れる急須には使えない品質のよくない急須は、
このように花器として使うといいですね。


ご報告が遅くなりましたが、
4月、5月の茶葉と茶器の売り上げに、少しの私の気持ちを添えて、
東日本大震災の義援金として、日本赤十字社を通じて寄付させていただきました。
ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
ほんのわずかですが、今の私にできることから。
少しでも早い被災地の復興を願って。



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手作りの緑茶♪

2011-05-25 | Tea Leaf/Tableware
自然の学校で子供が緑茶の茶摘み&製茶を楽しんできました。
(私も行きたかった~)

茶摘みの時には雨が降り、
お茶には決して良い条件での茶摘みではありませんでしたが、
「手作りの緑茶」に心が躍りました~♪




最後の乾燥が不十分だったので、我が家の焙煎器で乾燥をしてあげると、
緑茶の新鮮な香りが漂いなんともいえない気分に~。



お味は本当に新鮮で香りが良く、甘みもあり、渋みがやや強かったのですが、
子供の手作りの緑茶に、心が癒されました。



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蒙頂黄芽~明前鮮嫩芽~

2011-05-13 | Tea Leaf/Tableware
四川省で黄茶の「蒙頂黄芽」の製茶をしてきた茶友より、
貴重な特級「蒙頂黄芽」明前鮮嫩芽を頂きました。



明前鮮嫩芽とは二十四節気の清明節以前に茶摘みされた新鮮で若い新芽という意味です。
中国茶の明前茶とは日本茶でいうところの新茶の特級品。
新鮮な香りと味を楽しませて頂きました~。


湿茶を見ると、ぷっくりと若くて本当にきれいな新芽で作られているのが良く分かります。



今回は観賞荷(茶葉を観賞する器)にヘレンドのオープンシュガーを使って楽しんでいただきました。


茶友に心より感謝申し上げます。


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心癒される「文山包種」

2011-05-11 | Tea Leaf/Tableware
お茶のご縁でお知り合いにならせていただきました方より、
ご自分で茶摘み&製茶された貴重な「文山包種」を頂きました。

製茶の最終工程の”抜茎”(茎や茶葉以外の雑物を取り除く工程)はまだ行っていないとのことで、
”抜茎”の楽しみも与えて頂きました~。




「文山包種」の香りは、”香水の香り”と形容されるほど香りが良いのが特徴のお茶。
香りが良く、味も新鮮で、何より心のこもったお茶であると思うと、
心が温かくなり、癒されました~。




心より感謝申し上げます。


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台茶18号

2011-05-03 | Tea Leaf/Tableware
~ NEWS ~
◇Liu Xiang Tea Salonで取り扱っている茶葉と茶器の4月、5月の売り上げの全額を、
 東日本大震災の義援金として日本赤十字社を通じて寄付させて頂きます。
 ご協力をお願い申し上げます。


  * * * * *


お茶がご縁でご一緒させていただきました方より、
とても素敵なお届けものがありました。

「台茶18号」という名の台湾の紅茶、別名「紅玉」。
早速楽しみに頂きました。


乾茶は黒っぽい長自然巻き。
乾茶からしても飲むのがワクワクします。




湯色は濃いオレンジ。
味はライチを思わせるようなすっきりとした甘さが広がります。
渋みが少なくとても飲みやすい!
味にうるさい我が子も美味しいと言っておかわりをしたので驚きました!




先日も大変お世話になったのに、お茶のプレゼントまで頂き、
心より感謝申し上げます。
「茶人一家」。
今度は何かお役に立てることがあればうれしく思います。




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急須 ”笑い仏陀”

2011-03-23 | Tea Leaf/Tableware
まだまだ続く被災地の方のことを思うと胸が痛む毎日です。
関東の方でも地震酔いや無気力になったり、外出を控えている方が多いと思います。
私も悲しい報道を目の当たりにして心が塞いでしまいますが、
すこしづつ、がんばっていかないと。

