青天の霹靂(へきれき=雲ひとつない晴天に、突然雷鳴がとどろく)びっくりしたな~ もう、ということ。タイムショックだ(時間とともに焦りや衝撃が深まってゆくこと)。集英社「月刊PLAYBOY(日本版)」が、来年1月で休刊になるという記事を週刊誌で読んだ。ネットでも2400件ヒットした。実に残念だ。1975年5月に創刊。実に33年間買い続けた雑誌だった。硬軟合わせ持ったハイセンスな雑誌。男とはどうあるべきか、問い続ける雑誌だった。挿絵もいい。空山基もたびたび登場。芸術家も育てた。「セックス、女、ライフスタイルetc.」の挿絵が好きだった。以前木工の世界もちゃんとあって、意表を突く手づくり家具の特集かっこよかった。映画評は信頼していた。うんちくある特集やインタビューも多い。何より編集者のセンスが光ってた。
パーティ・ジョークは分からないもの、つまらないもの、笑えるもの、名作も数多い。総じて長いものはつまらなかった。途中で”落ち”がばれるものも多い。覚えてるものは無いが、最近笑えたやつを一つ無断で転載する。「夫曰く おまえを世界一幸せにしようと思う。 妻応えて 寂しくなるわ」。ほんと寂しくなる。あのしょうもないヌードで、会社で広げてたらセクハラになるというし、広告もなかなか付かなかったらしい。最後は5万部くらいまで落ちた。
PLAYBOYのカメラマンあるいは編集者はどうかしてる。毎回同じようなつまらない裸の写真を掲載して、よく飽きないものだ。もっと感性に訴えるような、描(か)きたい<誤解しないで>と、思えるような写真は撮れないものか。編集部に抗議したこともある。編集部も載せたくなかったようだが、アメリカが許さなかったという。他の写真は全ていい。料理や風景の写真などは美しかったのにヌードだけ、ほんと最悪なのだ。
休刊ということは、廃刊じゃない、休みということで、しばらく休んだら出て来る、ということかもしれない。それまで創刊号から読んで
待つ。