下北半島とのんびりオートバイ

下北半島をのんびりツーリングした記録。また、青森県内やその他の地区の旅の記録です。へたくそライダーの日記です。

大利の能舞い~伝統芸能~2022年

2022年01月04日 | 下北半島イベント・グルメ

今日は、夕方6時から東通村の大利伝承館で「大利の能舞」が開催されました。

コロナの影響で発表会がここ2年中止になっていました。そこで、地区だけ、大利だけでの開催です(各地区ごとに開催)

下北の能舞は、平成元年に国の重要無形民俗文化財に指定された500年以上も続いている郷土芸能です。

恐山の修験者がその行法を基調としつつ、猿楽や曲舞などの中世の諸芸能を取り入れて、創り出されたといわれているそうです。(東通村商工会 ホームページより)

綺麗な伝承館。いつもは、ここでも「新そばまつり」が開催され、たくさんの人が訪れます。

が、その新そば祭りも中止に追い込まれていました。

そういう中で、夕方6時開始。お客さんは少ないですが、郷土の芸能を守っていこうとする若者たち、子どもたちもいます。大切にしたいですね。

「大利敬神団」の皆さん!

まずは、「鳥舞」(儀礼舞)。

踊りの解説は知識がないので、すみません、勉強します。

第二演目は「篭舞」(儀礼舞)。

第三演目は「三番叟」(儀礼舞)。(三波申吾舞)?

鹿橋のYouTubeをみると、「三番叟」となっており、こちらは「三波申吾」になっていましたが。

すみません、間違っていたら申し訳ありません。

なにやら怪人のよう?歌舞伎役者のような。そういえば、マンガの前田慶次に似てるような。

第四演目は「扇舞」(儀礼舞)。

これは、面白くて・・・?

なぜか、鬼が登場。そして、子どもを連れて行く?・・・まるで秋田のなまはげ!

泣いて、暴れまくる子供や両手を上げで「連れていけ~」と猛アピールする子供。(お菓子をもらえることを知っているのだ)

楽しいですよね。子供が泣いていても(笑い)。

以前は旧大利小学校(廃校)があった時代、学校でもこの舞いがあり、子どもが学校から家に逃げ出して、押し入れに隠れていたけど、この鬼が家まで襲来して子供を連れて行った、という逸話もあります。(笑い)

今だと、誘拐?で警察沙汰・・・(笑い)。※知人からの情報です。

第五演目は「信夫乃太郎」(武士舞)。

お花もガンガン、上がります。ステージにいっぱい。ちびっ子も参戦!(笑い)かわいい~!

第六演目は「巴御前」(武士舞)。

第七演目は最後。「鞍馬舞」(武士舞)。

これは、意外に迫力がありました。「戦い」が舞うように動きます。

この演目は、拍子方と舞手の呼吸があわないといけない(うまく演じられない)、なんだそうです。

息もぴったり!

そして、最後は「権現舞」。

※ここは、撮影できませんでした。お許しを。

ここまでで、午後6時から、なんと午後9時15分。終了は9時半から10時近く!

あなどってはいけません!郷土芸能「大利の能舞」!

コメント
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