個別にメールでご連絡させていただきましたが、
Liu Xiang Tea Salon(リュウシャン ティーサロン)は今月はお休みさせていただきます。



今日は少しでもほっとできる急須をご紹介。



「笑い仏陀」とよばれる仏陀が急須の蓋に飾られている縁起の良い急須です。
なんとなく安心できる愛嬌のあるある笑いにホッとさせられます。


この急須は別名「袋仏陀」ともいわれています。



急須の形が袋の形をしていて縁起が良い急須なのです。
2色の土がマーブル状に混ぜられた面白い急須です。



皆で日本を元気にしていかないとですね。


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烏龍茶とワイン

2011-03-11 | Tea Leaf/Tableware
最近私がはまっていることは、
寝る前に赤ワインを楽しむこと♪
オヤジですね~(笑)

もともとワインスクールへ行ったこともあるほどワイン好きでしたが、
夕食時に飲んでしまうとその後の雑事に支障をきたすので
最近は夜、家では飲むことも少なかったのですが、
気にせず飲める、寝る前の一杯にはまっています。



お茶の香りや味を表現するのも複雑でその表現の仕方が難しいですが、
ワインもお茶にはあまりないスパイスの香りとか濡れた落ち葉の香りとかなめし皮の香りなど
その一杯に奥深い香りや味が隠されていて、
そんなことを楽しみながら飲む一杯はとても楽しいものです。

そして、ワインの後に必ず飲みたくなるのが
鉄観音に代表される中発酵の安渓の烏龍茶。

お茶は「解酒」といってお酒の酔いを醒ます効能がありますが、
必ずワインの後に軽すぎもせず重すぎもしない、
そんな烏龍茶が欲しくなる体の自然な欲求が面白いです。


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雛祭りに飲む我が家のお茶

2011-03-02 | Tea Leaf/Tableware
3月3日は雛祭りですね。
我が家もお雛様を飾って楽しんでいます。

そんな雛祭りにふさわしい我が家のお茶。



子供がお茶が飲みたいというので、
「何茶がいい?」と聞くと
「石上茶!」。

「石上茶」とは以前台湾の凍頂山へ子供も一緒にお茶を作りに行った思い出の「凍頂烏龍茶」です。
勝手に自分の名前を付けてそう呼んでいます(笑)。

久しぶりに飲んだそのお茶に子供が
「美味し~!!!」
懐かしさと思い出と凍頂烏龍の美味しさが相混じったのか
子供の嬉しそうな顔。


楽しい一日となりますように。



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白茶☆3種

2011-02-27 | Tea Leaf/Tableware
先日飲み比べをした白茶3種類。


左よりシンガポール発の自由が丘にオープンしたTWGの「White」。
TWGは3年ほど前にシンガポールにオープンした、素敵な雰囲気のお店です。
フレーバーティーを多く扱っています。

そしてSingapore留香茶藝の「貢眉」、「白牡丹」。







白茶は4種類あるうちの茶湯の色が白い(透明に近い)のは、新芽だけでできている「白毫銀針」のみで、
他の3種類(白牡丹、貢眉、寿眉)は茶湯に”色”があります。
香港では寿眉茶がよく飲まれていますね。







