スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

立佞武多(たちねぷた)は東北の誇り

2011年08月30日 | Weblog
今年の夏は初めて五所川原に足を踏み入れてみた。
以前からここ五所川原市の“立ちねぶた”は最高だと聞いていたからである。

歴史的には400年の伝統をもつ火祭りとか!
この時期の宿が問題だと聞いていたので
年が明けて間もなくの頃、鰺ヶ沢温泉に宿の予約を取っての祭り見学となった。


「巨大ねぷたが五所川原の記録に登場するのは明治40年頃らしい」


「戦後2度の大火で街が全焼、設計図や写真も消失し巨大ねぷたは姿を消した」

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そう言えば10年ほど前だったか、安さが売り物の観光バスで“青森ねぶた”も見学したことがある。
祭り会場に夕方着いたなら弁当を渡されて、後は自由に見てくれと言われた。
2時間も見たなら飽きてきたし、ねぶたの廻りで跳ねているハネトにも、見ている側からは何か違和感があって見学した。

ようやく夜10時頃に観光バスが迎えに来て、十和田湖の宿に向かった。
そして宿に着いたのが午前1時近かったと記憶している。
それも旧い宿で知らない方と4人の相部屋であった、という苦い経験である。

私が見学した中での全日本クラスの有名な祭りは
“富山の風の盆”、“秋田の竿灯”、“青森ねぶた”、“大曲の花火”、“札幌雪まつり”、“山形花笠音頭”である。

祭り見学は重労働なので、本当はあまり好きではない。
そんなこと言いながらも“リオのカーニバル”には感動した記憶がある。

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さて、五所川原市“立佞武多(立ちねぷた)”の話に戻る。
この町は金木と合併した奥津軽の入り口で、人口6万人ばかりの町である。
長い伝統に支えられている“立佞武多(立ちねぷた)”の勇壮さには痛く感動した。


「1993年に当時の設計図と写真が発見され、翌1994年に復元」

小さな町の狭い道路を目一杯に、高いものは25mもある大構造物の絵巻が
電線や電柱、看板を上手く摺り抜け避けながら2時間ばかり掛け
18台の勇壮山車が運行する姿は真夏の暑さも忘れて見学した。
“青森ねぶた”を悪く言う訳ではないが、あっちが前座でこっちが真打ちの様な気がした。


「1998年、80年ぶりに“五所川原たちねぷた”は復活した」

初日に行ったので、大好きな吉幾三も祭りを大いにもちあげての出演をしていた。
ふるさとに戻って水を得た魚の様なはしゃぎぶりで、満面笑顔で持ち歌を披露していた。
金木町にはホワイトハウスと呼ばれる吉幾三邸があるそうだが、今回は見学できなかった。

今回は鰺ヶ沢温泉~十三湖~竜飛岬~酸ケ湯温泉~八甲田~十和田湖を廻っての旅と相成った。
友人と家人の3人旅、3日間の走行距離700kmを一人の運転ではきつかった。

そう言えば、最近のブログには全く仕事に関することは書いていない。
読んでくれている方は遊んでばっかりいる奴だと思っていることであろう。
そう言われても否定はしない自分ではある(●^o^●)



<銭明日二世こと菅村経悦>
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男って辛いよな

2011年08月29日 | Weblog
我が家の玄関入口は、2階まで吹き抜けになっている作りである。
玄関周りを明るくする為の明かりとりに、ガラスブロックを多く施してある。

このところの大きな地震で、そのガラスブロックの補強の為の目地材が一部崩壊された。
このままでは、ブロックそのものも崩壊する可能性もあるので気になっていたが
この週末を利用して修理した。

結構高い場所であったので、長梯子に寄る高所作業の為
昇ったり下ったりの時間が多い重労働だった。



「今月に行った五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)」


「青森県五所川原市で8月4日から8月8日に開催される祭り」


挙句は家人といささかコミュニケーションが欠落していることもあり
助手もなしの為に益々難儀な修理であった。
また、修理作業ってやつは思いがけないことばっかり発生し、結局二日掛かる羽目になった。

