UNA GIORNATA ORDINARIA

こんなわたしのありふれた一日

終わった・・・。

2006年12月31日 | 日記・エッセイ・コラム

丸五日、働きづめ。朝、4時起き、6時から仕事開始。

どうなるかと思ったけど・・・終わったァァ!

いつもこの時期、もう辞めようと思うんだけど、終わったあとの満足感で続けてしまうのよね。

今年は充実した一年だったなァ。

やっぱり第一は、7月に行った11日間のミラノ~サンタ・マルゲリータ~トリノ~パリ旅行。こんなルートは私しか考えないでしょう?ジェノヴァやアオスタへも日帰りで行けたし、パリでは、念願のオランジェリー美術館でモネの「睡蓮」を見たし。トリノのホテル「LE MERIDIEN LINGOTTO」にも泊まれた。凄く暑かったけど、日が長い夏がいいよね。

冬のオリンピックがトリノだったから、「ここへ行くんだなア」と思いながら見ていて、6月、サッカーワールドカップがドイツ開催、これまたヨーロッパ。

自分で旅行を考えるのが大好き。でも、あの時はパソコンを持っていなかったから、現地に着いてホテルで調べてもらった電車の時刻などなど・・・。

そして、パソコンをかったことかな?

今度からは、旅行のことは全部これで調べられる。

来年は、どこかへいけるかな?夫は香港へ中華料理を食べに行きたいと言っている。泊まるなら「ペニンシュラ」。行けるかな?

今は、「紅白」見ながら、年賀状書いて、のんびりして、終わったら、今着ているパジャマの上に着込んで「初詣」に近所の神社へ。

2006年もあともう少し。


まずは一息。

2006年12月26日 | 日記・エッセイ・コラム

22日から昨日まで、ずっと早朝出勤。

仕事は楽しいし、忙しいのも好き。年に一度の大イベント、お祭りや文化祭のノリで極度の興奮状態ではあるが、やりがい抜群。

昨日はさすがにテンションが上がらなかった。連日の「太陽に当たらない生活」が原因と思う。からだのリズムも狂う。長時間、飛行機に乗ったあとのような気持ち悪い感じ。

そういえば、イタリア北部の小さな田舎町の話。アルプスの陰になるこの町、冬にはそれが原因で陽の光がほとんど射さないため、昔から病気になる人も多かったとか。そこで現代、巨大な鏡を山に設置、反射させて光を町に当てることに成功したというもの。

人間、月の光ではマトモに生きてはいけないのですね。

さて、昨夜は夫は忘年会。有合わせで夕食を済ませ、BSテレビで映画「天使がくれた時間」を見た。

数年前、恋人との結婚よりも出世を選び、今や大会社の若き社長。NY摩天楼の高級マンションに住み高級スーツにフェラーリ、恋人もとっかえひっかえ。クリスマスイヴの晩のひょんなことから、朝目覚めると、その恋人と結婚し二児の父、町の小さなタイヤ会社の社長ではあるがフツーの男に自分が変わってしまっていた。最初は拒否するが、この生活が愛おしくなって行く。そして、目覚めるともとの自分に戻っていた・・・。その後は?

ニコラス・ケイジはこういう役が上手い。よくワカラナイ天使?にドン・チードル!だったのね!前に見たときはわからなかった。

ホロッと泣けます。見たことなければぜひ!

明日からまた5連勤。28日あたりからまた早出アリだろうなあ。

もうひとガンバリ。


クルシミマス、vol2

2006年12月22日 | インポート

22日ではあるが、予約がいっぱい入ってることだし、稼ぎ時でもあるので、今朝は7時からキッチンに入った。早速、鶏との格闘、である。

今日はまだいい。明日はいったい何羽の鶏をセットするのでしょう。

七面鳥もかなり売れた。一羽が約6,7千円。淡白で、そんなにおいしいわけでもないのに、「これじゃなきゃ!」という人は、アメリカに居た人が多い。自慢話も代金のうち、と聞き役に徹する。結構興味深い。

さて、ワイン売り場のandrea君も今日は午前中から仕事。偶然、EVホールで出会い、ラッキーと思ったら、彼が「ミンナ、カオガクライデス、クリスマスナノニ」

「みんな、早くから出勤して、疲れてるの」

「ナゼ?クリスマスハタノシイモノデスヨ、クライデス。」

私たちはキリスト教じゃないっちゅうの!(これは言ってないが)

暗い、暗いってねえ、まあ、顔がカワイイから許す。

25日が休めると嬉々としている彼。世界大聖堂に行くのだそうだ。さすが、敬虔なカトリックのイタリア人。

今日は、私の頭の中はイタリア語モードに切り替わらず、せっかくのチャンス、すべて日本語・・・残念。


クルシミマス・・・。

2006年12月21日 | 日記・エッセイ・コラム

とうとう来たよ~、一年の集大成、クリスマス。デリカテッセンの評価はここで決まりだから、作るほうも販売する方もピリピリ。

22、23、24日は4時起きで会社に行かなくちゃ。真っ暗で寒くて、毎年思うのが「もう、これで最後にするぞ!」

社員の男の子達は徹夜でお肉を捌いているから、ホントかわいそう。

キッチンに入れば、予約のお肉を準備し、鶏肉などの商品をセットしていく。高級店だから、すごく気を使う。

今年は飲酒運転取締りの影響からか、ボジョレ・ヌーボーの売上げはいまひとつだったし、競合店がいっぱい出来た今、老舗という名の上で胡坐かいてる場合じゃない。

ほとんどが鶏肉。丸のまま買って自宅で焼く人、出来たのを買う人。レッグという骨付きもも肉は切っても切ってもバンバン売れる。

牛肉はヒレやロースが、グラム4000円。自分で売ってても、ホントにおいしそうだと思う。価格で迷ってる人に「これをどうして買わないの?」と思ってしまうマヒした感覚がこわい。

フォアグラも結構売れる。グラム1500円。フレッシュを食べたら冷凍ものなんて食べられない。たくさん食べるものじゃないからね。売れ残ったら、私が引き取ることになっている。みんな、おいしいと思わないんだって。勿体無い!

食べることが好きだし、今までに沢山お金使ってヨーロッパに行って体験したことが、こんなにもこの店で役に立つなんて。

必死で体を動かして、3日間。25日はヒマになるんだから、日本人なんてイイカゲンだ。

そして28日くらいから、お肉売り場はクリスマスよりもっと忙しくなる。また、4時起き。

絶対に来年はここにはいないんだから!


あった、ナイロビの蜂。

2006年12月20日 | 日記・エッセイ・コラム

図書館に「ナイロビの蜂(上)」があった。(下)は貸し出し中だったから予約してきた。

表紙には、映画のレイフ・ファインズの顔。ステキよね~。ホント、大好き。

翻訳モノは得意じゃないんだけど、映画を見たら原作を読みたくなって。

もう一冊は、帚木蓬生の。この作家、好きなの。

明日で新聞を切り抜き続けた、桐野夏生「メタボラ」が終わるらしい。やっと解放されるし、やっと読める。どんな内容なのでしょうか。いろいろ降りかかる雨」だったっけ?これはおススメしたい。探偵ミロがとっても魅力的。

やっぱり好きなのは、山崎豊子。「沈まぬ太陽」から確か新作は出てないはず。たぶん、全部読んでると思う。泣かずしては読めない作品が多い。長編が多いのも読み応えアリ。

今晩から、読書。