スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

師走雑感'17

2017年12月31日 | Weblog
1945年の酉年生まれの自分等には、今年は7度目に巡って来た干支である、それも今日を残すだけになっている。
果たして8度目の酉年にこの世に居られるものだろうかと思えば、今日は貴重な一日であるのだが・・・

今年の冬は、11月半ばには雪も降り、師走に入って寒さも厳しく身に染みる。年々歳々背中が丸くなるのは、自分だけでもないようだ。

12月初め、故郷岩谷堂で仲間が集う場があり参加した、竹馬の友もそれなりに年輪を重ねていた。健ちゃんは15年やった手打ち蕎麦屋を今年で閉店するとか、三味線をライフワークにしていたマッツは、盛岡の教室を故郷に移して再出発したとか、小学校からマドンナ(自分にとって)であった昌ちゃんは、母親の介護で奮闘していた、この歳で母親が・・・
そう言えば今月は自分の母の命日月だった、15年前だったナ、あの時で我が経営者人生に終止符を打った気がしている。

そろそろ平成29年の終わりを告げる、除夜の鐘がなる時間になってしまっている。自分にとって今年を振り返っても、何にもなかったような・・・・
終いになったが、この時間は歴史ある村の鎮守さま"厨川稲荷神社"で参拝客を迎えて篝火を焚いている。雪の大晦日。

=おわり=



7040問題

2017年12月24日 | Weblog
NHKの"クローズアップ現代"で放映されていたが、親が70歳で子供が40歳ならば、至極当たり前のことではあるのだが、この40歳世代が既婚か未婚か、正規社員か非正規社員か、が問題である。

70歳は団塊世代と言われ、戦後でもあり昭和22年から24年生まれの年代で、毎年270万人と出生率が大幅に増え、日本の高度成長期を支えて来たのだが、その方達の子供が40才の第二世代に差し掛かっている。

経済が右肩上がりなら全く問題がないのだが、今の日本企業は相当な構造改革でもしなければ生き残りが難しく、採算が取れなくなり、余剰人員対策を強いられている。正に働き盛りの第二世代がモロに影響を受け働く場が狭まれている。不安、不満、不公平はやる気を遮り、人生設計が立てられず結婚問題にも影響する、極端なところでは親の年金をあてにして暮らしている。

安倍政権は働き方改革とかで錦の御旗は振るのだが、末端まで届く改革になっているのか疑問がある、税制改革もそうだが上場企業やバブル東京圏に焦点を合わせた改革になってはいないか?、中小企業は何も変わらない、地方経済は疲弊する一方である。

昨年の出生人口が遂に100万人を切った。100歳まで生きる時代では7040どころか、8050、9060問題と益々立ちいかなくなって来るのではないだろうか?
手遅れのような感があるが、根っこは人口を増やす対策ではないだろうか、消費税増税どころではなく、減税するのが働き方改革の最善策だろう、議員定数も減らせないなら報酬の大幅カットしかないだろうヨ💢

今回はちょっと口説くなってしまった(ᵔᴥᵔ)
=おわり=


"やんべ"が一番

2017年12月15日 | Weblog
年の暮れに、漢字協定団体が発表する世相を表す一字漢字は「北」が一番多かったそうだ。北朝鮮、北海道、北九州・・・、確かに今年は北がニュースを賑わしていた。
自分のことに置き換えてみれば、なかなか一字だけで表すのは難しいもので頭をひねっても出て来ない。

岩手の方言に"やんべ"と言う言葉がある。「風呂のお湯加減はどうだ?」と聞けば「やんべだ」で済むし、「味噌汁の味はどうするの?」と問えば「やんべに」で済む、この程度の方言なら誰にも理解できるだろうが、外出の際に「今日は何時に戻るの?」と問われて「やんべな時間に」と返答されれば、果たしてやんべな時間が何時なのか理解出来ないだろう、一杯飲んで来る身にはなんとも重宝する。

昨日、ジム仲間の平さんが腰が痛いと運動を途中で辞めていた、自分より5歳くらい先輩であるが筋骨隆々で立派な体をしている、増してや日焼けマシンで焼いているので、相当逞しく見える。
中高年の腰痛は危険信号なので、医者に行くことを進めたが、ところで週に何回のジム通いなのかと聞いたなら、5回かなと返答があった。

自分は週2ペースであり、平さんの腰が痛いのも当たり前のような気がした。
自分の一字漢字は思い付かなかったが"やんべ"は自分には生涯付き合いたい言葉だと思った。
=おわり=





体力・気力・共感力

2017年12月11日 | Weblog
70歳までは体力と気力があれば生きて来られたが、これからは、共感力も加えなければならないと言われている。

人間長いことやっていれば、数限りない喜怒哀楽を経て来ている、それが最近の世の中は「怒」と「哀」ばかりが目立つ所為か、中高年は笑わない人が多いなと感じる。
自分も正にそんな風で、長年楽しみに見ている長寿番組「笑点」も今はさほど面白いとは思わなくなっているし、何故か関西系のお笑いには、抱腹絶倒どころか苦笑いになったりしている。

確かに日常生活においても、楽しいことが少なくなり、たまに正装して出掛けるのは法事程度になって来ているので、難しい顔になるのも分かるような気がしない訳でもない。

これでは家族からも、可愛くない年配者と思われるのは当たり前である。しからばと思う時、自ら進んで何事にもオーバー表現すれば良いのだが、自分だけそうあっても場が白けてしまいそうで、周りの中高年者に合わせた能面顔になってしまう。

如何に喜怒哀楽の共感力が大切なことかを、中高年みんなで反省し態度に表せば、ストレスも減り医療費も削減できるのではないだろうか・・・
=おわり=