すごいドラマーと知り合いなんだ。
といっても、シシドカフカちゃん(トップ画像)ではない。
もっといえば、楽器使いですらない。
ものすごい貧乏ゆすりをするひと。
このひとはその癖を自覚している。
しているが、やめない・・・というか、たぶんやめられないのだろう。
それが、癖というものだから。
このひとがすごいのは、どんな状況でもドラマーになってしまうところ。
片足だったらドラマーなんて呼ばないよ。
そう、両足ガタガタやっているんだ。
そこそこ長い付き合いなのだが、先輩後輩の関係なので、はっきり注意したことはない。
「やんわり」であれば、いったことがある。
行為そのものではなく、その恥ずかしいネーミングについて。
「貧乏ゆすりって、ねぇ・・・」と。
そのことについては返さず、彼は澄ました顔で「じつは身体にいいらしい」と答えた。
それが本当だとしても、だ。
貧乏ゆすりを見てイライラしてくるひとも居るわけでね、あんまり上等な? 癖とはいえない。
自分はイライラしないが、先日、このひとが「地に足がついていない状態」で貧乏ゆすりをやってのけたので、さすがに驚いた。
背が高めのテーブルに飛び乗って腰掛け、足がぶらんとなっている状態。
女子が前後にぶらんぶらんやっているのであれば可愛いが、いつもの調子でガタガタし始めたときは、思わず引っ叩きそうになったよ笑
一昨日は、「舌打ち」じいさんに会った。
これまた、度を越した癖の持ち主である。
たいしたことではないのに、すぐに「ちっ!!」とやる。
冗談ではなく、60分のあいだに20回くらいやっていた。
癖だから、たぶん本人にとっても「たいしたことではない」のだと思う。
だとすれば、「たいしたこと」であったときは、どんな感じになるのか。
連続舌打ち?
音のでかい舌打ち?
あるいは、舌打ちではない「なにか」?
家庭持ち。
家ではどうなのか知らないが、この調子だと同じだと思う。
聞いているほうがストレスを抱え込みそうなので、奥さんや子どもを気の毒に思った。
自分だって、他者をイライラさせるであろう癖や習性があると思う。
そもそもが喫煙者だから嫌われるご時世だし、
どんな会話をしてたとしても、最終的にはエロで落とすから嫌いなひとは大嫌いだろうし。
まぁ癖というよりは、人間性かな。
一般的に嫌がられる傾向にある、「くちゃくちゃ音を立てながら食べる」とかいうのも、ない。
貧乏ゆすりも「くちゃくちゃ」も、ガキのころ、父親や母親から「みっともないことだから、そういうことはしないように」と注意を受けていた。
受けていた―ということは、「くちゃくちゃ」やっていたりしたのだろうか?
・・・・・。
そんな記憶は、ないなぁ。
まぁでも、そうやって注意されることによって「みっともないこと」と認識するようになったんだ、ありがたいことである。
※映画『恋しくて』のオープニング。
メアリー・スチュアート・マスターソンのドラムテクニック、なかなかだと思う。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(165)』
といっても、シシドカフカちゃん(トップ画像)ではない。
もっといえば、楽器使いですらない。
ものすごい貧乏ゆすりをするひと。
このひとはその癖を自覚している。
しているが、やめない・・・というか、たぶんやめられないのだろう。
それが、癖というものだから。
このひとがすごいのは、どんな状況でもドラマーになってしまうところ。
片足だったらドラマーなんて呼ばないよ。
そう、両足ガタガタやっているんだ。
そこそこ長い付き合いなのだが、先輩後輩の関係なので、はっきり注意したことはない。
「やんわり」であれば、いったことがある。
行為そのものではなく、その恥ずかしいネーミングについて。
「貧乏ゆすりって、ねぇ・・・」と。
そのことについては返さず、彼は澄ました顔で「じつは身体にいいらしい」と答えた。
それが本当だとしても、だ。
貧乏ゆすりを見てイライラしてくるひとも居るわけでね、あんまり上等な? 癖とはいえない。
自分はイライラしないが、先日、このひとが「地に足がついていない状態」で貧乏ゆすりをやってのけたので、さすがに驚いた。
背が高めのテーブルに飛び乗って腰掛け、足がぶらんとなっている状態。
女子が前後にぶらんぶらんやっているのであれば可愛いが、いつもの調子でガタガタし始めたときは、思わず引っ叩きそうになったよ笑
一昨日は、「舌打ち」じいさんに会った。
これまた、度を越した癖の持ち主である。
たいしたことではないのに、すぐに「ちっ!!」とやる。
冗談ではなく、60分のあいだに20回くらいやっていた。
癖だから、たぶん本人にとっても「たいしたことではない」のだと思う。
だとすれば、「たいしたこと」であったときは、どんな感じになるのか。
連続舌打ち?
音のでかい舌打ち?
あるいは、舌打ちではない「なにか」?
家庭持ち。
家ではどうなのか知らないが、この調子だと同じだと思う。
聞いているほうがストレスを抱え込みそうなので、奥さんや子どもを気の毒に思った。
自分だって、他者をイライラさせるであろう癖や習性があると思う。
そもそもが喫煙者だから嫌われるご時世だし、
どんな会話をしてたとしても、最終的にはエロで落とすから嫌いなひとは大嫌いだろうし。
まぁ癖というよりは、人間性かな。
一般的に嫌がられる傾向にある、「くちゃくちゃ音を立てながら食べる」とかいうのも、ない。
貧乏ゆすりも「くちゃくちゃ」も、ガキのころ、父親や母親から「みっともないことだから、そういうことはしないように」と注意を受けていた。
受けていた―ということは、「くちゃくちゃ」やっていたりしたのだろうか?
・・・・・。
そんな記憶は、ないなぁ。
まぁでも、そうやって注意されることによって「みっともないこと」と認識するようになったんだ、ありがたいことである。
※映画『恋しくて』のオープニング。
メアリー・スチュアート・マスターソンのドラムテクニック、なかなかだと思う。
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(165)』