きい「ろ」→「ろ」ーら(ローラ)
ローラという名前を聞いて浮かぶもの。
(1)モデル・タレントのローラちゃん
ん?
好きか嫌いか?
・・・まぁ、嫌いではないけれど好きでもないかな~。
ただ、らしくない社会的・政治的発言をしたからって、イメージがちがうからと叩かれたのは可哀想だったけれど。
(2)秀樹さんの『傷だらけのローラ』
なんか、まだ生きている感じがするんだよね…。
(3)映画、『ローラ殺人事件』(44)
コピーライターのローラが惨殺死体で発見され、マクファーソン刑事が捜査に乗り出す。
いまとなっては熱心なクラッシック・ファン、あるいはデヴィッド・リンチのファン(後述する)くらいしか観ることはないかもしれないけれど、なかなか観応えのあるサスペンス。
そして、
(4)『ツイン・ピークス』シリーズ(90~)のローラ・パーマー
結局、自分にとってはこれに尽きます。
18~19歳のころは、ほぼ1日中、ローラのことを考えていた、、、といっても大袈裟じゃなかったもの。
成績優秀、品行方正。
そんな学校一のマドンナが水死体で発見され、同じ加害者に暴行されたと思われる同級生ロネットが「州境」で発見されたことから、我らがデイル・クーパー特別捜査官(FBI)がツイン・ピークスという田舎町に派遣される。
ここポイント、FBIが一般的な殺人事件に介入するのは「事案が2州以上にまたがった」ケースなんだよね。
そのおかげ? で、クーパーがやってきてくれた。
クーパーの捜査によって、ローラの裏側の顔―クスリ、セックスにいかれていた―が見えてくる。
このあたりからいつものデヴィッド・リンチ節が炸裂するのだが、
捜査する側が被害者の内面に入り込む、あるいは魅かれていくという流れは前述した『ローラ殺人事件』に似ており、当時から評されていたことだけれど、この映画を意識していたのは明らかでしょう。
自分なんかは、このドラマシリーズによって「悲劇性」であったり、なにかを背負う「運命」であったりを「ローラ」という名前から連想してしまったりするのだけれど、
リンチは少年期あたりに『ローラ殺人事件』を観て、「ローラ」という名前に「宿命」みたいなものを感じたのかもしれないな~。
あすのしりとりは・・・
ろー「ら」→「ら」んぼー。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(344)』
ローラという名前を聞いて浮かぶもの。
(1)モデル・タレントのローラちゃん
ん?
好きか嫌いか?
・・・まぁ、嫌いではないけれど好きでもないかな~。
ただ、らしくない社会的・政治的発言をしたからって、イメージがちがうからと叩かれたのは可哀想だったけれど。
(2)秀樹さんの『傷だらけのローラ』
なんか、まだ生きている感じがするんだよね…。
(3)映画、『ローラ殺人事件』(44)
コピーライターのローラが惨殺死体で発見され、マクファーソン刑事が捜査に乗り出す。
いまとなっては熱心なクラッシック・ファン、あるいはデヴィッド・リンチのファン(後述する)くらいしか観ることはないかもしれないけれど、なかなか観応えのあるサスペンス。
そして、
(4)『ツイン・ピークス』シリーズ(90~)のローラ・パーマー
結局、自分にとってはこれに尽きます。
18~19歳のころは、ほぼ1日中、ローラのことを考えていた、、、といっても大袈裟じゃなかったもの。
成績優秀、品行方正。
そんな学校一のマドンナが水死体で発見され、同じ加害者に暴行されたと思われる同級生ロネットが「州境」で発見されたことから、我らがデイル・クーパー特別捜査官(FBI)がツイン・ピークスという田舎町に派遣される。
ここポイント、FBIが一般的な殺人事件に介入するのは「事案が2州以上にまたがった」ケースなんだよね。
そのおかげ? で、クーパーがやってきてくれた。
クーパーの捜査によって、ローラの裏側の顔―クスリ、セックスにいかれていた―が見えてくる。
このあたりからいつものデヴィッド・リンチ節が炸裂するのだが、
捜査する側が被害者の内面に入り込む、あるいは魅かれていくという流れは前述した『ローラ殺人事件』に似ており、当時から評されていたことだけれど、この映画を意識していたのは明らかでしょう。
自分なんかは、このドラマシリーズによって「悲劇性」であったり、なにかを背負う「運命」であったりを「ローラ」という名前から連想してしまったりするのだけれど、
リンチは少年期あたりに『ローラ殺人事件』を観て、「ローラ」という名前に「宿命」みたいなものを感じたのかもしれないな~。
あすのしりとりは・・・
ろー「ら」→「ら」んぼー。
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(344)』