LUSTYHOUSE

まだ、もう少し作ること、動くこと、想像すること、楽しむこと。気ままに、思うことを書いてます。

事故

2008年08月02日 | おしゃべり

 バックしていて自宅の壁に車をぶつけた。車の角がちょっとへこんだ。これまで何度か事故にも遭う。怪我もなく車が壊れただけなので幸運なのだが、おかしなことがあるのだ。事故は全て後ろから追突される、お釜を掘られるのだ。車以外ではいたって健全なのに、だ。
 弟に車を貸していて、信号待ちでトラックに追突されたのが事の始まり。弟の言によると夜間信号待ちで、怪しい(スピードを落とさない)トラックをバックミラーで確認したが、助手席の友人を押さえるのがやっとだった、という。
 2度目は路地に入ろうとしたところ、車と出くわしストップ。いきなり衝撃があった。ケツが大きくへこんだ。運転手「止まるとは思わなかった」。2度あることは、3度あるという。
 3度目、会社に家人から電話。「事故だ、すぐ来い」。相手に代わってもらう。「奥さんが大変な剣幕で、こちらはいいんですが」。テールランプのカバーが壊れたという。路地で対向車が後ろをかすっただけだった。ウインカーを出さずに曲がってきたと、家人。よく見ている。
 4度目は駐車中、車に戻ってみたら道路標識の上に車はいた。標識をなぎ倒して乗り上げていたのだ。免許取り立ての若者で、呆然と寝間着姿で立っていた。この時は真後ろから突っ込んだようだ。なんでと思ったが、気の毒で詳しくは聞かなかった。怪我がなく何より。4度雷に撃たれた人がいるということで、ダイハード4は作られたらしい。
 5度目はバイパスを走行中。いきなり後ろから追突された。友達同士、じゃれあってカーチェイスしていたらしい。まず中央分離帯にぶつかり弾みで俺のバンに後ろからぶつかって来た。なんじゃこいつは、後ろからぶつかった乗用車が、ずるずる大破しながら前に来る様子がスローモーションのようだった。俺のハイエーススーパーロングは少しへこんだ。全塗装した。エイリアン3がポシャッタので4をつくったようだが、ぽしゃった。5は出ないよな当然。そういえばハイエースに乗っていた頃、事故を想定して家人と足上げ訓練をしていた。突然足上げと叫ぶのだ。バンは前がないので当分不安だった。
 6度目は信号待ちしていた後ろの車が追突され、弾みで俺の車にぶつかった。ぶつけた車に同乗していた女性は泣き出すし、クラクションが鳴りっぱなし。5度目ともなると落ち着いたもので、ぶつけた車のヒューズをはずし警察を呼ぶが、来ない。派出所に出向けと言う。位置を確認、運転者にぶつけたことを確認させてから、派出所に行く。ぶつけられた後ろの女性(ママさん、子供がいた)は、警察が病院の手配もしてくれていると思っていたのか、対応の不親切さに怒り出す。無理もない。やむなく、俺が病院に連れて行くことに。
 これで終わりと思ったでしょう。どっこい7度目、今度は自分でぶつけた。路地から右折しようと、出たとたん車が猛スピードで来る、ストップ。ちょっと出過ぎたかなと思い1メートルくらい下がった。路地なので後方確認を怠った。しかし、ちゃんと、それもすぐ後ろに軽トラックがいらっしゃった。クラクション鳴らしてよ。我が方のピックアップトラックは、荷台のドアというかハッチが大きくへこんでいた、さぞかし軽の方はと思いきや、無傷なのだ。なんで? 本当にぶつかったんだろうか? 軽は確認後、笑って去っていった。
 それ以来事故はない。前からぶつかった時は、無事では済むまい。ラッキーなこともあった。2車線を走行中、前方の左車線に駐車中のトラック。荷物にロープをかけていた、体重をかけ、引っ張った瞬間ロープが外れ彼はこちらの車線に投げ出された。瞬間ハンドルを切り対向車線に躱(かわ)した。0.2秒の早業。通りすぎてバックミラをー見たら、何度も何度も頭を下げていた。人を轢いたかもしれない経験はこの時だけ。以来、予測を心がけるようになった。バックミラーで後方を常に確認、白バイやパトを見逃さないのはもちろんのこと、車や人が飛び込んでこないか、前の車がいきなり車線を変えないか。安全運転だけでは不十分なことは言うまでもない。正しく運転していても死ぬのは自分かもしれないのだ。現実の世界では、理不尽なことがしばしば起こる。WiiとDSで反射神経と想像力を鍛え抜け。
Kuruma