Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(359)

2021-01-15 00:10:00 | コラム
もんたー「じゅ」→「じゅ」ーくぼっくす

サザンの迷曲『マンピーのG★SPOT』の歌詞に、♪マンピーはjuke box♪という歌詞が飛び出すが、これは桑田さんなりの「いろんなことへの暗喩」かな、

小銭を入れ選曲ボタンを押すと、自動的にレコードがセットされ気に入りの曲を流すことが出来る―日本にもないことはないけれど、ジュークボックスといえば米国の象徴みたいな、そんなところがある。



そこまで高いものではないので、個人でも購入可能・・・とはいえ、デカいし、レコードそのものは揃える必要があるため、手を出すキトクなひとは少ないでしょう。

という自分、未だジュークボックスを生で拝んだことがない。

日本にも置いてある店、けっこうあるのだけれどもね。

結局は、映画的な小道具のひとつ、、、みたいな。


『トップガン』(86)や『ゴースト』(90)など、ジュークボックスが登場する映画は無限に出てくる。
いまは「デジタル・ジュークボックス」なるものがあるらしが、なんかよく分からない。
まぁコンパクトなものなのでしょう、でもあんまり興味がないかな。

だって、あの大きさがあって魅力的に映るものなのだもの。


この装置から取って、「ジュークボックス・ミュージカル」という一ジャンルがある。

オリジナルではなく、既存の楽曲だけで構成されたミュージカルを指す。

ABBAの名曲に彩られた『マンマ・ミーア!』(2001)、


クィーンの『ウィ・ウィル・ロック・ユー』(2002)などがそれにあたると。

スコセッシやQTの映画がミュージカルであったとすれば、ほとんどの作品がそう呼ばれることになるのかな。

自分が監督だったとしたら、日本を舞台にしても登場させちゃうかもしれない。
映画音楽はもちろん、ナイン・インチ・ネイルズからPerfumeまで用意しちゃったりして。(アナログないか!)
そのくらい憧れのある、きらきらとした装置なのでした。。。


※チャーリーがレイモンドの特殊能力に気づくのも、ジュークボックスのプログラムを丸暗記していたからだったね~




あすのしりとりは・・・
じゅーくぼっく「す」→「す」り。

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(360)』
コメント (1)
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