スピンオフ銭明日編集長

モットーは"年を重ねる毎に幸せになる"銭明日編集長の日記

俺と裕ちゃん

2009年07月15日 | Weblog
先週、石原裕次郎23回忌法要を華々しくやっていた。
52歳で旅立たれたのは、ついこの間のようであった感がする。

親友の勝新太郎が法事でいつか言っていた事がある。「生きていても死んだような奴が多い世の中で、亡くなっても生き続けている奴もいる」と。
裕ちゃんは正にその代表格である。



自分が裕ちゃんの映画を初めて見たのは「鷲と鷹」である。
共演は三国連太郎、月丘夢路だったと思う。
兄に連れて行って貰った記憶がある、中学生の頃だった。

高校生の頃は授業もサボっては全て見た。
鑑賞の後、映画館から出て来る姿は全員裕ちゃんの気分であった。
誰もが経験した青春の甘酸っぱい想い出ではなかっただろうか。

この頃の若人の娯楽は野球と映画しかないような時代であったから、映画産業は大盛況であり裕ちゃんの一挙手一投足を真似たものである。
酒・タバコ・女は定番であったから、いろいろと人生経験もした。
カラオケも裕ちゃんの歌は殆ど覚えたし好んで歌って来た。
こうして顧みれば俺と裕ちゃんの付き合いは50年に及ぶが、まだまだ永遠に付き合うような気がしている。

♪君の横顔素敵だ~ぜ、拗ねたその瞳が好~き~なのさ~、もっとお寄りよ~離れずに・・・♪(二人の世界)

<銭明日二世こと菅村経悦>
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