いわゆる、「あひる口」というのは好きじゃない。
まぁそれでも、贔屓の子が「あひる口」系であるとすれば、それは許せるのだろうが。
そもそもが可愛い子は、なーんもしてなくとも可愛いと思うので、自然にそうなってしまうのならともかく、わざわざ「あひるに寄せていく」必要はないだろう、、、と。
話は変わるが。
映画小僧を自称するようになって、俳優さんの好き嫌いって「ほとんど」なくなった。
高校生くらいまでは、ジュリア・ロバーツとリチャード・ギアの『プリティ・ウーマン』(90)コンビが、どうしても苦手でね。
なぜこれがウケたのかさっぱり分からなかったし、それはいまでも同じなのだが、キスシーンひとつとっても下品だなぁと。
悪い意味で。
好きなひと、ごめんなさいね。
ジュリア・ロバーツの、口まわりが気に入らなかったんだ。
飛行機降りたあたりでキスシーンがあったと記憶するのだが、そこなんか、ぜんぜん美しくない。
同時期に公開された『ゴースト』(90)の、デミ・ムーアとスウェイジのキスシーンは美しかったのになぁ。。。
そんなわけで、きょうのテーマは「映画における印象的な口」10傑。
ことばを発する部位。
そうして、キスをする部位。
だからといってキスシーンばかりが並ぶとはかぎらない―そこに、映画小僧の自尊心みたいなものがあるのだが、なかなか伝わらないだろうねぇ笑
(1)『ツィゴイネルワイゼン』(80…トップ画像)
水蜜桃を舐める大楠道代、ゾクゾクするほどいやらしい。
以後、このシーンを狙ったような映画が沢山創られたが、狙い過ぎるとエロさはなくなってしまうものなんだ。
(2)『愛のコリーダ』(76)
吉蔵のイチモツを切り取ろうとする定は、ナイフを口にくわえた。
(3)『マラソンマン』(76)
診察台に寝かされ、口のなかを苛め抜かれる主人公。
映画史上、これに勝る拷問シーンはない。
(4)『ガープの世界』(82)
車内でフェラチオしてもらっていたら交通事故に遭い、女にちんちんを噛み切られる男―ショッキングだが、どこか滑稽に表現されている。
(5)『トゥルーロマンス』(93)
アラバマ(パトリシア・アークウェット)のキスはピーチの味なんだそうだ。
これが、自分にとっての理想のキスなんだよジュリアさん。
(6)『デッドリースポーン』(83)
口のお化け。
物語は大したことないが、このクリーチャーデザインは芸術だろう。
(7)『愛のメモリー』(76)
しげるの歌じゃないよ。
デ・パルマがはっきりと「ヒッチコッキアン」を自称していたころのサスペンスだが、ジュヌヴィエーヴ・ビジョルドの可憐さだけでも入場料の価値はあると思った。
(8)『ドラキュラ』(92)
口からしたたる、鮮血。
「いい意味での下品さ」があり、コッポラ最後の傑作かと。
(9)『青春残酷物語』(60)
青りんごを齧る、川津祐介。
(10)『沈黙』(2016)
最後はルール違反を承知で。
観てもいないが、遠藤周作の原作では、逃避行中の主人公が喉の渇きを訴えて、ほとんど半狂乱になる場面が登場。
スコセッシは、どう描いてくれるかな・・・と思って。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『黄金週間10傑シリーズ:(8)映画の尻』
まぁそれでも、贔屓の子が「あひる口」系であるとすれば、それは許せるのだろうが。
そもそもが可愛い子は、なーんもしてなくとも可愛いと思うので、自然にそうなってしまうのならともかく、わざわざ「あひるに寄せていく」必要はないだろう、、、と。
話は変わるが。
映画小僧を自称するようになって、俳優さんの好き嫌いって「ほとんど」なくなった。
高校生くらいまでは、ジュリア・ロバーツとリチャード・ギアの『プリティ・ウーマン』(90)コンビが、どうしても苦手でね。
なぜこれがウケたのかさっぱり分からなかったし、それはいまでも同じなのだが、キスシーンひとつとっても下品だなぁと。
悪い意味で。
好きなひと、ごめんなさいね。
ジュリア・ロバーツの、口まわりが気に入らなかったんだ。
飛行機降りたあたりでキスシーンがあったと記憶するのだが、そこなんか、ぜんぜん美しくない。
同時期に公開された『ゴースト』(90)の、デミ・ムーアとスウェイジのキスシーンは美しかったのになぁ。。。
そんなわけで、きょうのテーマは「映画における印象的な口」10傑。
ことばを発する部位。
そうして、キスをする部位。
だからといってキスシーンばかりが並ぶとはかぎらない―そこに、映画小僧の自尊心みたいなものがあるのだが、なかなか伝わらないだろうねぇ笑
(1)『ツィゴイネルワイゼン』(80…トップ画像)
水蜜桃を舐める大楠道代、ゾクゾクするほどいやらしい。
以後、このシーンを狙ったような映画が沢山創られたが、狙い過ぎるとエロさはなくなってしまうものなんだ。
(2)『愛のコリーダ』(76)
吉蔵のイチモツを切り取ろうとする定は、ナイフを口にくわえた。
(3)『マラソンマン』(76)
診察台に寝かされ、口のなかを苛め抜かれる主人公。
映画史上、これに勝る拷問シーンはない。
(4)『ガープの世界』(82)
車内でフェラチオしてもらっていたら交通事故に遭い、女にちんちんを噛み切られる男―ショッキングだが、どこか滑稽に表現されている。
(5)『トゥルーロマンス』(93)
アラバマ(パトリシア・アークウェット)のキスはピーチの味なんだそうだ。
これが、自分にとっての理想のキスなんだよジュリアさん。
(6)『デッドリースポーン』(83)
口のお化け。
物語は大したことないが、このクリーチャーデザインは芸術だろう。
(7)『愛のメモリー』(76)
しげるの歌じゃないよ。
デ・パルマがはっきりと「ヒッチコッキアン」を自称していたころのサスペンスだが、ジュヌヴィエーヴ・ビジョルドの可憐さだけでも入場料の価値はあると思った。
(8)『ドラキュラ』(92)
口からしたたる、鮮血。
「いい意味での下品さ」があり、コッポラ最後の傑作かと。
(9)『青春残酷物語』(60)
青りんごを齧る、川津祐介。
(10)『沈黙』(2016)
最後はルール違反を承知で。
観てもいないが、遠藤周作の原作では、逃避行中の主人公が喉の渇きを訴えて、ほとんど半狂乱になる場面が登場。
スコセッシは、どう描いてくれるかな・・・と思って。
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明日のコラムは・・・
『黄金週間10傑シリーズ:(8)映画の尻』