masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

しぇからしか

2016年05月12日 | ガソリンスタンド2

欠減補助出すかどうかは特約店の裁量だとか、仕切り交渉力が云々だとか、

何言ってるの?



特約店と販売店はビジネスパートナーなんじゃないんですか?

販売店をサポートするのが特約店の役目じゃないんですか?

そのための“サブ対策費”も元売から与えられているんでしょ?



し烈な価格競争が始まってー

なかには「販売店を“喰いもの”にしてるんじゃないの?」っていう特約店もあるよね?



仕切り交渉が必要だなんて、

まことしやかに言われている時点で、

恥かしいコトだと思います。




「系列店でも業転玉を仕入れて構わない」より、
「同系列ならどの特約店から仕入れても構わない」なら、

整合性もあるし、現実味もある。


自ずと競争原理も働く。



こんな分かり切った簡単な事を無視して、
「系列店でも業転玉」なんていう、無理が通れば道理が引っ込むようなことを押し通そうとするのは、何故?


2万店計画..?








st31掲示板より





既得権を剥奪せよ!
(※コメント欄でのやり取りも)




<5月14日追記>



“116円販売で10円の粗利”というst31掲示板(本家)での書き込みに対して

http://ss.1616bbs.com/bbs/ss_topic_pr_3042.html より






*****



次はPB-SS経営者さんのブログ、http://tamagold.blog.eonet.jp/より

 



***


税込みで102.6円で仕入れておられるようです。
これだと116円で売れば13.4円の粗利が得られます。


しかし、恐らく多くの地場零細3者店の仕入れは、(当店もそうですが)税抜きでも100円を軽く超えています。
116円で売ると、粗利は3~5円というところが多いのではないかと想像します。

じゃあ、それらの特約店が販売店を喰いものにしている特約店かというと、そうとは限りません。

特約店も、元売からの仕入れ値はバラバラですし、必要な中間マージンも特約店の規模により違うでしょうから・・・


そして、PB-SSさんのブログにある
>巷の最安値、104円だと、利益は1.4円

こんな値段を掲げられるのは、(系列の)販社か大手特約店か、量販店です。
全量業転玉仕入れのPB-SSでも、地場の1SS店では無理です。(一時的には可能としても)




*****



仕入れ値はこんなふうにバラバラです。
不透明で不公平な仕切制度です。

こんな状態が、規制緩和以降20年近くも続いています。



「元売と行政の責任」といっても過言ではないのではないでしょうか。



PS

業転ガソリン灯油blog
>実際買ってる価格を掲載しても、そんな価格はないというのが元売りと役所の建前ですよね。



エネ庁や公取委の発表する業転と系列の格差、実際とは乖離しています。
3者店レベルでは数円で済んでいる事なんてありません。常に10円近くも格差があります。

 


1年で567ヵ所減少@セルフ比率は30%超え

2016年05月12日 | ガソリンスタンド2

5月11日 燃料油脂新聞より(※青系文字がmasumi)

元売系列2万4708SS


鈍化も567ヵ所減少

出光は59減少の3,666ヵ所。
JX・EMG・昭和シェル・コスモは、4月28日2016年3月末系列SS在籍数で。

※4月4日のぜんせきの記事にあったように、“子会社SSの新設”もあることを考えれば、地場店の減少数はその分多いということになるのかな・・





広がる系列仕切り格差

系列SS間のガソリン仕切り格差が広がっている。
事後的な調整時期のズレが原因の一つとみられるが、格差は月を追うごとに拡大している。

(ガソリンで13円20銭、軽油で23円10銭、灯油で21円60銭)


※調整時期のズレがあるとしても、
同じマークを掲げているガソリンスタンドで、仕入れ値がこれだけ違うのは異常としか言いようがありません。

インセンティブでは済まされないレベルではないでしょうか。

業転玉との格差もここまで酷くはない。






元売ヒアリング開始 

エネ庁によるヒアリングが11日から始まりました。
公正な市場形成に向け四半期ごとに行っている状況監視・把握で、12回目。

地場3者店は蛇の生殺し状態です。



路外給油対象広げる 高速道のSS空白解消へ 国交省

※写真がボケボケでごめんなさい。
道路を賢く使う取組 [国交省]




セルフ底上げ急務 「売れば売るほど赤字に」


※精製している元売は系列玉と業転玉を卸す。

商社や販売店に業転玉を卸すのは、元売と商社


元売販売子会社SSと商社系PB-SSも、市場でガソリンを売る。

し烈な価格競争をしている市場で。


好市況地域になるか、市況陥没地域になるか、
決定権を持つのは“カレラ”。


※だから業転玉が3者店を救う事にはならないーと、ずっと書いて来ました。