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閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎
趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなり近くで楽しい仲間との歌を楽しんでいます。
「青春サイクリング 」
2018-10-04 21:15:23
|
今日の歌
歌の週、4日目は「東京大衆歌謡楽団」のコンサートでした。
これも、文化会館リニューアル行事の一環でしたね。
昔懐かしい歌の数々を聴かせていただきました。
終わってからの懇親会も楽しかったです。
会場の皆さんと、一緒にこの歌を唄いました。
歌は、コメントから彼らの浅草での街頭演奏を聴けます。
#音楽
コメント (4)
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4 コメント
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歌が聴けます。
(
閑斉
)
2018-10-04 21:22:04
オリジナルは、小坂一也さんが唄いました。
Youtube からの引用です。
「青春サイクリング」 東京大衆歌謡楽団 2012.12.16
https://www.youtube.com/watch?v=_NGadS-xMAM
返信する
歌詞と解説です。
(
閑斉
)
2018-10-04 21:30:25
作詩:田中喜久子 作曲:古賀政男
1 みどりの風も さわやかに にぎるハンドル 心も軽く
サイクリング サイクリング ヤッホー ヤッホー
青い峠も 花咲く丘も ちょいとペダルで 一越えすれば
旅のつばめも ついてくる ついてくる ヤッホー ヤッホー ヤッホー ヤッホー 2 行こうよ君と どこまでも はずむ銀輪 リズムに乗って
サイクリング サイクリング ヤッホー ヤッホー
波もささやく 浜辺の道を 若い歌声 合わせて走りゃ
潮のかおりが 夢を呼ぶ 夢を呼ぶ
ヤッホー ヤッホー ヤッホー ヤッホー 3 夕焼け空の あかね雲 風にマフラーを なびかせながら
サイクリング サイクリング ヤッホー ヤッホー
走り疲れて 野ばらの花を 摘んで見返りゃ
地平の果てに あすも日和の 虹が立つ 虹が立つ
ヤッホー ヤッホー ヤッホー ヤッホー
以下は、ネットにあった感想の抜粋です。
青春歌謡の古典的名曲です。聴きながら自然と体が自転車をこぐリズムで揺れてくるようです。「サイクリング サイクリング ヤッホー ヤッホー」もよかった。「ヤッホー ヤッホー ヤッホー ヤッホー」の繰り返しもたのしかった。なにか楽しいことが待ってる気がして、サイクリングに出かけたくなります。
古賀政男の曲もすばらしいが、歌詞もすばらしい。でも、どちらもいま聴いてみればやっぱり昭和三十年代前半のちょっとレトロななつかしさ。そこがまたうれしい。
歌詞でいえば、「ちょいと」「一越え」、「明日も日和」の「(天候一般でなく良い天気という意味での)日和」など、もう60年代青春歌謡の歌詞には使いにくくなった言葉です。
そういえば、「旅のつばめ」も「旅のつばくろさびしかないか」(「サーカスの唄」s8-5西條八十作詞/古賀政男作曲)などを思い出させます。戦前にはズバリ「旅のつばくろ」(s14-9)という歌も「旅のつばめ」(s16-5)という歌もありました。 それにしても、「銀輪」とはまったく見事な造語。「自転車」という言葉がもっぱら漢字の意味だけに頼っているのに比べれば、「銀輪」は漢字のイメージ喚起力が生きているし、「ginrin」という音の響きも自転車にふさわしい。 誰がいつごろ作った造語か知りませんが、「銀輪」という言葉を一挙に普及させたのは「大東亜戦争」開戦の際にシンガポールへと進撃した「銀輪部隊」だったでしょう。歩兵に軽快な速力を可能にしたこの「銀輪部隊」、マレー半島だけでなくフィリピンでも活躍しました。「銀輪部隊」という呼び名は当時の新聞等が与えた愛称だそうです。 (昭和16年4月に灰田勝彦&歌上艶子の「銀輪の歌」(薮内喜一郎作詞)というレコードが発売されています。歌詞を見るとどうも金属供出の一環としての自転車供出を奨励する軍国歌謡らしいのですがよくわかりません。「銀輪」が薮内喜一郎の造語かどうかもわかりません。ただ、やっぱり戦争がらみだというのがおもしろい。ともあれ「銀輪」という言葉自体は「銀輪部隊」以前からあったわけです。なお、薮内喜一郎は「♪勝って来るぞと勇ましく」の「露営の歌」(s12-9)の作詞者です。) youtubeで探したら、こちらに「走れ日の丸銀輪部隊」(s18-5)、こちらに「勇む銀輪(自転車部隊に捧ぐ)」(s17-5)という軍国歌謡がありました。ことに「走れ日の丸銀輪部隊」の方など、軍国歌謡と思えないほど楽しく軽快です。 