LUSTY(ラスティ)というのは、犬の名前。以前飼ってたダックスフントの名だった。13年一緒にいた。LUSTYというのは英語で頑健な、元気なという意味。アメリカの映画でもラスティという名を付けている犬が登場することがある。この名は、次に飼ったラブラドールにも引き継いだ。今はロゴにしている(LUSTYHOUSE)。名前に負けず元気な犬だったが、3年前アレルギー性の発疹が出始めいっきに全身の毛が抜けた。毛根が膿み、常にカサフタになっていた。かゆみが止まらず、家中ふけだらけで掃除が大変だった。
最初の動物病院で投与された抗生物質がよくなかったのか、病状は一気に進み。体重も49kgから38kgまで落ちる。一度は覚悟したが、今年になって何とか毛が生え始め治りはじめたかに見えた。
あらゆる治療で体の負担も限界に達していたのかもしれない。4日前から、急に咳き込み呼吸が変になった。タンが絡んだような呼吸音。往診を受け、熱もあったので風邪との診断。暑がりの犬、暑い夏でクーラーは1日中欠かせなかったから、風邪をひいたか。点滴や注射で元気になり、夕食も平らげたのだった。
18日朝5時、ひどい呼吸音で飛び起きる。朝を待って、獣医に連絡。ベランダに横たわったままだった。吠えるようなかすかな声を何度もあげて彼は逝った。ベランダのトイレで用をたそうとしたのだった。最後の最後まで一度もしくじることはなかった。12年と半年、一緒にいた。