ノミネートされた本はやっぱりそれなりに力強く面白い
「宙ごはん」は大賞ではなかったが
ぐいぐいと引き付けられるものがある
訳アリの家で成長していく、少女 宙(そら)
初めはタイトルからして、なんか可愛らしく温かい家族のお話し
かと思ったけれど、案外深刻なストーリーが展開されていく
お話が進んでいくにつれ、複雑な事情や葛藤が
いかにも美味しそうな ごはん とともに解きほぐされていく…
内容は全く違うけれど
以前本屋大賞を受賞して映画にもなった 「そしてバトンは渡された」
に少しだけ共通する印象を持った
図書館に数か月前に予約したものがやっと回ってきたのだ
マイムの後にもまだ数十人待っている人がいるから
どんどん読んで早く返してあげよう…
(このブログを書いている時点で読み終わった)
今年の本屋大賞「汝、星のごとく」はマイムの前に
まだ150人くらい待っている人がいる
楽しみだけれど、回ってくるのは忘れた頃
来年の本屋大賞が決まってからだろうな。。