スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

コロッケと能楽

2010年09月29日 | Weblog
急激に秋の気配になった9月のある日、モノマネ帝王のコロッケのショーを観賞、 翌週には日本の至宝宝生流の能楽を観賞した。
芸術の秋とは言え、このような両極端の芸術(一方は芸術と呼べるかは疑問)に私の頭は整理不能に陥ってしまっているようでコロッケが能を舞う姿が夢に現れる。


もちろんこのコロッケではない

コロッケのショーでは一気に100人ものモノマネには抱腹絶倒させられた。
これぞエンターテイナーだと感心する。
私の中では凄い芸術であった、そしてA席6000円は納得の価値がした。
そんな余韻がまだ残っている内に、付き合い上断れずの能舞台観賞と相成った。



以前から一度は観たいと思っていた日本のトップ芸能芸術である、観阿弥・世阿弥から650年もの時を超えている伝統文化でもある。
咳払いもできない静寂の中で必死に理解するが私の脳は付いて行けず、時折睡魔が邪魔に来る。
結局半分は夢の中で観賞していたような気がし、自分のほころびが出た様な経験である。



S席10000円は果たして栄養になっただろうか?敷居が高かったな~
コロッケは温泉の舞台でも良いが、能楽は平泉のような古刹で月明かりの灯明で観賞するものであるような気がした。双方共2時間半程度のショーであった。

観る客層もコロッケは俗に言う庶民層であり能楽はちょっと違った客層であった。やはりこれは両極端の芸術ではないのだろうかと思った。
両方に精通?した積もりの自分ではあるが、いずれ初物は楽しいものである。
また見る機会は果たしてあるだろうかと思うと冥土の土産というやつかな~!

<銭明日二世こと菅村経悦>
環境づくりで地域社会にお役立ち「マリングループ」ホームページ

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