まもなく公開される期待作『スリー・ビルボード』を、試写で観てきた。
こりゃすげぇ! 18年になってまだ30日も経っていないが、確実に年間ベストにからんでくる意欲作ですわ。
断言してもいいと思う、
本年度のオスカー、作品賞はともかく、脚本賞は「まちがいなく」これが取るでしょう。
※とりあえず、予告編だけでも観てください
さて。
オスカーのノミネーションが発表されたので、映画小僧らしく予想を立てましょう。
きょうは「早刷り版」、賞前日(03.04)に「最終版」を展開。
去年からのセクハラ問題、その余波による「黒衣装の統一」などなど、賞レース以外の部分で話題を集めそうだが、それは報じるほうが躍起になっていること。
映画小僧としてはやっぱり、去年の映画で、なにがいちばん愛されたか―人気投票なので、いちばん評価されたか、、、ではない―に興味があるのです。
では、いくぜ!!
※「取るだろう」が◎、「その対抗」と思われる候補に○
~第90回アカデミー賞ノミネーション全リスト~
<作品賞>
『レディ・バード』
『ゲット・アウト』
『スリー・ビルボード』○
『君の名前で僕を呼んで』
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
『ファントム・スレッド』
『シェイプ・オブ・ウォーター』◎
『ダンケルク』
<監督賞>
クリストファー・ノーラン 『ダンケルク』○
ジョーダン・ピール 『ゲット・アウト』
グレタ・ガーウィグ 『レディ・バード』
ギレルモ・デル・トロ 『シェイプ・オブ・ウォーター』◎
ポール・トーマス・アンダーソン 『ファントム・スレッド』
<主演男優賞>
ティモシー・シャラメ 『君の名前で僕を呼んで』
ダニエル・デイ=ルイス 『ファントム・スレッド』
ダニエル・カルーヤ 『ゲット・アウト』○
ゲイリー・オールドマン 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』◎
デンゼル・ワシントン 『ローマン・J・イスラエル・エスク』
<主演女優賞>
サリー・ホーキンス 『シェイプ・オブ・ウォーター』○
フランシス・マクドーマンド 『スリー・ビルボード』◎
マーゴット・ロビー 『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
シアーシャ・ローナン 『レディ・バード』
メリル・ストリープ 『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
<助演男優賞>
ウィレム・デフォー 『ザ・フロリダ・プロジェクト』
リチャード・ジェンキンス 『シェイプ・オブ・ウォーター』○
クリストファー・プラマー 『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド』
サム・ロックウェル 『スリー・ビルボード』◎
ウディ・ハレルソン 『スリー・ビルボード』
<助演女優賞>
メアリー・J・ブライジ 『マッドバウンド 哀しき友情』
アリソン・ジャネイ 『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
ローリー・メトカーフ 『レディ・バード』○
オクタヴィア・スペンサー 『シェイプ・オブ・ウォーター』◎
レスリー・マンヴィル 『ファントム・スレッド』
<長編アニメ映画賞>
『ボス・ベイビー』
『ザ・ブレッドウィナー』
『リメンバー・ミー』○
『ファーディナンド』
『ゴッホ 最期の手紙』◎
<短編アニメ映画賞>
『ディア・バスケットボール』
『ガーデンパーティー』
『LOU』○
『ネガティブ・スペース』
『へそまがり昔ばなし』◎
<脚本賞>
エミリー・V・ゴードン、クメイル・ナンジアニ 『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』
ジョーダン・ピール 『ゲット・アウト』
グレタ・ガーウィグ 『レディ・バード』
ギレルモ・デル・トロ、ヴァネッサ・テイラー 『シェイプ・オブ・ウォーター』○
マーティン・マクドナー 『スリー・ビルボード』◎
<脚色賞>
ジェームズ・アイヴォリー 『君の名前で僕を呼んで』◎
スコット・ノイスタッター、 マイケル・H・ウェバー 『ザ・ディザスター・アーティスト』
マイケル・グリーン、スコット・フランク、ジェームズ・マンゴールド 『LOGAN/ローガン』
アーロン・ソーキン 『モリーズ・ゲーム』
ヴァージル・ウィリアムズ、ディー・リース 『マッドバウンド 哀しき友情』○
<撮影賞>
ロジャー・ディーキンス 『ブレードランナー 2049』
ブリュノ・デルボネル 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
ホイテ・ヴァン・ホイテマ 『ダンケルク』◎
ダン・ローストセン 『シェイプ・オブ・ウォーター』○
レイチェル・モリソン 『マッドバウンド 哀しき友情』
<美術賞>
