男はどうやら母親が大好きである。自分もご多分に漏れずそうなのだ、お袋が旅立って17年にもなるのに未だ遺影に甘えている。
(ありし日のウーちゃん)
(孫の子守をするウーちゃん)
(晩年のウーちゃん)
過日亡くなった愛犬エコも男であり、然も母子家庭だったから、きっとそうだったに違いない。
(ありし日のウーちゃん)
エコの母親は本名はウナギ、愛称ウーちゃんと呼称していた。孫たちが生まれる前娘夫婦と暮らすようになった。飼う羽目になったのはショップで売れ残っていて、救って欲しいと訴えて来たと聞いている。
(孫の子守をするウーちゃん)
とても聡明な子だったので、子孫を取ったのは17年前のことだった。然しウーちゃんママは9年前に11歳で亡くなった。それ以来お骨は娘夫婦と暮らしていた。
(晩年のウーちゃん)
先週愛犬ファミリーの墓標を造営し安らかに眠らせることが出来た。最後に娘がお別れの言葉を送った。
「うーちゃん
一緒に暮らした11年間、とても楽しかったよ。
うーちゃんが、子供たちを産んでくれて みんながそれぞれに、幸せで、たくさん足あとを残し与えてくれて、感謝でいっぱいです。
会えなくなって、10年経つけど、忘れることのない、とても大切な存在です。
たくさんの思い出をありがとう。
いつか、会えるかな〜?
もし、また会えたらたくさんたくさん遊ぼうね、それまで、みんなを見守っていてね」
=おわり=
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