陸軍歩兵は銃を担ぎ重い背嚢を背負って苦しい苦しい行軍をするものですが、自転車は彼らを重力のくびきから解放してくれたようです。もちろん彼らの行く手には激しい戦闘の死と破壊の時が待っているのですが、自転車を飛ばしている今この時だけはなにやら「夢のような」幸福感がただよいます。 その意味で、「銀輪部隊」の爽快な疾走感は、「見よ落下傘空を征(ゆ)く」と「空の神兵」(s17-5)が歌った落下傘部隊の、やはり重力のくびきを逃れた「夢のような」浮遊感と好一対だった気もします。自転車も落下傘もそれ自体は敵を殺傷する武器ではないので、どちらも間近に迫る死と破壊の現実からつかのま解き放たれた「夢の」時間を実現してくれているような気がするのです。
なお、ついでに、youtubeを検索していたら、この「青春サイクリング」が「台語歌:青春的飛輪」と表示されているのを見つけました。「銀輪」もすばらしい造語ですが、「飛輪」もかっこいい(かっこよすぎる?)。 小坂一也はもっぱらカントリー&ウェスタンのカバーで人気を博しました。彼がボーカルとして所属したバンド名がワゴン・マスターズ、レコードデビュー曲も「ワゴン・マスター」(s29)。ワゴン・マスターとは幌馬車隊の隊長という意味です。西部劇ブームの時期には「ローハイド」(s34-11~)や「ライフルマン」(s35-11~)の主題歌の日本語版を歌ったりしていました。(右は高田浩吉&伴淳三郎主演の愉快なミュージカル時代劇「歌う弥次喜多 黄金道中」(s32-1)の劇中で、西部の男に扮して「ワゴン・マスター」を歌う小坂一也です。) 小坂一也にはほかにも「山は青春」(s33-6)「青春の広場」(s34-12)などのホームソング風の青春ソングがあって、「山は青春」ではやっぱり「ヤッホーヤッホー」と歌っていました。
なおちなみに、「青春サイクリング」の1年前には同じコロムビアから岡本敦郎「自転車旅行」(s31-3)が出ています。丘灯至夫が作詞したこの歌、同じ丘の作詞した岡本敦郎「高原列車は行く」(s29-3)の自転車版といった感じのさわやかでたのしい歌です。 また「青春サイクリング」の3年半後には、やっぱりコロムビアで、守屋浩が「サイクリングの仲間たち」(s35-11)という歌を出していて、守屋のCD全集に入っています。これは「関東サイクリング普及協議会選定」だそうです。
返信する
Unknown
(
ゆきママ
)
2018-10-06 11:32:32
歌三昧の週だったのですね。閑斎さんのこのブログは知識の宝庫です。いつもへぇ~、と感心しながら読ませていただいています。
それにしても服部市長の訃報には驚きました。文化会館でにこやかにご挨拶されてましたのに、、、彼とはかつて合唱連盟の仕事を一緒にしていた時期もありました。合掌
返信する
今日が最終日
(
閑斉
)
2018-10-06 12:42:58
実は、今日が最後の仕上げで、昔、バンコクでラグビーをやっていた仲間との懇親会があります。
サザン通り近くの昼カラと居酒屋ですが・・・。
押しつけのお土産が「広重」の作品、さてさて、どうなりますか。
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年金生活です。下手なラグビーは、だいぶ前に腰痛が出て走れなくなっています。残った趣味は、紙紐細工とコーラスです。すぎもとまさとの歌「銀座のトンビ」の歌詞「あと何年?」は、平均余命で10年ですね。
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Youtube からの引用です。
「青春サイクリング」 東京大衆歌謡楽団 2012.12.16
https://www.youtube.com/watch?v=_NGadS-xMAM
1 みどりの風も さわやかに にぎるハンドル 心も軽く
サイクリング サイクリング ヤッホー ヤッホー
青い峠も 花咲く丘も ちょいとペダルで 一越えすれば
旅のつばめも ついてくる ついてくる ヤッホー ヤッホー ヤッホー ヤッホー 2 行こうよ君と どこまでも はずむ銀輪 リズムに乗って
サイクリング サイクリング ヤッホー ヤッホー
波もささやく 浜辺の道を 若い歌声 合わせて走りゃ
潮のかおりが 夢を呼ぶ 夢を呼ぶ
ヤッホー ヤッホー ヤッホー ヤッホー 3 夕焼け空の あかね雲 風にマフラーを なびかせながら
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走り疲れて 野ばらの花を 摘んで見返りゃ
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ヤッホー ヤッホー ヤッホー ヤッホー
以下は、ネットにあった感想の抜粋です。