サラ・グリーンウッド、ケイティ・スペンサー 『美女と野獣』○
サラ・グリーンウッド、ケイティ・スペンサー 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
デニス・ガスナー、アレッサンドラ・クエルゾラ 『ブレードランナー 2049』
ポール・デナム・オースタベリー、ジェフリー・A・メリヴィン、シェーン・ヴィア 『シェイプ・オブ・ウォーター』◎
ネイサン・クロウリー、ゲイリー・フェティス 『ダンケルク』
<音響編集賞>
『ベイビー・ドライバー』
『ブレードランナー 2049』○
『ダンケルク』◎
『シェイプ・オブ・ウォーター』
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
<録音賞>
『ベイビー・ドライバー』
『ブレードランナー 2049』○
『ダンケルク』◎
『シェイプ・オブ・ウォーター』
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
<編集賞>
ポール・マクリス&ジェナサン・エイモス 『ベイビー・ドライバー』◎
リー・スミス 『ダンケルク』○
タティアナ・S・リーゲル 『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
シドニー・ウォリンスキー 『シェイプ・オブ・ウォーター』
ジョン・グレゴリー 『スリー・ビルボード』
<視覚効果賞>
『猿の惑星:聖戦記』○
『ブレードランナー 2049』◎
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
『キングコング:髑髏島の巨神』
<歌曲賞>
「Mystery of Love」 『君の名前で僕を呼んで』◎
「Stand Up for Something」 『マーシャル』
「Mighty River」 『マッドバウンド 哀しき友情』
「Remember Me」 『リメンバー・ミー』
「This Is Me」 『グレイテスト・ショーマン』○
<作曲賞>
ハンス・ジマー 『ダンケルク』
アレクサンドル・デスプラ 『シェイプ・オブ・ウォーター』○
カーター・バーウェル 『スリー・ビルボード』◎
ジョニー・グリーンウッド 『ファントム・スレッド』
ジョン・ウィリアムズ 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
<衣装デザイン賞>
マーク・ブリッジス 『ファントム・スレッド』
ジャクリーヌ・デュラン 『美女と野獣』
ジャクリーヌ・デュラン 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』◎
ルイス・セケイラ 『シェイプ・オブ・ウォーター』○
コンソラータ・ボイル 『ヴィクトリア・アンド・アブドゥル』
<メイク・ヘアスタイリング賞>
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』◎
『ヴィクトリア&アブドゥール』○
『ワンダー』
<外国語映画賞>
『ナチュラルウーマン』(チリ)◎
『ジ・インサルト』(レバノン)
『ラブレス』(ロシア)○
『心と体と』(ハンガリー)
『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(スウェーデン)
<短編実写映画賞>
『ディカーブ・エレメンタリー』
『ジ・イレブン・オクロック』○
『マイ・ネフュー・エメット』
『ワツ・ウォテ:オール・オブ・アス』
『ザ・サイレント・チャイルド』◎
<長編ドキュメンタリー賞>
『アバカス:スモール・イナフ・トゥ・ジェイル』◎
『フェイセズ・プレイシーズ』
『イカロス』
『アレッポ 最後の男』○
『ストロング・アイランド』
<短編ドキュメンタリー賞>
『イーディス+エディー』
『ヘヴン・イズ・ア・トラフィック・ジャム・オン・ザ・405』◎
『ヘロイン×ヒロイン』○
『ナイフ・スキルズ』
『トラフィック・ストップ』
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明日のコラムは・・・
『まちぶせ』
こりゃすげぇ! 18年になってまだ30日も経っていないが、確実に年間ベストにからんでくる意欲作ですわ。
断言してもいいと思う、
本年度のオスカー、作品賞はともかく、脚本賞は「まちがいなく」これが取るでしょう。
※とりあえず、予告編だけでも観てください
さて。
オスカーのノミネーションが発表されたので、映画小僧らしく予想を立てましょう。
きょうは「早刷り版」、賞前日(03.04)に「最終版」を展開。
去年からのセクハラ問題、その余波による「黒衣装の統一」などなど、賞レース以外の部分で話題を集めそうだが、それは報じるほうが躍起になっていること。
映画小僧としてはやっぱり、去年の映画で、なにがいちばん愛されたか―人気投票なので、いちばん評価されたか、、、ではない―に興味があるのです。
では、いくぜ!!
