今年一発目のコラムは・・・
29・31日に開催されたMMA興行、『RIZIN』の短評を展開。
興味ないかたはごめんなさいね、きょうは読み飛ばしてもらって構わないです。
基本は、ひとの襟首掴んで「読め!」なんだけれども笑
格闘技が「冬の時代」と評されて久しい。
そんななかで誕生した『RIZIN』も3年目。
MMAの(世界的な)競技化が進んでいるにも関わらず、未だリングで展開する―という方針には首を傾げるところもあるが、キックルールも取り込むつもりなのだから、ケージ(金網)に出来ないのかな。
この団体の現時点における最大の功績は、ジョシカク(女子格闘技)の浸透化だろう。
RENA一強という選手層の薄さが問題点・・・だと思っていたが、大晦日に大きなドラマが生まれた。
9割くらいのひとが予想していた、女子トーナメントのRENA優勝。
しかし実際に優勝したのは、RENAを姉と慕う浅倉カンナだったのだ。
…………………………………………
~29日の部~
ベストKO
○ 石渡伸太郎 VS ケビン・ペッシ ●
ベストサブミッション
○ 大塚隆史 VS カリッド・タハ ●
MVP
堀口恭司
~31日の部~
ベストKO
○ 那須川天心 VS 藤田大和 ●
ベストサブミッション
○ 浅倉カンナ VS マリア・オリベイラ ●
MVP
浅倉カンナ
…………………………………………
女子トーナメント以外は、概ね予想していたどおりの結果だった。
(1)KINGのほうのレイナはキャラ立ちのほうが先に出来てしまっていたので、ここで負けるのはプラスになったと思う。
(2)五味は負けたが、ここ最近の負け試合を支配した「切なさ」「悲壮感」はなかった。
むしろ闇雲な「らしさ」があって、熱くなれた。
(3)那須川天心は本来のキックルールで、のびのびと試合を楽しんでいるようだった。
あとは、ライバルが登場すればいいのだが。
(4)堀口恭司は、打投極すべてが出来て理想的なMMAスタイル。
彼の登場によって、『RIZIN』全体のレベルが向上するかもしれない。
・・・というか、バンタム級トーナメントの準々決勝・準決勝・決勝は、どれも好試合だった。
話を戻して、ジョシカクを。
こんな、仲のいい友人同士が殴り合ったり極め合ったりしなければならないのだから、過酷な競技だと思う。
グラップリング(寝技)に難ありとされていたRENAは、完全にそこを狙われた。
というより、「待ち」の姿勢が気になった。
王者にも挑戦者にも格上にも格下にもいえることだと思うが・・・
カウンターを取られる危険性はあっても、「先手を取る」ことが勝利の近道なんじゃないか。
浅倉カンナは、その点でRENAより優れていた。
開始1秒で、「あ、カンナが勝つ」と思ったもの。
ともあれ。
カンナおめでとう、1年前、あなたがベルトを巻く姿を誰も想像していなかったと思う。
そしてRENA、泣くのはあの日だけにして、再び輝きを放ってください。
(敬称略)
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『18年度マスト映画のリスト(上半期版)』
29・31日に開催されたMMA興行、『RIZIN』の短評を展開。
興味ないかたはごめんなさいね、きょうは読み飛ばしてもらって構わないです。
基本は、ひとの襟首掴んで「読め!」なんだけれども笑
格闘技が「冬の時代」と評されて久しい。
そんななかで誕生した『RIZIN』も3年目。
MMAの(世界的な)競技化が進んでいるにも関わらず、未だリングで展開する―という方針には首を傾げるところもあるが、キックルールも取り込むつもりなのだから、ケージ(金網)に出来ないのかな。
この団体の現時点における最大の功績は、ジョシカク(女子格闘技)の浸透化だろう。
RENA一強という選手層の薄さが問題点・・・だと思っていたが、大晦日に大きなドラマが生まれた。
9割くらいのひとが予想していた、女子トーナメントのRENA優勝。
しかし実際に優勝したのは、RENAを姉と慕う浅倉カンナだったのだ。
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~29日の部~
ベストKO
○ 石渡伸太郎 VS ケビン・ペッシ ●
ベストサブミッション
○ 大塚隆史 VS カリッド・タハ ●
MVP
堀口恭司
~31日の部~
ベストKO
○ 那須川天心 VS 藤田大和 ●
ベストサブミッション
○ 浅倉カンナ VS マリア・オリベイラ ●
MVP
浅倉カンナ
…………………………………………
女子トーナメント以外は、概ね予想していたどおりの結果だった。
(1)KINGのほうのレイナはキャラ立ちのほうが先に出来てしまっていたので、ここで負けるのはプラスになったと思う。
(2)五味は負けたが、ここ最近の負け試合を支配した「切なさ」「悲壮感」はなかった。
むしろ闇雲な「らしさ」があって、熱くなれた。
(3)那須川天心は本来のキックルールで、のびのびと試合を楽しんでいるようだった。
あとは、ライバルが登場すればいいのだが。
(4)堀口恭司は、打投極すべてが出来て理想的なMMAスタイル。
彼の登場によって、『RIZIN』全体のレベルが向上するかもしれない。
・・・というか、バンタム級トーナメントの準々決勝・準決勝・決勝は、どれも好試合だった。
話を戻して、ジョシカクを。
こんな、仲のいい友人同士が殴り合ったり極め合ったりしなければならないのだから、過酷な競技だと思う。
グラップリング(寝技)に難ありとされていたRENAは、完全にそこを狙われた。
というより、「待ち」の姿勢が気になった。
王者にも挑戦者にも格上にも格下にもいえることだと思うが・・・
カウンターを取られる危険性はあっても、「先手を取る」ことが勝利の近道なんじゃないか。
浅倉カンナは、その点でRENAより優れていた。
開始1秒で、「あ、カンナが勝つ」と思ったもの。
ともあれ。
カンナおめでとう、1年前、あなたがベルトを巻く姿を誰も想像していなかったと思う。
そしてRENA、泣くのはあの日だけにして、再び輝きを放ってください。
(敬称略)
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明日のコラムは・・・
『18年度マスト映画のリスト(上半期版)』