閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなり近くで楽しい仲間との歌を楽しんでいます。

「大黒天」

2025-02-01 06:00:29 | 七福神
今日は土曜日、作品紹介の日です。今年前半を飾るメインの七福神シリーズの1作目
「大黒天」です。やさしそうな顔に仕上がりました。
大黒天の簡単な紹介です。
 
だ い こ く て ん
大黒天は、大自在天の化身ともいわれ、大国主命と神仏習合したものである。一度仏となったが、人々に福徳を授けるために再びこの世に現れたという。大地を掌握する神様(農業)でもある。大きな袋を背負い、打出小槌をもち、頭巾をかぶられた姿が一般によく知られていて財宝、福徳開運の神様として信仰されている。
 
きのうの朝、予報は雲が多いだったのですが、きれいに明けました。
 
ネットで見たニュース、日本の神社で効果があるのでしょうか? それにしても、
人間のお金信仰はすさまじいです。
「春節休み」で来日した台湾からの観光客
「金運アップ。銭洗いでこの紙幣を洗った。(1000円札は)娘が買い物する時に使う」
小網神社は「東京銭洗い弁天」とも呼ばれ…
「中国のお金を洗っています。しかも写真を撮っています」
中国のSNSで大きな話題になっているというのです。中には…
「クレジットカードも洗ってます。財布をまるごと洗ってる」
「春節休み」で来日した香港からの観光客
「日本で祈ったんだから、お金が増えてほしい」
さらに電子マネーが普及した今らしく…
「携帯をお洗いになる方もいらっしゃる。あまり推奨はしてないですけど。
無造作に何も考えずに洗う方も中にはいらっしゃる」
 
きのうも、午後に新しいコースのヨーカドー館内歩きをやりました。余り、歩数が
増えないように気をつけて早目に引き上げ、2,243歩で帰りました。
妻は、別行動で同じマンションの2人と女子会、近所の喫茶店に行きましね。
楽しくおしゃべりして、5時頃帰ってきました。どんどん我が家の内情が洩れ出て
行くようです。
 
日の入り時はすっかり雲がかかった富士山でした。
 
今朝は3℃、最高も11℃までの曇り空の一日のようです。
 
大黒天の詳しい解説がありました。
ヒンドゥー教シヴァ神の化身であるマハーカーラは、インド密教に取り入れられた。“マハー”とは大(もしくは偉大なる)、“カーラ”とは時あるいは黒(暗黒、闇黒)を意味するので偉大なる暗黒(闇黒)の神『大黒天』と名づく。その名の通り、青黒い身体に憤怒相をした護法善神である。

シヴァ神のマハーカーラがそのまま密教に取り入れられたため、初期の大黒天はシヴァと同様に四本の手に三叉戟、棒、輪、索をそれぞれ持った像として描かれた。さらには、ブラフマーとヴィシュヌをも吸収していき、ヒンドゥー教の三神一体(ブラフマー・ヴィシュヌ・シヴァ)に対応した三面六臂の憤怒相の大黒天(マハーカーラ)も登場した。

後期密教を継承したチベット仏教では、大黒天(マハーカーラ)の像容は多彩であり、一面二臂・一面四臂・一面六臂・三面二臂・三面四臂・三面六臂などがある。(シヴァに由来しながらも)シヴァとその妻パールヴァティー、もしくはガネーシャを踏みつけてヒンドゥー教を降伏させて仏教を勝利させる護法尊としての姿が主流となった。チベット・モンゴル・ネパールでは貿易商から財の神としての信仰を集め、チベットでは福の神としての民間信仰も生まれた。

日本には密教の伝来とともに伝わり、天部と言われる仏教の守護神達の一人で、軍神・戦闘神、富貴爵禄の神とされたが、特に中国においてマハーカーラの3つの性格のうち、財福を強調して祀られたものが、日本に伝えられた。密教を通じて伝来したことから初期には主に真言宗天台宗で信仰された。インドでも厨房・食堂の神ともされていたが、日本においては最澄が毘沙門天弁才天と合体した三面大黒を比叡山延暦寺の台所の守護神として祀ったのが始まりという。後に大国主神と習合した。室町時代になると日蓮宗においても盛んに信仰された。「大黒さん」として親しまれている。

本来の像容は、一面二臂、青黒(しょうこく)か黒色で忿怒(いかり)の相で表現される。『大黒天神法(嘉祥寺神愷記)』には、烏帽子・袴姿で右手の拳を腰に当てて、左手で大きな袋を左肩に背負う厨房神・財神として描かれている[注釈 1]。この袋の中身は七宝[注釈 2]が入っているとされる。

  • 胎蔵生曼荼羅での大黒天は、シヴァとその聖なる白牛ナンディン(白い水牛が中国や日本で認識されずに、山羊や兎の姿で誤描写)を降伏させている立像で身の丈は通常は五尺である。

ほとんどが一面だが、上述のように毘沙門天・弁才天と合体した三面六臂の大黒天も作られた。

以上のような憤怒相は鎌倉期の頃までで、これ以降、大国主神と習合して現在のような柔和相で作られるようになるが、まれに観世音寺福岡県)にある大黒天立像のように憤怒相の像も見られる。

 

コメント
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