※「取るだろう」が◎、「その対抗」と思われる候補に○
~第90回アカデミー賞ノミネーション全リスト~
<作品賞>
『レディ・バード』
『ゲット・アウト』
『スリー・ビルボード』○
『君の名前で僕を呼んで』
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
『ファントム・スレッド』
『シェイプ・オブ・ウォーター』◎
『ダンケルク』
<監督賞>
クリストファー・ノーラン 『ダンケルク』○
ジョーダン・ピール 『ゲット・アウト』
グレタ・ガーウィグ 『レディ・バード』
ギレルモ・デル・トロ 『シェイプ・オブ・ウォーター』◎
ポール・トーマス・アンダーソン 『ファントム・スレッド』
<主演男優賞>
ティモシー・シャラメ 『君の名前で僕を呼んで』
ダニエル・デイ=ルイス 『ファントム・スレッド』
ダニエル・カルーヤ 『ゲット・アウト』○
ゲイリー・オールドマン 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』◎
デンゼル・ワシントン 『ローマン・J・イスラエル・エスク』
<主演女優賞>
サリー・ホーキンス 『シェイプ・オブ・ウォーター』○
フランシス・マクドーマンド 『スリー・ビルボード』◎
マーゴット・ロビー 『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
シアーシャ・ローナン 『レディ・バード』
メリル・ストリープ 『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
<助演男優賞>
ウィレム・デフォー 『ザ・フロリダ・プロジェクト』
リチャード・ジェンキンス 『シェイプ・オブ・ウォーター』○
クリストファー・プラマー 『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド』
サム・ロックウェル 『スリー・ビルボード』◎
ウディ・ハレルソン 『スリー・ビルボード』
<助演女優賞>
メアリー・J・ブライジ 『マッドバウンド 哀しき友情』
アリソン・ジャネイ 『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
ローリー・メトカーフ 『レディ・バード』○
オクタヴィア・スペンサー 『シェイプ・オブ・ウォーター』◎
レスリー・マンヴィル 『ファントム・スレッド』
<長編アニメ映画賞>
『ボス・ベイビー』
『ザ・ブレッドウィナー』
『リメンバー・ミー』○
『ファーディナンド』
『ゴッホ 最期の手紙』◎
<短編アニメ映画賞>
『ディア・バスケットボール』
『ガーデンパーティー』
『LOU』○
『ネガティブ・スペース』
『へそまがり昔ばなし』◎
<脚本賞>
エミリー・V・ゴードン、クメイル・ナンジアニ 『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』
ジョーダン・ピール 『ゲット・アウト』
グレタ・ガーウィグ 『レディ・バード』
ギレルモ・デル・トロ、ヴァネッサ・テイラー 『シェイプ・オブ・ウォーター』○
マーティン・マクドナー 『スリー・ビルボード』◎
<脚色賞>
ジェームズ・アイヴォリー 『君の名前で僕を呼んで』◎
スコット・ノイスタッター、 マイケル・H・ウェバー 『ザ・ディザスター・アーティスト』
マイケル・グリーン、スコット・フランク、ジェームズ・マンゴールド 『LOGAN/ローガン』
アーロン・ソーキン 『モリーズ・ゲーム』
ヴァージル・ウィリアムズ、ディー・リース 『マッドバウンド 哀しき友情』○
<撮影賞>
ロジャー・ディーキンス 『ブレードランナー 2049』
ブリュノ・デルボネル 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
ホイテ・ヴァン・ホイテマ 『ダンケルク』◎
ダン・ローストセン 『シェイプ・オブ・ウォーター』○
レイチェル・モリソン 『マッドバウンド 哀しき友情』
<美術賞>
サラ・グリーンウッド、ケイティ・スペンサー 『美女と野獣』○
