江戸まで残すは品川だけとなった川崎宿です。
品川との間に流れているのが多摩川です。度々の洪水で橋が流され、六郷の
渡しとして渡舟になったようです。
向こう岸の家並みが川崎宿となっていて、舟待ちの人々が沢山います。
渡し舟には竿を操る船頭、のんびり煙草をくゆらす商人、談笑する一団が乗って
います。
絵を見て、「いやー、どうしよう」と思いました。
富士山があり、家屋・木々が多く、おまけに渡し舟と乗客の人数の多いことです。
おまけに不得意の馬もいましたね。
懐かしくも、富士山はこれが最後の制作となりました。
中央奥に舟場会所があって船賃を支払う場面もあるのですが、見えなくなって
しまいました。もう少し上に作ればよかったと反省しきりです。
少しアップしました。
原画です。
次は、いよいよ品川です。