今回の衆議院議員選挙岩手3区で小沢一郎が敗れた。1969年(昭和44年)に27歳で初当選から17回連続勝って来たのだが、その伝説が終わった?
自分が20代始めの頃、仙台の会社勤務時代、岩手開拓の拠点を水沢市(現奥州市)袋町に事務所を置いたことがあった。
この事務所の大家が小沢さんの父親佐重喜代議士の生家であったから、里帰り中の代議士が突然事務所に見えられお茶を飲んでいった。自分には誰なのか分からなかったが、後で知る。当選10回で自民党一筋のたたき上げ大物代議士であった。
その数年後代議士は突然亡くなり二世議員として、華々しく登場したのが小沢一郎であった。
田中角栄時代や47歳での自民党幹事長時代には、岩手に5人目の総理誕生かと将来を嘱望されていたのだが、今となっては語るに落ちた。
東日本大震災の非常時に岩手に東北に被災者に寄り添わなかった、そのことが原因なのか、和子夫人に三下り半を突きつけられた。
しっかりと留守がちの地元選挙区を守っていた、高評価で信頼が厚かった和子夫人であったのだが!
政治ジャーナリストで小沢の天敵と言われ、和子夫人の離縁状スクープ記事を書いた、松田賢弥氏が選挙結果を見ずに10月初め亡くなった。松田の出身地は北上市である。
ここを拠点に小選挙区で戦って来た、藤原崇(38歳)は初めて小沢に勝利した、大金星である。藤原崇もまた北上(西和賀町)出身者である。何かわからないけど因縁めいたものを感じる。
=おわり=
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます