苦しい経営が何年も続いて、疲弊して、「もうアホらしくてやってられない」と思っていたあのころ
業転も仕入れ値の格差も公になっていなかった、あのころ
一見さんの「ここは今いくら?」に対して「この先にセルフがあるから!」と即答していた。
今は公取委の見解が日本経済新聞に載り、朝日新聞や読売新聞にも“業転”のことが載ったので、精神的に少し楽になり、
「ここは今いくら?」に対しても、即答で「セルフへ!」、と応えるようなことはなくなりました。
お客さんの反応に合わせて対応しています。
それと、タイミング。
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さっきの一見さんと、こうちゃんの会話
単価をきいて、
「え~~~~~!!!」と叫ぶ一見さん。
瞬間的にこうちゃんは「この先にセルフあるから、そこ行き!」
そして他の給油中の車へ移動。
一見さん、「閉めて~~~~!」
一見さんの車の給油口を無言で閉めて、すぐさま他の車の給油中のノズルを握るこうちゃんなのでありました。
店頭が混雑しているときは、値段の事を言う一見さんのお相手をしている暇はないのでございます。
ご容赦を。
それから次はmasumiさんと、2年くらい前から常連さんになってくれた“自分の財布からお金を払う”若い男性客との、何か月か前の会話。
値段の話になって・・・
ま、「仕入れが上がってるのに売り値が変わらんから、今、リッター7円しかあらへんねん」
客、「えー、きついなぁ、・・・じゃあ洗車とかオイル交換とか頑張らなアカンやん」
ま、「やねんけど、昼間私ひとりやんか。でけへん」
客、「あ、そうかぁ・・・、じゃあ、給油に来てくれる人が増えたらええねや」
ま、「うーーーーん。。。私ひとりのとき、アンマリ忙しいのカナンねん」
客、「(笑)そやんな、やっぱり儲けが増えんとな」
ま、「そや(笑)」
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ね、
世の中にはこうして、ちゃんと分かってくれる人もいるんですよ(^^)☆♪
5月16日 赤文字部分追記しました。
※アンマリっていうのはこういう状態です。
リッター5円の粗利では採算割れになる“証拠”
“カナン”のは人件費も出ない低マージンだからで、忙しい事自体は好きですよ。