青春歌謡の古典的名曲です。聴きながら自然と体が自転車をこぐリズムで揺れてくるようです。「サイクリング サイクリング ヤッホー ヤッホー」もよかった。「ヤッホー ヤッホー ヤッホー ヤッホー」の繰り返しもたのしかった。なにか楽しいことが待ってる気がして、サイクリングに出かけたくなります。
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歌詞でいえば、「ちょいと」「一越え」、「明日も日和」の「(天候一般でなく良い天気という意味での)日和」など、もう60年代青春歌謡の歌詞には使いにくくなった言葉です。
そういえば、「旅のつばめ」も「旅のつばくろさびしかないか」(「サーカスの唄」s8-5西條八十作詞/古賀政男作曲)などを思い出させます。戦前にはズバリ「旅のつばくろ」(s14-9)という歌も「旅のつばめ」(s16-5)という歌もありました。 それにしても、「銀輪」とはまったく見事な造語。「自転車」という言葉がもっぱら漢字の意味だけに頼っているのに比べれば、「銀輪」は漢字のイメージ喚起力が生きているし、「ginrin」という音の響きも自転車にふさわしい。 誰がいつごろ作った造語か知りませんが、「銀輪」という言葉を一挙に普及させたのは「大東亜戦争」開戦の際にシンガポールへと進撃した「銀輪部隊」だったでしょう。歩兵に軽快な速力を可能にしたこの「銀輪部隊」、マレー半島だけでなくフィリピンでも活躍しました。「銀輪部隊」という呼び名は当時の新聞等が与えた愛称だそうです。 (昭和16年4月に灰田勝彦&歌上艶子の「銀輪の歌」(薮内喜一郎作詞)というレコードが発売されています。歌詞を見るとどうも金属供出の一環としての自転車供出を奨励する軍国歌謡らしいのですがよくわかりません。「銀輪」が薮内喜一郎の造語かどうかもわかりません。ただ、やっぱり戦争がらみだというのがおもしろい。ともあれ「銀輪」という言葉自体は「銀輪部隊」以前からあったわけです。なお、薮内喜一郎は「♪勝って来るぞと勇ましく」の「露営の歌」(s12-9)の作詞者です。) youtubeで探したら、こちらに「走れ日の丸銀輪部隊」(s18-5)、こちらに「勇む銀輪(自転車部隊に捧ぐ)」(s17-5)という軍国歌謡がありました。ことに「走れ日の丸銀輪部隊」の方など、軍国歌謡と思えないほど楽しく軽快です。 陸軍歩兵は銃を担ぎ重い背嚢を背負って苦しい苦しい行軍をするものですが、自転車は彼らを重力のくびきから解放してくれたようです。もちろん彼らの行く手には激しい戦闘の死と破壊の時が待っているのですが、自転車を飛ばしている今この時だけはなにやら「夢のような」幸福感がただよいます。 その意味で、「銀輪部隊」の爽快な疾走感は、「見よ落下傘空を征(ゆ)く」と「空の神兵」(s17-5)が歌った落下傘部隊の、やはり重力のくびきを逃れた「夢のような」浮遊感と好一対だった気もします。自転車も落下傘もそれ自体は敵を殺傷する武器ではないので、どちらも間近に迫る死と破壊の現実からつかのま解き放たれた「夢の」時間を実現してくれているような気がするのです。
なお、ついでに、youtubeを検索していたら、この「青春サイクリング」が「台語歌:青春的飛輪」と表示されているのを見つけました。「銀輪」もすばらしい造語ですが、「飛輪」もかっこいい(かっこよすぎる?)。 小坂一也はもっぱらカントリー&ウェスタンのカバーで人気を博しました。彼がボーカルとして所属したバンド名がワゴン・マスターズ、レコードデビュー曲も「ワゴン・マスター」(s29)。ワゴン・マスターとは幌馬車隊の隊長という意味です。西部劇ブームの時期には「ローハイド」(s34-11~)や「ライフルマン」(s35-11~)の主題歌の日本語版を歌ったりしていました。(右は高田浩吉&伴淳三郎主演の愉快なミュージカル時代劇「歌う弥次喜多 黄金道中」(s32-1)の劇中で、西部の男に扮して「ワゴン・マスター」を歌う小坂一也です。) 小坂一也にはほかにも「山は青春」(s33-6)「青春の広場」(s34-12)などのホームソング風の青春ソングがあって、「山は青春」ではやっぱり「ヤッホーヤッホー」と歌っていました。
なおちなみに、「青春サイクリング」の1年前には同じコロムビアから岡本敦郎「自転車旅行」(s31-3)が出ています。丘灯至夫が作詞したこの歌、同じ丘の作詞した岡本敦郎「高原列車は行く」(s29-3)の自転車版といった感じのさわやかでたのしい歌です。 また「青春サイクリング」の3年半後には、やっぱりコロムビアで、守屋浩が「サイクリングの仲間たち」(s35-11)という歌を出していて、守屋のCD全集に入っています。これは「関東サイクリング普及協議会選定」だそうです。
それにしても服部市長の訃報には驚きました。文化会館でにこやかにご挨拶されてましたのに、、、彼とはかつて合唱連盟の仕事を一緒にしていた時期もありました。合掌
サザン通り近くの昼カラと居酒屋ですが・・・。
押しつけのお土産が「広重」の作品、さてさて、どうなりますか。