梅雨入りを納得させるほど降った昨日の雨は、一夜明けるとまたカラリとした陽気で、週間天気予報も当分の間は雨マークなし。当たるとは思ってもいないが、やっぱり晴れている日は嬉しく、カラダがよく動くというもの。
恒例の芝刈りを「昼飯前」に終えた頃に夫が仕事から戻る。
「今日の昼メシは何かな?」と食べる気満々なので、では、と、
前菜・・・イカとスナップエンドウ、オリーブのニンニク炒め
プリモのみ・・・ナスのトマトソースのスパゲティ
爽やかな風が、まるで去年のイタリアのお昼ごはんのようで、「またおいしいもの食べに行きたいね」などど会話も弾む。
先月の「イタリアフェア」で買ったオリーブの木。
ホームセンターで買ったイタリア製のテラコッタの鉢に植え替えた。
芝の近くで作業していると、階下のSさんが石灰を分けてくれ、完璧。
・・・いや、枯らさないようにしないと。
日当たりだけはバッチリのうちのベランダ。
大きくなってくれるといいのだが。
昨夜、夫は通常の展示会を終え、修理を終えた友人の車の返還に京都へ、17時過ぎに会社を出発。日曜日内ならETC効果で安く往復出来ると、またその日中に帰路に。23時前に「今から戻る」と連絡があり、家に着いたのが4時半。「途中めちゃくちゃ眠くて、福山で20分寝たよ」とヘロヘロ。すごいハードな京都往復。
さて、その友人は夫の高校の時からの大の仲良しで、オクサマは甲府の方。
今から17年前、友人が広島から東京に転勤になり、住まいは横浜だったので、じゃあ、遊びに行こうかということになって・・・たしか4月、夜10時に家を出、車で夜通し走って早朝に着いて仮眠して・・・彼らのお家に着いて・・・その後湘南や鎌倉・・・大仏様とか鳩サブレーだとか、そうそう雨降ってたなァ・・・夜は横浜中華街でゴハン食べて・・・なんか断片的な思い出。寝不足だからか。
そして、翌日は車2台で山梨へ。初の中央道の走りと、目的地に近づくにつれ見えてくる桃の花のあのピンクの絨毯のような広がりが、今もまだ目に焼きついている。これだけはしっかり。
勝沼に寄って、有名なワイナリーで試飲。そこからもその「桃源郷」が眺められ、至福のひととき。そうそう、こちらから見る富士山の、ちょっと違った形が初体験だったっけ。「似てるけど、ちょっと違う」って感じ。
・・・そうだった、「信玄公祭り」においで、と言われ、2泊3日の強行軍で車で出かけたんだった。
毎年甲府で催されるお祭りで、街中を甲冑をまとった武者たちが闊歩してまさに「風林火山」の信玄の時代にタイムスリップ。毎年選ばれる「由布姫」は話題のまとだとか。
その晩は、オクサマの実家で名物の「アワビ」の煮たもの、とか一升瓶に入った赤ワインなどたくさん頂いて山梨の宿で一泊。翌日は、河口湖、山中湖などを経て東名に降りて帰路・・・。
まだ30歳だった夫は、寝ずして車を運転するなど問題じゃなかったのに、今やアラフィー世代ともなると体力も限界か。
ところで、その友人からの頂き物は、さすがよくご存知のワイン、勝沼の白、辛口。
美しい薄黄色。キリッと冷やして、さて、何と合わせようか、楽しみ、楽しみ。