たまには、長い休みを取ってゆっくりしたいと行ったこの旅。
さて、いざ始まってみると、遊ぶのもけっこう大変だと気づく。
せっかくの・・・と思うから、ボーっとなんかしていられないから。
朝食取ったら、即!外出。
ま、ホテルだと、朝は部屋の掃除で出てなきゃならないからなんだけど、ホテルにじっとしてるのは勿体無いから、一日中ウォーキング状態、そりゃ、疲れるって・・・。
遊ぶのも、結構つらいよ・・・。
明日は、帰るという日。
もう当分来られないなァと思うと、疲れも手伝ってか、夫も私も不機嫌。
パリの「b」にお昼を買いに行こうと、地図で場所を確かめて地下鉄を乗り換えて目的地の駅で降り、外に出たものの、住所を控えて来るのを忘れ、全然分からず状態。
その辺の人に拙いフランス語で尋ねてみるが、発音が悪いからか「知らない」の返事ばかり。
去年は猛暑のパリ、その日も真昼間はカンカン照りで、ただでさえ面倒くさいと思っている夫は不機嫌。
仕方ないから諦めると言ったことが、また気に食わないらしく、もっと不機嫌。
それに対して私は超不機嫌。
こんなとこまで来て喧嘩することもないよ、とご機嫌取りする夫。
じゃあ、と、機嫌取り直して、シャンゼリゼまで出てみるが、ここはお昼時はどこも人が多くウンザリなので、また地下鉄に乗って例のうどん屋へ。
食後、最後の街歩き。
有名なお菓子屋さんはいっぱいあるけど、この暑さでは、ケーキなんて食べる気すら起こらず、日陰のベンチでお水が一番。
「よう、遊んだねェ・・・」と夫。
「帰って仕事したいわ~」と私。
仕事がしたくなるくらい、遊んだ、というわけか。
夜、カバンに荷物を詰めるときがウレシイ。
朝、空港に向かうバスの車窓から見るパリの凱旋門に心の中で「またね」と告げるのも。
空港で、残りのユーロを全て使い切る「お買い物ゲーム」がまた楽しい。
帰りの機内は、何も食べず、ただひたすら眠るのみ。
夫は、機内食全部、おにぎり、サンドウィッチ、アイス、ウィスキーと貰ったそうだ。
座ったところが、「食事を支度するところ」の横で、出入り口の前に席がないラッキーなところだったから、出入りが楽だったんだとか・・・。
広島に着いたら、駅で買うのは「む○し」のおむすび、これも定番。
家で、これを食べながらテレビや新聞を見て、「浦島太郎状態」を楽しんで、いつも旅は終わり・・・。
来年は、また・・・行くぞ~!