スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

如月雑感'23

2023年02月28日 | Weblog
 11月は寒さに向かい、2月は暖かさに向かう月となる。月初めの立春を境に徐々にではあるのだが、温かさが増して来る。
 例年の1.5倍はあったこの冬のこの地域の積雪も、今日は街路時からは消え、日中は快晴で最高気温も13℃と気持ちも高ぶる。

 今月も世界の出来事には目が離せなかったが、自分で悩んでも何ともならないことは避け、極力明るいニュースを楽しむようにしている。
 昭和の頃は地球ってとんでもなく大きな星と思っていたが、インターネットが充実した今は、小さな星に感じるようになった。

 2月の自分にとって重要な仕事?は確定申告がある。6年前からはe-taxって奴でパソコンから申告している。今年はマイナポータルを利用して試みようとやってみた。
マイナンバーカードと絡み合うのだが、高齢者には相当難しいシステムになっている。然しであるカード申請率がこのところ一気に70%に達したとは驚いた。スタートして7年掛かっているが、その度に国は🥕をチラつかせムチを入れる。

 カードを作っても使用管理するのが面倒で、マイナンバー症候群って感染症も出て来るのではと思ったりしている月末であった。
                                 =おわり=



老春時代

2023年02月26日 | Weblog
 表題の言葉があることを初めて知った。青春時代に対比して、老いてなお若々しくある様を表す言葉として老春時代は使われるようだ。

 東京在住で同年輩の友人山田君が70歳を機に長年営んでいた居酒屋を辞めた時、これからは好きなことを楽しんで格好良く生きるんだと言っていた。
彼は若い時、脱サラして板前修行の道に入ったから、青春らしい暮らしもせず、ひたすら店を持つことに的を絞り頑張ったんだろう。その店をコロナ前に辞める決断をした、この推測ったようなタイミングも絶妙で幸運がついてまわり、今は趣味を楽しみ格好良く生きている。


 自分の座右の銘は"年を重ねる毎に幸せになる"として優先後楽を心がけ生きている。
 青春にせ、老春にせ、愉快に生きるためには、それなりの努力が必要だと言うことだろう。

 特にも配偶者との間の取り方、気配りなどは老春には大事なことである。
 自分としても、新しい老後の捉え方として夫婦は「別居」ではなく「別住」が良いと思っている。「こうあるべき」では、ますます生きるのがつらくなる時代。 若者に負けないくらい柔軟な考え方の老人が増えることを楽しみに、自分も老春の真っ盛りに向かいたい。
                =おわり=


国境なき医師団

2023年02月20日 | Weblog
 "世のため、人のため"と言う言葉があるが、見返りのない奉仕活動は容易いことではない。まして生活に追われている身であれば尚更であろう。

 10年前から手助けになればと支援している会員宛に届いた「国境なき医師団(MSF)NewsLetter」に、スタッフ福島正樹さんの記事があった。

 MSF日本としては昨年暮れ現在22の国と地域に49人のスタッフを派遣している。
 紛争地での外科治療や感染症治療を思い浮べるが、福島さんは危機に瀕している人々に体と心のケアを包括的に提供して被害者の心身面を支えている。彼は脱サラからの転身であり、世界情勢悪化につれ、こうしてはいられないと使命感を持って立ち上がった公認心理師である。

 普通に暮らしていてさえも、人は心身を病む時代なのに、紛争地域や難民キャンプの外国で臨床心理士として心の健康の重要さで患者と向き合い信頼関係を築くことって、並大抵のことではないだろう。

 福島さんは「医師が手術や治療で命の危機にある人を助けるように、私は"言葉"で苦境にある人びとの心を支えたい」と結ぶ。

  🇺🇦戦争、🇹🇷🇸🇾大地震とMSFの重要さは益々増している。本来なら福島さん達の活動がない平和な世界になればと願うのだが❗️
                                 =おわり=

 
 


フィリピンの人

2023年02月12日 | Weblog
 今の世の中を暮らしやすいとか、いい世だと言う人はいるだろうか?

 3年前の2019年暮、日本人36人の特殊詐欺グループがマニラで摘発され拘留された。
 その後、そいつらならず者はどうなったのか、ニュース報道もなく日本国民の殆どは忘れていたと思う。それが🇵🇭🇯🇵間に「犯罪人の引き渡し条約」が結ばれていないことが理由で、マニラの出入国管理施設ででっぷり太って暮らしていた。多少は管理され窮屈だったのだろうが、袖の下の金で普通の暮らしを保ちながらである。

 この3年間に特殊詐欺や強盗団による被害額は60億とか報道されている。最近は人殺しまでやらかしている極悪人グループであるから、摘発された時に🇯🇵政府が必死で引き渡しを嘆願努力したのかが強く問われる。いつものことだが、後悔先に立たずの日本の外交である。

 然し、自分は🇵🇭人は嫌いではない。それはダイビングで何度も訪れた所為もあるが、この国の人々は笑顔を絶やさなく人懐っこく明るい人々であった。
 珊瑚礁の島々に暮らす人々は経済的に恵まれていない、それなのに家族は多く貧乏生活から抜け出せないと言う。

 空港で禁止されている生マンゴー🥭を隠して持ち帰る際、袖の下を要求されたことが懐かしい。
            =おわり=