自分にこういう住宅メンテが全く出来ないなら諦めもつくが
修理作業によっては中途半端に出来る器用さもあるもので、ついつい手掛けてしまうのだ。



「囃子方のかけ声は、青森の“ラッセラー”に対し“ヤッテマレ”」


「“ヤッテマレ”は津軽弁で、標準語の“やってしまえ”に近い意味らしい」


こういう事も今の仕事を一人で始めた頃、メンテサービスも工事もこなして覚えたので
たいていの事は実は自分で修理可能なのである。

業者に依頼すれば10万円程度は取られても不思議ではない作業である。
然し家人からは余り賞賛の声はなかった。
コミュニケーションが壊れている間は、自己満足する以外にない。
男って辛いよな(+o+)


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フィリピンビサヤ諸島4「不老長寿は竜宮城にあり」 <後編>

2011年08月04日 | Weblog
人間の身体は60兆個の細胞から出来ています。
その全ては酸素無しでは生きていけません。

酸欠はこれらの細胞に十分な酸素を提供出来ない状態の事を指します。
酸欠は代謝障害や疲労感、頭痛、持久力の低下や活性酸素の増加をもたらし
ガンの発生や動脈硬化といった病気発生の元となってしまいます。


超ミニの“タツノオトシゴ”


バンカーボートからのネグロス島

地上(=1気圧)で呼吸している我々は肺を通して酸素を体内に取り込みますが
具体的には赤血球中のヘモグロビンが酸素分子と結合する事で、体内に酸素を送り届けます。
これを結合型酸素と言います。


クモエビ(見つけられる?)

ヘンリーの法則により直接血液に溶ける酸素分子もあり(溶解型酸素)ますが1気圧下ではほんの微量です。
ところがスキューバダイビングを行う海中では、この溶解型酸素が沢山体内に取り込まれ
体のすみずみまで、それも豊富な量の酸素が行き渡る状態となります。

ダイビングで安全停止を行う深度3m(1.3気圧)でさえ90分滞在すると溶解型酸素は血液中飽和状態となります。
ましてや深度20m(3気圧)~30m(4気圧)まで潜り、最終的に安全停止の深度へ来るまで50~60分潜っている訳ですから
1本潜る度に身体はとてもリフレッシュされた状態になる訳です。


“ウミウシ”のカラーに注目

ダイビングに行かずとも溶解型酸素を身体に取り込む事は、プロのスポーツ選手達の間では普通に行われています。
100万円を超える装置を購入するプロスポーツ選手は沢山います。
でもダイビングは楽しみながら健康になれる最高のホビーです。

これからも銭明日二世さんには、ず~っと(笑)この趣味に付き合って頂きたく思っております。


お疲れモードの守屋氏

ー 完 ー


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フィリピンビサヤ諸島4「不老長寿は竜宮城にあり」<前編>

2011年08月03日 | Weblog
銭明日二世さんによって「スキューバダイビング」の世界に引き込まれた守屋と申します。
今回のダイブ旅行で累計潜航本数は299本となりました(笑)。
秋には再度銭明日二世さんを誘って、私のメモリアル300ダイブにお付き合い頂こうと考えております(笑)。


クマノミのミニハウス

さてスキューバライセンス取得のオープンウォター・コースを習った人なら誰でも知っていると思いますが
「水圧の掛かった海中に於いては、地上(大気圧=1気圧)では殆ど体内に取り込まれる事の無い窒素が血液中に吸収され
その排出が十分されないまま海面(1気圧)に戻ってしまうと
減圧症(最悪の場合は下半身不随等)となる危険が存在」するという事実(汗)。


ウミウシ


ウミウシ(交尾中)

勿論そうならない様なダイビングスケジュールが組まれていて
潜航中はダイビングコンピューターにて体内の窒素残量を確認したり、潜航深度の警告を受け浅い深度に位置したり
そして最終的には3~5mの深度で3分程度の安全停止(体内の窒素量を安全なレベルまで排出する)を行うことで
安全で楽しいダイビングを楽しむ事ができます。


珍しい色の“いそぎんちゃく”


フロッグフィッシュ(どっちが頭か?)

安全上の理由により(ダイビング講習では)危険な側面ばかりが強調されるのですが
実は「水圧の掛かった海中に於いて。体内に多く取り込まれる気体」は酸素も同様なのです。
高校の物理で習ったと思いますが“液体に溶け込む気体の量は、気圧に比例して増加する(ヘンリーの法則)”のです。
ビールやサイダーといった炭酸飲料が作れるのもそのお陰です。
従って海中では、地上以上に多くの酸素を体内に取り込む事が出来て、それがアンチエイジングに繋がるのです。


砂に潜りこんでいる魚(名前は調査中)

ー 後編に続く ー


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