UNA GIORNATA ORDINARIA

こんなわたしのありふれた一日

がっかり・・・。

2007年07月30日 | 日記・エッセイ・コラム

一昨日の晩。

ワインとパンを買って、今夜はゴチソウ!

・・・と、美味しく食べた、まではよかった・・・。

いつもは、全部のお皿を洗って、あとからゆっくり洗うワイングラスを、その日はなぜか、先に手に取ってスポンジでクニュクニュ・・・ツルッ、パリーン!

バカラのグラスでした・・・(涙)

パリのバカラのお店で買った、最後の一個・・・(涙)

夫は「まあ、いつかは割れるよ、怪我せんかった?」

「ゴケ」だったし、仕方ないか、と諦めるも、ちょっとショック・・・(涙)

高かったものを、というのではなく、その時「割れること」が分かっていたのにもかかわらず、手を出してしまったことに・・・。

ところで「ゴケ」という言い方、組になっていたものが、ひとつだけになってしまったことを言うらしく、この言葉をよく使う友人から教わったものだ。

例えば、柄の違うお箸を使っていた私に、「ゴケヤモメはやめんさい」

なるほど、「後家」と「寡」ということか・・・。

面白い言い方もあるもので・・・。


カスレ風。

2007年07月27日 | 食・レシピ

Dsc01668 白いんげん豆と豚肉、ベーコンでカスレ風の煮込みを作ってみました。

こんな料理は、冬の寒い時に食べるものでしょうが・・・。

確かに、作ってて暑かった・・・。

でも、白いんげん豆は柔らかくホクホクで、お肉やソーセージからもいい出汁が出て、おいしいのが出来ました。

明日の晩に食べようと仕込んだもの。

ワインとパンを買ってきたら、ごちそう、でしょ?


最終日。

2007年07月27日 | 旅行記

たまには、長い休みを取ってゆっくりしたいと行ったこの旅。

さて、いざ始まってみると、遊ぶのもけっこう大変だと気づく。

せっかくの・・・と思うから、ボーっとなんかしていられないから。

朝食取ったら、即!外出。

ま、ホテルだと、朝は部屋の掃除で出てなきゃならないからなんだけど、ホテルにじっとしてるのは勿体無いから、一日中ウォーキング状態、そりゃ、疲れるって・・・。

遊ぶのも、結構つらいよ・・・。

明日は、帰るという日。

もう当分来られないなァと思うと、疲れも手伝ってか、夫も私も不機嫌。

パリの「b」にお昼を買いに行こうと、地図で場所を確かめて地下鉄を乗り換えて目的地の駅で降り、外に出たものの、住所を控えて来るのを忘れ、全然分からず状態。

その辺の人に拙いフランス語で尋ねてみるが、発音が悪いからか「知らない」の返事ばかり。

去年は猛暑のパリ、その日も真昼間はカンカン照りで、ただでさえ面倒くさいと思っている夫は不機嫌。

仕方ないから諦めると言ったことが、また気に食わないらしく、もっと不機嫌。

それに対して私は超不機嫌。

こんなとこまで来て喧嘩することもないよ、とご機嫌取りする夫。

じゃあ、と、機嫌取り直して、シャンゼリゼまで出てみるが、ここはお昼時はどこも人が多くウンザリなので、また地下鉄に乗って例のうどん屋へ。

食後、最後の街歩き。

有名なお菓子屋さんはいっぱいあるけど、この暑さでは、ケーキなんて食べる気すら起こらず、日陰のベンチでお水が一番。

「よう、遊んだねェ・・・」と夫。

「帰って仕事したいわ~」と私。

仕事がしたくなるくらい、遊んだ、というわけか。

夜、カバンに荷物を詰めるときがウレシイ。

朝、空港に向かうバスの車窓から見るパリの凱旋門に心の中で「またね」と告げるのも。

空港で、残りのユーロを全て使い切る「お買い物ゲーム」がまた楽しい。

帰りの機内は、何も食べず、ただひたすら眠るのみ。

夫は、機内食全部、おにぎり、サンドウィッチ、アイス、ウィスキーと貰ったそうだ。

座ったところが、「食事を支度するところ」の横で、出入り口の前に席がないラッキーなところだったから、出入りが楽だったんだとか・・・。

広島に着いたら、駅で買うのは「む○し」のおむすび、これも定番。

家で、これを食べながらテレビや新聞を見て、「浦島太郎状態」を楽しんで、いつも旅は終わり・・・。

来年は、また・・・行くぞ~!


夏休み。

2007年07月23日 | 日記・エッセイ・コラム

Dsc01667 昨日、仕事帰りに図書館に寄るため、たまたま市民球場の横を通ったら、ドンドンシャカシャカ鳴り響く太鼓としゃもじの音。「そうか、高校野球の地区予選だ」

凍らせた麦茶を持って応援に通った高校生の頃が蘇る。聞こえてくる声援に鳥肌が立つ。

私の所属は下手くそなブラスバンドだったが、校歌を吹くとき、それは誇り高く、一生懸命だった。

汗と涙の、真っ黒に日焼けしていたあの頃。「今、その時」のことしか頭になかったあの頃・・・。

さて、今朝、新聞を広げ、昨日母校は惨敗したことを知り愕然とした。恥ずかしくもコールド負けとは・・・とほほ。

ラジオ体操も今日からのようで、ゆっくり寝ようと思っていたのに、6時半、チャンチャカチャンチャカ♪

目の前の公園でやっているのだ。

行ってやればいいものを、ここに住んで17年、一度も行ったことが無い。

昨今のラジオ体操は、土・日休み、お盆まで、なんていう「ナンチャってラジオ体操」。

世話をする大人が忙しいという理由からだとか。

また、私の子供の時は、皆勤賞で素晴らしい景品がもらえたものだが、今はそういった差別をしないらしく、全員ステキ?なものを貰っている。

ヤワな子供を作っているのは、今の大人たちなのだ。

子供に気を使って、どうする?

でも、これは全て大人が「面倒くさい」からなのではないのか?

・・・と、今朝はちょっとアツい私。

夫は、会社の人達と宮島へバーベキュー&海水浴に出かけた。

ウフフ・・・お天気がよくて爽やかな今朝、私にとっても「夏休み」。

前の公園では、朝っぱらから蝉がシャンシャン、大合唱です。


たまご。

2007年07月20日 | 日記・エッセイ・コラム

Dsc01666 夫がお客さんからタマゴを頂いた。

計30個。

箱を開けると、もみ殻ぎっしり詰まった中に、カワイらしい茶色の丸いタマゴが。

懐かしい気持ちがよみがえる。

まだ、小さかった頃、40年ぐらい前の話になるが、時々家にタマゴを売りに来る人がいたようだ。

りんご箱のような箱の中には、もみ殻がぎっしり詰まり、母が買うことを告げると、その人はもみ殻のなかに手を入れて、丸い大きなタマゴを取り出す。

もみ殻の中から一個、二個・・・と取るそのなんとも言えず面白そうな「作業」をやってみたくて、やってみたくて・・・。

小さな子供ならここで「やらせて」となるのだろうが、私のこと、きっといい子で黙って見ていたに違いない。本当は、すごく触ってみたかったのに。

あれから約40年。はじめてもみ殻からタマゴを取り出すことができた今日、下さった方に感謝して、お礼状にそのことを書きました、とさ。