バルカン1500のタイヤの慣らし運転を兼ねて、木野部峠の新しくなった道路を走ってみようと思いました。
すごい高さの道路が空を走るように建設されていたのは、何度も見てたんですが、走るのは初めてなんです。確か、昨年の12月に開通だと思いましたが。
快調に走ります。16度でも、寒いです!
大畑バイパスを走っていたら、いつの間にか、新道路に入っていました。(笑い)
あのクネクネがない?
ライダーさんの楽しみでもあった「峠を攻める」がもう過去のもの。
ここで、写真をたくさん撮ろうと思って、エンジンを切りました。
あ、悪夢!
移動しようとセルを回すと・・・、回りません?え、え、ここは、山の中だべ~!
な、何回目のバッテリートラブル!
しばらく、硬直したあと、「ま、仕方がない。とりあえず、大畑の街中まで歩くか・・・」
完全にエンジンがかかりません!うんとも、スンとも言わない、バルカンを置いて、とことこ歩きました。
すると、数分歩くと、1台の車が通りかかりました。
「どうかしたんですか?」
と、優しいお言葉!
実は、〇▲✖?+■などと話したら、「工具とかケーブルとか、ひととおりありますから」!
え~、助けてくれるんですか~!
メカ音痴の自分の代わりに、シート外してバッテリをケーブルでつないでくれました。(感謝✖2)
なぜか、1発でエンジン全開!
「ありがとうございます。」「ありがとうございます。」、ほんとに、ありがとうございます。
言葉では、表せないほどの感謝をしています。
下北の人間は親切で優しい!再確認しました!
「なにか、お礼させてください!」と申し出しましたが、ためらっていました。
こんな山の中で、立ち往生したへなちょこライダーを救ってくれて、本当にありがとうございました。」
スマホもお財布もすべて、忘れてきて、成す術もなし!状態でした。
Uターンして、帰ろうとして振り返ると、
お猿さんたちが、見守ってくれていました。(もしかして、あざ笑ってたかな?)
しかし、これで何度、バッテリーに泣かされたことでしょうか?
出発の前、バルカンのキーがひん曲がって、使い物にならなくなったし、不吉な旅立ちではあったのですが。
へなちょこライダーを救ってくれた緑町にお住いの方、ぜひ、大したものではありませんが、お礼をさせてください。
ぜひ、うちのお店にお立ち寄りください!
本当にありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。