mamataro's eyes

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お気に召すまま…☆

2008年08月20日 19時45分31秒 | φ(.. )じゆうちょう(未分類)
残暑…。去る6月29日(日)に伊豆の親戚(以下伯父さん)が亡くなり、最近お香典のお返しにカタログが届いた。この伯父さん、“婿養子”として伯母さん(亡父の従姉妹)と結婚したのだが、結婚式の日、衣装の内ポケットに彼女からのラブレターをしのばせていたのだという。後日、そのラブレターは、クリーニングにでも出そうとしたのか、伯母さんに発見されてしまう。嫁の立場なら「なんて野郎だっ」となるんだろうけど、わたしは、ますますこの伯父さん好きだなぁ…と思ったものだった。ますます、というのは、伯父さんとわたしは年が離れすぎていることもあり、あまりに大人と子供で家に訪ねてきても挨拶ぐらいしか喋ったことがなかった。が、イケメンながら、トボけたような雰囲気がいいなぁ~と子供心に思っていたのである。伯父さんはむかし市会議員だった。選挙期間になると、伯父さんのちょっと畏まった顔のポスターをあちこちで見かけるようになり、立ち止まってまじまじ見ると、やっぱりどこか飄々とした表情をしていた
今年に入って、母から「伯父さんがガンで、どうやらもう長くないらしいの。」と電話があった。伯父さんの家は、わたしの実家から車で20分ほどの距離にあり、非常に縁が深い親戚なので、母は何かと出入りしていたのである。

わたし「本人は知ってるの
母  「たぶん、知ってると思うよ。」
わたし「誰か告知したんだ

そこで、母はのん気にこう答えたのだった。
「いいえ、今度入院するの、“長泉がんセンター”だからねぇ。
本人もわかってるんじゃないの」    …

亡くなったのは、一度自宅療養で帰宅後、再びがんセンターに戻って2ヶ月後のことだった。
がんセンターに戻る朝、見送りに行った母に
「俺はもう、この家に生きて帰ることはなかろうよ。」といって、
元気そうに出かけていったという。

そういえば、この伯父さんも母も…B型~
伯父さんが元気な頃は、箸の上げ下ろしのことまでケンカをしていたという、伯母さん(A型)の心境はいかに…。どっちも80代。すごいっ












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