UNA GIORNATA ORDINARIA

こんなわたしのありふれた一日

2017年8月6日

2017年08月07日 | 日記

2015年から8月6日の式典に参列(と、いってもテントの外、その他大勢として)しているが、今年は義父が入院し、午後から病院へ行くことになっていたので、行かないことにしていた。

見舞いを終えたのが4時前で、病院がある横川から平和公園は歩いて行ける距離なので行ってみると、慰霊碑の前は少し並べばお参りできそうなくらいの列であった。

当日朝は式典が終わって、とてもじゃないほどの人の列で、当日お参りしたのはこの日が初めて。

私達の前に並んでいた関西の女子大生と思しき二人、ほとんどの人が静かに列に並んでいるのに、よほど楽しかったとみえるカラオケパーティの話を笑いながら大きな声でしていて、老婆心ながらよほど注意しようかと思ったが、やめた。

そういう「態度」でもいいのではないか、この場所へ来るだけいい、広島に来ようと思っただけでもいい、旅行のついででも、立ち寄ってこの雰囲気を感じてくれれば、全く知らないよりいいのではないか。

そう思い、逆に感心したのである。

こんな暑いときに、当日に、よく来てくれたね、と。

前に並んでいた人がついに彼女らになった。

いきなり、スマホで撮影を始める、裏切らないねェ。

神妙に拝んで、嬉しそうに去って行った。

スマホで撮った写真は、SMSで友人たちに広がるんだろうな、それでもいい、そのまた友人たちが広島に来て、何かを感じ取ってくれれば。

せっかく来たのだからと、夕方6時から始まる灯籠流しまで待った。初めての光景。

川の傍、橋の上には大勢の見物客が集まっていた。

日が暮れてからの模様は、家に戻ってテレビで見ることにしようと、この場を後に。

台風の影響なのか、中心地には午後から雨が降ったり止んだりで、おかげで涼しくて気持ちいい風が吹いた夕方は、汗をかくのを忘れていたほどだった。


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