~シャロン・ストーンのキャリア10傑~
危険で、不遜で、妖しくて、挑発的で、それでいて抗い難く。
魔性の女を演じたのはシャロン・ストーンが初めてというわけじゃない、それどころか数多くの女優が挑戦し、その時代に生きる男たちを虜にしてきた。
ではなぜシャロンだけが突出して、魔性の女のイメージをまとったのか。
そのくらい、「あの映画」のキャラクター性が強烈だった、、、ということでしょう。
※もちろん好きだけど、このCMの、いたずらっこみたいな笑顔のほうが好きなんだな
(1)『氷の微笑』(92)
「あの映画」とは、もちろんこのこと。
ヘア見せたからって、どうなん? みたいな冷ややかな意見もあったが、悪意と愛嬌がごちゃ混ぜになっているキャラクターって、なかなかだったと思う。
(2)『イヤー・オブ・ザ・ガン』(91)
イタリアの極左テロ組織「赤い旅団」をモチーフにした、サスペンス・アクション。
共演にアンドリュー・マッカーシー、なかなかに骨太な創りで、終始楽しめた。
(3)『ロマンシング・アドベンチャー/キング・ソロモンの秘宝』(85)
リチャード・チェンバレンと共演したアドベンチャー。
インディや『ロマンシング・ストーン』(84)などに比べると見劣りするが、創り手たちも「そのあたりを割り切って」制作しているため、あんまり気にならない。
(4)『カジノ』(95)
スコセッシ組に参戦。
デ・ニーロの妻を演じつつ、ジョー・ペシやジェームズ・ウッズとも寝る尻軽女を好演している。
(5)『トータル・リコール』(90)
シュワ氏主演のSF超大作。
仮の姿で生きるシュワ氏の、仮の妻を演じる。
「わたしを殺すの? あなたの妻なのよ」
(6)『スペシャリスト』(94)
スライと共演したアクション。
鍛え上げられたふたりのラブシーンは、エロスをまったく感じることがなく、なんというか、スポーツを観ているかのよう。
(7)『ブロークン・フラワーズ』(2005)
ジム・ジャームッシュ組に参戦。
ビル・マーレイの元カノを好演していて、随分と役の幅が広がったなぁと感心した。
(8)『ポリスアカデミー4 市民パトロール』(87)
ぽっちゃりしていて、これはこれでキュートですわな。
(9)『ラヴレース』(2013)
ポルノ女優、リンダ・ラヴレースの半生を描いた伝記映画。
主演はアマンダ・セイフライド、
シャロンは彼女の母親を演じているけれど、30年前の制作であれば、まちがいなく主演を勝ち取っていたろうね。
(10)『硝子の塔』(93)
完全に『氷の微笑』の二番煎じを狙った失敗作だが、セクシーはセクシーなので苦笑
『ラマン』(92)のジェーン・マーチにも同じことがいえるけれど、「これっきり」っていうわけにはいかないのだよね…。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『worst、ということばの強さ』
危険で、不遜で、妖しくて、挑発的で、それでいて抗い難く。
魔性の女を演じたのはシャロン・ストーンが初めてというわけじゃない、それどころか数多くの女優が挑戦し、その時代に生きる男たちを虜にしてきた。
ではなぜシャロンだけが突出して、魔性の女のイメージをまとったのか。
そのくらい、「あの映画」のキャラクター性が強烈だった、、、ということでしょう。
※もちろん好きだけど、このCMの、いたずらっこみたいな笑顔のほうが好きなんだな
(1)『氷の微笑』(92)
「あの映画」とは、もちろんこのこと。
ヘア見せたからって、どうなん? みたいな冷ややかな意見もあったが、悪意と愛嬌がごちゃ混ぜになっているキャラクターって、なかなかだったと思う。
(2)『イヤー・オブ・ザ・ガン』(91)
イタリアの極左テロ組織「赤い旅団」をモチーフにした、サスペンス・アクション。
共演にアンドリュー・マッカーシー、なかなかに骨太な創りで、終始楽しめた。
(3)『ロマンシング・アドベンチャー/キング・ソロモンの秘宝』(85)
リチャード・チェンバレンと共演したアドベンチャー。
インディや『ロマンシング・ストーン』(84)などに比べると見劣りするが、創り手たちも「そのあたりを割り切って」制作しているため、あんまり気にならない。
(4)『カジノ』(95)
スコセッシ組に参戦。
デ・ニーロの妻を演じつつ、ジョー・ペシやジェームズ・ウッズとも寝る尻軽女を好演している。
(5)『トータル・リコール』(90)
シュワ氏主演のSF超大作。
仮の姿で生きるシュワ氏の、仮の妻を演じる。
「わたしを殺すの? あなたの妻なのよ」
(6)『スペシャリスト』(94)
スライと共演したアクション。
鍛え上げられたふたりのラブシーンは、エロスをまったく感じることがなく、なんというか、スポーツを観ているかのよう。
(7)『ブロークン・フラワーズ』(2005)
ジム・ジャームッシュ組に参戦。
ビル・マーレイの元カノを好演していて、随分と役の幅が広がったなぁと感心した。
(8)『ポリスアカデミー4 市民パトロール』(87)
ぽっちゃりしていて、これはこれでキュートですわな。
(9)『ラヴレース』(2013)
ポルノ女優、リンダ・ラヴレースの半生を描いた伝記映画。
主演はアマンダ・セイフライド、
シャロンは彼女の母親を演じているけれど、30年前の制作であれば、まちがいなく主演を勝ち取っていたろうね。
(10)『硝子の塔』(93)
完全に『氷の微笑』の二番煎じを狙った失敗作だが、セクシーはセクシーなので苦笑
『ラマン』(92)のジェーン・マーチにも同じことがいえるけれど、「これっきり」っていうわけにはいかないのだよね…。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『worst、ということばの強さ』