マイク・タイソンは、ホリーフィールドの耳を噛んだ。
桜庭和志は、試合中に耳が千切れ(!)た。
そして唐突だが、エッチにおける「耳の愛撫」って意外と効力を発揮する。
・・・そんな、耳という部位は奇妙である。
まず、そのフォルムが面白いし。
うんちのことを「クソ」という若い女子は「ほとんど居ない」のに、耳クソは「耳クソ」っていってしまうところも面白いし。
自分は柔道ベースの似非格闘家を自称しているが、いわゆる柔道耳(カリフラワー状態)ではない。
寝技が得意なのにね。
あれの原因としては、「畳やマットに擦れる→傷が出来て雑菌にやられる」ため―という説が有力らしいが、ほんとうのところは分からない。
福耳と評されることが多いのだけれど、そんなことよりも、異様なほどの柔道耳を作って「すごいね!」といわれたかった。
しかし、いわれたいからってイマサラ「耳を畳に擦りつけてみる」のも違うなぁ、、、と思って。
そんなわけで黄金週間の特別企画、最終回は「映画における、印象的な耳」の10傑でいってみたい。
このテーマはじつは、過去にも取り上げたことがあった。
首位だけは不動、あとはけっこう変動している・・・ということは、1位の映画は「そーとー」なインパクトがあったんだと思う。
(1)『レザボア・ドッグス』(92)
ミスター・ブラウンによる、耳切りダンス。
(2)『ガンモ』(97…トップ画像)
ハーモニー・コリンを有名にした前衛映画だが、一部では「壊せば新しいってものではない」という批判も聞かれた。
自分は、好きだったけど。
(3)『ブルーベルベッド』(86)
草むらに落ちていた耳は、向こう側の世界への入り口だった。
(4)『ツイン・ピークス:ローラ・パーマー最期の7日間』(92)
リンチの映画を連続で。
こちらはリンチ自身が演じた、耳の遠いFBI上司。
(5)『フィールド・オブ・ドリームス』(89)
天からの? 声なのに、耳をすまさなければ聞こえないくらいのボリュームだった。
(6)『善き人のためのソナタ』(2006)
監視・盗聴の任務に就く国家保安省の主人公。
盗聴を扱った映画には傑作が多いが、その代表として本作を選出。
(7)『フェイス/オフ』(97)
激しい銃撃戦。
その銃声を聞かせないため、子どもに音楽を聞かせる。
流れている曲は・・・
(8)『インファナル・アフェア』(2002)
モールス信号を解読し、犯人を追い詰めようとする刑事。
このシーンこそ、本作のハイライトだろう。
(9)『バートン・フィンク』(91)
隣人の笑い声? が気になって、原稿が書けない劇作家。
しまいには、壁を耳につけ・・・。
(10)『ザ・トライブ』(2014)
出演者全員が聴覚障害者という、かなり攻めているウクライナ産の傑作映画。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『俳優別10傑 海外「さ行」篇(2)』
桜庭和志は、試合中に耳が千切れ(!)た。
そして唐突だが、エッチにおける「耳の愛撫」って意外と効力を発揮する。
・・・そんな、耳という部位は奇妙である。
まず、そのフォルムが面白いし。
うんちのことを「クソ」という若い女子は「ほとんど居ない」のに、耳クソは「耳クソ」っていってしまうところも面白いし。
自分は柔道ベースの似非格闘家を自称しているが、いわゆる柔道耳(カリフラワー状態)ではない。
寝技が得意なのにね。
あれの原因としては、「畳やマットに擦れる→傷が出来て雑菌にやられる」ため―という説が有力らしいが、ほんとうのところは分からない。
福耳と評されることが多いのだけれど、そんなことよりも、異様なほどの柔道耳を作って「すごいね!」といわれたかった。
しかし、いわれたいからってイマサラ「耳を畳に擦りつけてみる」のも違うなぁ、、、と思って。
そんなわけで黄金週間の特別企画、最終回は「映画における、印象的な耳」の10傑でいってみたい。
このテーマはじつは、過去にも取り上げたことがあった。
首位だけは不動、あとはけっこう変動している・・・ということは、1位の映画は「そーとー」なインパクトがあったんだと思う。
(1)『レザボア・ドッグス』(92)
ミスター・ブラウンによる、耳切りダンス。
(2)『ガンモ』(97…トップ画像)
ハーモニー・コリンを有名にした前衛映画だが、一部では「壊せば新しいってものではない」という批判も聞かれた。
自分は、好きだったけど。
(3)『ブルーベルベッド』(86)
草むらに落ちていた耳は、向こう側の世界への入り口だった。
(4)『ツイン・ピークス:ローラ・パーマー最期の7日間』(92)
リンチの映画を連続で。
こちらはリンチ自身が演じた、耳の遠いFBI上司。
(5)『フィールド・オブ・ドリームス』(89)
天からの? 声なのに、耳をすまさなければ聞こえないくらいのボリュームだった。
(6)『善き人のためのソナタ』(2006)
監視・盗聴の任務に就く国家保安省の主人公。
盗聴を扱った映画には傑作が多いが、その代表として本作を選出。
(7)『フェイス/オフ』(97)
激しい銃撃戦。
その銃声を聞かせないため、子どもに音楽を聞かせる。
流れている曲は・・・
(8)『インファナル・アフェア』(2002)
モールス信号を解読し、犯人を追い詰めようとする刑事。
このシーンこそ、本作のハイライトだろう。
(9)『バートン・フィンク』(91)
隣人の笑い声? が気になって、原稿が書けない劇作家。
しまいには、壁を耳につけ・・・。
(10)『ザ・トライブ』(2014)
出演者全員が聴覚障害者という、かなり攻めているウクライナ産の傑作映画。
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明日のコラムは・・・
『俳優別10傑 海外「さ行」篇(2)』