3月5日 燃料油脂新聞
「販売店いずれ消える」元売子会社との格差鮮明より
太る元売子会社とPB、そして細る販売店(特に地場3者店)
2極化で、「いずれ大半の販売店は消えるのでは」といった見方もー。
昨年1年間で閉鎖したSSのほとんどが販売店。
代わって新設の中心は大手特約店と元売子会社。
さらにセルフへの改装は子会社やその関連会社が多く、豊富な資金力を背景にハードの充実・・・
PBは仕入れの優位性を生かし、安売り・量販策が軌道に乗り膨大な利益を上げているところも少なくない。
ジリ貧なのが販売店。
販売店がなくなれば過疎地では困る住民が出てくる。
「それでも元売は販社やPB店を増やそうとしているのか」
資金繰りに苦心 「実入り少ない商売」より
実入りは少ないのに(老朽化対策で)出費ばかりが嵩んでいく。
利益を確保したいものの安値看板が影響してコスト上昇分の転嫁すらままならない。
時代と言えばそれまでだが、経営が窮屈になった。
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masumiさんは業界紙のこれらの記事と同じネガティブな見立てなんですが、そうではない方も現実にはいらっしゃいます。
だからそれ程心配はしなくても良いのかも知れません。
ただ全国での減少数を鑑みるとやはり楽観視はできない気がするのです・・・(--;
3月12日 ぜんせきより
島根県が行った昨年10月のアンケート調査で、回答したSSのほぼ半数が10年後について、
「継続しているか不明」
調査したSSの80%がフル形態で、顧客の80%が地元住民や地元企業
最近5年間の収益は60%が「減少」
5年後10年後に継続しているかの問いには、継続していないと答えたSSは5年後では5.7%で10年後は12.6%
特に10年後についてほぼ半数が「わからない」と回答。
事業継続に関する懸念事項は、
「需要減少」「採算性の悪化」「施設などの更新費用」「後継者がいない」