UNA GIORNATA ORDINARIA

こんなわたしのありふれた一日

キャンセル。

2011年03月18日 | 日記・エッセイ・コラム

この一週間、ずっとテレビばっかり見ていた気がする。

地震と大津波、原発事故とかつてない災害が起きたのだが、ここ広島では、寝て起きて、仕事に行って帰る、好きなモノを食べ、寒いといえば炬燵に足を入れ、ストーブをつけ熱いお風呂に入るというごく日常の生活。

こんなフツウのことが出来ない人たちがあんなに沢山、まして家族や友人を亡くしてしまった人たちが大勢。

何にもないことがありがたい、ということをまざまざと感じる日々。

ゴールデンウィークのサンフランシスコ旅行は今日が予約のタイムリミットだった。

ニュースを見てると、旅に出ようという私たちに罪悪感を感じるけど、いや一ヶ月も先だからいいだろうといい訳する自分。

でも心から嬉しくない自分。

それが、この旅行、地震が起きる前からナゼかキャンセル待ちで、スッキリしていたわけじゃなかった。

行きたい日に予約が取れない二次希望日の出発だった。

そうしたら地震・・・。

まだまだ地震が起きかねない状況で、強行するかどうするか?

広島ー成田の飛行機は未だ欠航で予定は立たず。

明日からはキャンセル料発生、さあ、どうする?

そんなこんなを今日、電話で旅行会社とやり取りしようと思っていたら、なんと朝、マンションの電気工事の最中に電話線を切ったとかで、電話が不通・・・。

『行くなっていうこと』

「お盆に延期しようや」と夫。

キャンセルしたら、なんかすっきりして、復興のニュースを心から応援して見ることができた。

・・・結局自分のことしか考えていない私・・・。