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"Life is either a daring adventure or nothing at all"

Port Liner

2007年05月14日 21時29分48秒 | 二分脊椎
入院していた病院で、たまたまWOCナースという人がいて、「じょくそう」を診てもらったら「この先生なら治る」という先生を紹介していただけることになり、今日、神戸の病院に行ってきた

なにがビックリだったかと言うと、ずっとは神戸のポートライナーというものは「船」だと思っていて、今日もJRから船に乗っていくと思っていたなのに駅に着いたらモノレールだった

英語の響きでPort Linerと聞いたらなんとなく、神戸港の中を巡回する水上バス系の、先がとんがった高速ジェットみたいな船を想像して、そんな船に駅があるなんて、昔からさすがハイテク日本やな~と感心していた。紛らわしい英語・・・

病院は素晴らしく、どこかハイテクで関西空港を思い出させるような病院。
各診療科の待合はなぜか出発ゲートみたいで、会計やロビーはチェックインカウンターを思い出した
先生も名医と評判なので、堅苦しいドクターかと思ったら、宇宙人みたいなところもあり、無事の病院恐怖症やドクター恐怖症は克服されたと証明できるほど、拍子抜けした

すべて良かったのだけど、車椅子トイレ。

便座の真後ろに、バーになってるタイプでつかんで押し下げる流すもの?があった。体がねじれない人、立って振り返れない人、手の力のない人は流せない。

そこで考え出されたであろうものがこの、床にあるボタン。
でも・・・立てなかったり歩けなかったり、踏めなかったりするから、普通は車椅子にのるわけで、どうやって手も足も不自由な人は、このトイレを流すんだろう・・・と思った。
一回車椅子の前輪で踏めるかやってみたけれどうまく行かなかった。

それを母にメールしたら「の学校(がバリアフリーチェックに行った母校)みたいに、実際に車椅子の人を呼んで作ったらよかったのにね。」たしかに、建築って想像でバリアフリーにしてるのかもしれない。

はチビなので、電動車いすの人が楽に乗り移れる高さの便座に座ると、脚が地面についていないので、ぴょんと飛び乗ってぴょんととびおりるので、導尿のときや前かがみになったとき、おでこから数回落ちたことがある

でもバリアといっても、ある人にはバリアでもある人には必要だったりするから、むつかしいなあと思った