サラ・グリーンウッド、ケイティ・スペンサー 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
デニス・ガスナー、アレッサンドラ・クエルゾラ 『ブレードランナー 2049』
ポール・デナム・オースタベリー、ジェフリー・A・メリヴィン、シェーン・ヴィア 『シェイプ・オブ・ウォーター』◎
ネイサン・クロウリー、ゲイリー・フェティス 『ダンケルク』
<音響編集賞>
『ベイビー・ドライバー』
『ブレードランナー 2049』○
『ダンケルク』◎
『シェイプ・オブ・ウォーター』
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
<録音賞>
『ベイビー・ドライバー』
『ブレードランナー 2049』○
『ダンケルク』◎
『シェイプ・オブ・ウォーター』
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
<編集賞>
ポール・マクリス&ジェナサン・エイモス 『ベイビー・ドライバー』◎
リー・スミス 『ダンケルク』○
タティアナ・S・リーゲル 『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
シドニー・ウォリンスキー 『シェイプ・オブ・ウォーター』
ジョン・グレゴリー 『スリー・ビルボード』
<視覚効果賞>
『猿の惑星:聖戦記』○
『ブレードランナー 2049』◎
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
『キングコング:髑髏島の巨神』
<歌曲賞>
「Mystery of Love」 『君の名前で僕を呼んで』◎
「Stand Up for Something」 『マーシャル』
「Mighty River」 『マッドバウンド 哀しき友情』
「Remember Me」 『リメンバー・ミー』
「This Is Me」 『グレイテスト・ショーマン』○
<作曲賞>
ハンス・ジマー 『ダンケルク』
アレクサンドル・デスプラ 『シェイプ・オブ・ウォーター』○
カーター・バーウェル 『スリー・ビルボード』◎
ジョニー・グリーンウッド 『ファントム・スレッド』
ジョン・ウィリアムズ 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
<衣装デザイン賞>
マーク・ブリッジス 『ファントム・スレッド』
ジャクリーヌ・デュラン 『美女と野獣』
ジャクリーヌ・デュラン 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』◎
ルイス・セケイラ 『シェイプ・オブ・ウォーター』○
コンソラータ・ボイル 『ヴィクトリア・アンド・アブドゥル』
<メイク・ヘアスタイリング賞>
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』◎
『ヴィクトリア&アブドゥール』○
『ワンダー』
<外国語映画賞>
『ナチュラルウーマン』(チリ)◎
『ジ・インサルト』(レバノン)
『ラブレス』(ロシア)○
『心と体と』(ハンガリー)
『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(スウェーデン)
<短編実写映画賞>
『ディカーブ・エレメンタリー』
『ジ・イレブン・オクロック』○
『マイ・ネフュー・エメット』
『ワツ・ウォテ:オール・オブ・アス』
『ザ・サイレント・チャイルド』◎
<長編ドキュメンタリー賞>
『アバカス:スモール・イナフ・トゥ・ジェイル』◎
『フェイセズ・プレイシーズ』
『イカロス』
『アレッポ 最後の男』○
『ストロング・アイランド』
<短編ドキュメンタリー賞>
『イーディス+エディー』
『ヘヴン・イズ・ア・トラフィック・ジャム・オン・ザ・405』◎
『ヘロイン×ヒロイン』○
『ナイフ・スキルズ』
『トラフィック・ストップ』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『まちぶせ』