スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

長月雑感'23

2023年09月30日 | Weblog
 あんなに暑かったのが嘘の様に、秋らしい季節の朝になった。
そんな涼しい日を待つことなく、9月は近親者が相次いで旅立った。

 老健施設に入所中の方々とは言え、尾を引くコロナ感染が邪魔をし、家族に見守られることもない別れだった。
 150万人と増え続ける多死社会は、否応なく死と近しく向き合わねばならない社会が訪れているのだが、身近な人の死は誰でもいつの世にも悲しい。

 旧い友人が殆ど居なくなった昨今ではあるのだが、月半の21日社会に出た時に出会った奴が、旅の途中に盛岡泊をしてくれ、久しぶりで酒を酌み交わした。
 共にサラリーマンとして働いた三菱gr会社の総務時代の思い出、長く経営した居酒屋をコロナ禍前に辞めた運の強さ、趣味の一人旅の一期一会のハプニング等の話で盛り上がった。
 今はのんびり一人暮らしを楽しんでいる様だが、年に一度位は会いたい奴である。

 結構長く楽しんでいる家庭菜園も、少しは腕も上がったのか、夏野菜は上手く育っていた。
 特にも秋野菜の里芋と山ワサビの成長には目を見張るものがある。根野菜なのでまだ掘ってはいないが、先々が楽しみである。
                                =おわり=







酒好き

2023年09月24日 | Weblog
 自分は酒好きかと問われれば、迷いなく大好きだと応える。
然し酒好きを表す言葉に良い響きは少ない。大酒飲み、気狂い水、アルチュー、やけ酒、悪酔い、呑兵衛、飲んだくれ、からみ酒等々、生き方にふさわしくない烙印言葉がチラつく。

 昔のことだが、自分が相当貧乏だった頃親しいMさんが居た。彼は月に一度出張して来ていた、自分らはMさんの出張手当で酒を馳走になることが常で、当たり前化していた。

ある時Mさんの虫の居所でも悪かったのか、目が座って勘定を払わないと言い出して困ったことがある。こいつらの当たり前化に、Mさんは気に食わなかったのだろう。
そんなことがあってからは、人様の金を当てにして飲むことは控える様になったから、貴重な人生訓を学んだ。

 先日"岩手酒蔵フェスタ"イベントが盛岡駅前広場で開催され、多くの日本酒好きで賑わっていた。
こんなチャンスを逃す手はないとばかりに兄と顔を出した。普段は1升(1.8ℓ)1600円の金印ばかり飲んでいるが、この日は酒蔵会社の自慢銘柄を十分に堪能した。やはり日本人には日本酒だナ^_^
それにつけても女性客が多いのには驚いた😱
            =おわり=



盛岡秋祭り

2023年09月18日 | Weblog
 この街の落成を祝って宝永6年(1709年)9月14日に始まったと言われている、盛岡八幡様の例大祭が秋祭りとして盛大に行われた。

 自分の様に故郷が地元ではない者と違って、生粋の盛岡人は夏の祭り"盛岡さんさ"より、この祭りを心の拠り所にしている節がある。
 
 最近繁華街には足が向かなくなった身であるのだが、懐かしい友が来盛するとなり、14日の花金は勇んで出掛けた。

 祭りのメインイベントは10台の山車が連なってのパレードであり、夕闇も迫った時間に最高の場所で観覧する機会に恵まれた。
 市の無形民族文化財に指定されている祭りであり、コロナ禍で通常開催は4年振りでもあるので、残暑の中ではあったが相当の観覧客が祭りを堪能していた。

 祭りの余韻でざわめいている満席の居酒屋で懐かしい友と久しぶりに合流し旧交を温めた。
 彼は大手の生保幹部であり、母校R大の役員として青森支部会に臨む目的で立ち寄ったのであった。

 彼とはダイビング仲間でもあったので、何度も南の海へ足を運んだ。
自分は片眼になって70歳で足を洗ったが、視力が取り戻せるなら今でも珊瑚礁の海に潜ってみたいし、そんな竜宮城の夢を見ることがある。
 酔いの中で、そろそろ辞めようとしている、このブログの最後に、生前葬弔辞を貰いたいと申し上げたのだが・・・
            =おわり=


 
 



 
 


キャッシュレス

2023年09月08日 | Weblog
 真夏になり少しでも気温が低い時間を選んで1日8000歩を目安にウォーキングしている。

 近隣のコンビニ3店を中継点に日違いに順番に歩く。
 そんなことを日課にして今日で1265日になる。間もなく3年半だから我ながら大したもんだと思っている。1日も休んでないので、周りから見ればちょっと気狂いに見えてるのかもなぁ^_^

 その中継点のコンビニではコーヒーをスマホの電子ペイで求め、101円で1ポイント貰い、公園でコーヒータイムを取る。
 そんな訳だから現金は持って歩かない、便利な時代になったものだ。

 自分の財布には月初めにキャッシュカードでお金を下ろしストックするのだが、月末になっても結構お金は残っている。

 カード会社の電子ペイかクレジットで支払うので、減らない訳だ。挙句は光熱費やスマホ経費も交通費もカード会社経由、唯一税金関係だけはカードが効かないが預金から引き落とされる、益々お金を目にすることはない。

 大よその買い物はこんなだから便利な時代になった。反面現金決済と違い金使いが粗っぽくなるので、極力電子ペイを優先しているのだが、いちいち入金するのも面倒だからと、オートチャージにしている?

 そんな訳で時々預金に入金されるのも、支払いの電子ペイにせよ、クレジットにせよ、税金にせよ、自分がキャッシュを目にすることがないのである。
その内、冠婚葬祭もお年玉もお賽銭もカードで済むようになりそうだ。

 カード会社は如何にして他社に勝るポイントサービスを競いあい、人の欲望をどんどん揺さぶってくる。近未来には造幣局も不要になるのでは・・・・
            =おわり=