TWGの「White」は白茶にストロベリーフレーバーが付けられたお茶でした。

「白牡丹」や「貢眉」は花の香りが感じられます。


飲み比べをすると、初めて飲む生徒さんも
お茶の味の違いを楽しんでいただけます。


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急須の紐結び☆

2011-02-18 | Tea Leaf/Tableware
頂いた素敵なお花に合わせて、
こんなピンクの紐を急須の紐結びに使ってもかわいいです。



宜興の急須はお茶を美味しく淹れられますが、
色が寂しい時には、
急須本体と蓋を結ぶ”紐の色”で急須の雰囲気を変えてみるのも楽しいです。

急須の紐結びは、Intermediate Course(中級)で練習します。



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工芸茶

2011-02-16 | Tea Leaf/Tableware
先日生徒さんと楽しんだ工芸茶。

工芸茶とはご存知の方も多いかと思いますが、
茶葉を整形、つまり茶葉を紐で結んで形づくり、
花や鳥など色々な形に作って、観賞を楽しむお茶です。

普段はあまり飲まないのですが、
シンガポールの空港で購入した工芸茶と留香茶藝の工芸茶を飲み比べてみました。



湯を注ぐ前の乾茶の香り、茶湯の色・香、そして味、
二つの違いが歴然で面白かったです。

きっと一つ飲んだだけでは工芸茶とはこういう味だと思ってしまうと思いますが、
比べてみることによって、味の良し悪し,、違いを知ることができます。


皆様にも、美味しいお茶を知って頂けたらうれしいです。


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呂禮臻先生の「傅統烏龍」

2011-01-28 | Tea Leaf/Tableware
今週は李宗師の良友、呂禮臻先生にいただいた「傅統烏龍」を生徒さんと楽しみました。

”傅統”は”伝統”のことです。
「伝統烏龍」ってどんな烏龍茶だろうと思って
封を開けて、納得しました。

お茶は「阿里山高山茶」。
最近は発酵も焙煎も軽い青いお茶が多い中、
このお茶は伝統の高山茶のようにしっかりと焙煎されたお茶でした。



乾茶は先週の「阿里山烏龍」(→☆)と比べても
ずいぶん焙煎されているのが分かるかと思います。

もともと焙煎はお茶屋さんでするものですが、
最近は、低温でじっくりと時間をかけて行う難しい焙煎をしないお茶屋さんも多いようです。
呂先生は焙煎の技術も素晴らしい方で、
このように焙煎のしっかりとされた台湾の烏龍茶は少ないです。


茶湯も焙煎がしっかりとされているだけあって、
少しオレンジがかった薄い茶色。
香りは、熟した果実の香りがします。



茶湯のお味は、台湾の高山茶とは思えない熟した果物、
蜂蜜のような甘み、ほどよい焙煎香、
その奥に広がる阿里高山茶の上品な味。



最近は青ーいお茶が多いですが、
このような伝統のお味のお茶も大切にしていきたいです。

呂先生に心より謝謝です。


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呂禮臻先生の「阿里山烏龍」

2011-01-21 | Tea Leaf/Tableware
今日は、先日の華泰茶荘の新春茶会で講師をされた呂禮臻先生にいただいた
「阿里山烏龍」を生徒さんと一緒に楽しみました。

乾茶は濃い緑と黄緑が相混じり、
しっかりと揉捻された大きめの全巻きの茶葉です。



香りはほのかに花の香り、新鮮な香りがして、飲むのが楽しみ♪



茶湯の色は奇麗な透き通るような輝きのある黄金色。



一口口に含むと、花畑を思わせるような豊かな花の香りが口いっぱいに広がり、
なんともいえない高山茶の気品のある香り、そして新鮮な果物、上品な甘み。

ほっとうれしい気分になれる、そんなお茶でした。


呂先生に謝謝です。


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1993年老水仙

2011-01-06 | Tea Leaf/Tableware
今年初めてのお客様には、簡単なトマトソースのスパゲッティーランチでおもてなし。

食後のお飲み物は、「中国茶」とのリクエストでしたので、
中国茶の中からご自分で飲みたいお茶を選んでいただきました。

食後のお飲み物はいつもお客さまに、「コーヒー」「紅茶」「中国茶」の中から
お好きなものをお選びいただきます。

私も中国茶に限らずコーヒーや紅茶も好きでいつも飲んでいますし、
何よりお客さまにリラックスして楽しんでいただきたいので。



濃い茶がお好きとのことでしたので、
「工夫点前」で濃い茶をもてなしました。



本日のお客様の選ばれたお茶は
留香茶藝「1993年 老水仙」。



お正月にふさわしい、玄人好みの美味しいお茶です。

武夷の岩茶は年代の経たお茶は保存が良ければ、
年月を経た複雑でまろやかで酸味のある
なんともいえない年月を感じるようなお味になります。

皆さまもいろいろなお茶を楽しんで下さいませ。


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