スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

波照間島にて、其の弐

2010年03月04日 | Weblog
ザワワザワワ
波照間島の人口は600人弱とか、自転車で島を一周したが、二時間程度で廻れた。
海と砂糖きび畑以外には何もないような島である。



でも海の色は最高であるコバルトブルーが目に映える。
砂糖工場と発電以外に環境汚染源はないから当然であろうが、反面働く場所など無いようで、信号は一個も見当たらない。
子供は極端に少ない長寿の島である。

ここで暮らすならザワワザワワを聞きながら砂糖きびと年に何度も収穫できる野菜を作り、魚菜料理にヤギのミルクや泡波焼酎をたらふく飲んでゆったりする以外になさそうである。
病院が無いから病気はしてはならないだろう!

人間性は我が県と似ている、ぼくとつで寡黙である。
ビールを買いに行く店(共同売店)の初老の婦人がふと漏らした「義母が93歳なのに元気で困る」とか。
そう言えば、昨夕畑仕事していた婆さんと会話したが80歳で現役であった。



閉鎖されてしまった空港、回らない発電風車、さとうきび(バイオ燃料)が一杯あるのに重油を焚いている発電工場...



何かチグハグな感はあるが、さとうきび畑の灌漑事業(農水省の補助)は徹底されている。
やはり島起こしはこれしかないんだろう。

ダイビングを一度位やろうかと思ったが、水温が23℃では高齢ダイバーには無理と判断した。
次回の楽しみにしておこう。
“南十時星が輝く波照間島”ウオッチングも、今回は泡波焼酎で酔いつぶれ先送りにしてしまった。



<銭明日二世こと菅村経悦>
環境づくりで地域社会にお役立ち「マリングループ」ホームページ

日本最南端の島、波照間島にて

2010年03月03日 | Weblog
日本最南端に居ます。
スポーツジムで知りあった高野良一さんが住む沖縄石垣島と最南端の島、波照間島に来ている。
2月末、自分が事務局を担う岩手県冷凍空調設備工業会の年度総会を無事終え、待ってましたとばかりに独り旅に出掛けたのだ。




生まれて初めて訪れる地である。
高野さんは盛岡にいる時から数ヶ月単位で沖縄八重山諸島に足を運んでいた。
そんな暮らしに満足できずなのか、とうとう職場も石垣に見つけ半年前に移り住んだ方で、彼の行動力と勇気には敬意を表する。

人間長年にわたり築いて来たしがらみの中から抜け出すのには、相当のきっかけか勇気が必要だ。
私の場合を考えれば商売が失敗でもすればそんなこともあり得るかも分からんが、今は到底考えられない。



自分はどっちかと言えば農耕民族の方で、高野さんは狩猟民族の血が流れているように感じる。
これからの日本人は高野さんのように何処でも暮らして行ける民族にならなければ世界に羽ばたけないとも感じる。



24節季では間もなく啓蟄であるが、盛岡はまだ雪が降ったとか。
波照間の今朝は海風が吹きつけ多少は涼しいが、日中は27℃の夏日。乾期から雨期へ移り変わって行く季節が始まったようだ。

<銭明日二世こと菅村経悦>
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