僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

プールサイドストーリー…ケノビ

2017年11月09日 | ケータイ小説「パトスと…」

 

 

 

講師の先生は8人、結構沢山のスタッフがいることに安心する

中には真っ黒に日焼けして、いかにも水泳部デスって感じの大柄なお兄さんもいる

全く日焼けしていない色白のおねえさんは、普段事務仕事なのだろうか

大柄なお兄さん一人だけ黒で、後全員は白いキャップを被っているのは、

ストームトゥルーパーとダースベイダーのヨーダようだ。

 

泳法別のグループに分かれる前に先生の自己紹介があった

驚くことに、全体を指揮する先生は一番先生らしくない太ったおばさんだ

 

この人本当に泳げるの?

 

男なら絶対ビールっ腹と冷やかされるだろう、妊娠臨月みたいな体型だし…

さすがに失礼だと思ったので金子さんにも感想は伝えなかったが、

多分ほとんどの人が同じ気持ちだったと思う。

 

そしてその人が言う今後の指導予定を聞いてもっと驚く。

「平泳ぎも背泳ぎも基本はクロールなので、全員クロールの練習から始めます!」

 

え~っクロールはクロールコースの人がすればいいじゃん、

だって平も受講条件が「息継ぎ付きのクロールで25メートル泳げる人」だったはずだし

それいらないから平のキックを教えてよってカンジなり。

 

まずは蹴伸びとバタ足。

「けのび」と聞くといつも「オビワンケノビ」と言いたくなってしまうのは自分だけかもと思い

ついついニヤついてしまうユキオだ。

オビワンケノビとは初期スターウォーズのジェダイだ。心の中でつぶやく…

ア フォース ウィルビー ウィズミー。。

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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