(「夏の富士」・・・夏休みに入り、身延山と下部温泉
へ出かけました
)
一昨日は立秋でした。
秋立つ日、よめる
秋きぬと 目にはさやかに見えねども
風の音にぞ おどろかれぬる 藤原敏行(古今集)
立秋を過ぎると急に秋が身近に感じられ、慌てて9月2日にお招きする夕去りの茶事のお客さまにご案内の手紙を書きました。
同時に2ヶ月ほど前から考えていたリフォームに向けてやっと行動開始です。
いろいろなリフォームが頭を過りましたが、際限なく膨らむ欲望を押えて最小限度にしました。
一番の目的は、十畳の広さの洋室を常時立礼の稽古を出来るようにしたいのです。
しかし、同時にこの部屋は稽古の支度や打ち合わせ、茶事の待合など多目的に使っていますので、その機能も維持しなくてはなりません。
(これは数年前の鷺草です・・・)
頭の中で考えていることを実行に移すべく、業者Tさんに相談してみました。
〇 フローリングの床を張り替えたいが、冬の下からの寒さに備えて簡単な床暖房は可能でしょうか?
今まで冬は絨毯を敷いていたのですが、大きな絨毯の2階からの出し入れやクリーニングが大変なので、この労働負担や費用を軽減したいのが一番の目的です。
業者Tさんのお勧めはガス給湯器を使った床暖房ですが、かなりの工事になるとのこと。
予算的にも大工事は考えていないので、傷んだ床のフローリングだけ新しくして、冬は従来のエアコンと部分的に小型の電気カーペットを使うことにしました。これなら家具の移動にも対応できそうですし、なにより安価なのが嬉しい。
膨大なカタログを見ていると迷いそうでしたが、最初の印象を大事にして床材を決め、施工日も希望通リ8月後半に決まりました。
あとは残す物、捨てる物の整理ですが、これが一番大変そうで頭が痛いです・・・
夏休み中なので、一日一ヶ所を決めてコツコツとやっていくしかなさそうです。
(「夏雲」・・・身延山ロープウエイにて)
(身延山山頂の奥の院まで約7分の空の旅です)
〇 もう1カ所、洋間と隣の和室(六畳のリビング)の間に大きな2枚の板戸があります。この板戸に壁紙を張るか、塗装をするか、リフォームして部屋の雰囲気を変えたい・・・と相談しました。
業者Tさん曰く、これはこれで完結していてリフォームの仕様がありません。このサイズの建具はとても珍しく、建具を変えるよりこのまま使うことをお勧めしますとのこと。
家具の配置も変わるのでその様子を見ながら、何か私に出来ることで考えてみよう!試してみよう!と思っています。これはこれで先の楽しみが出来ました。
待ちに待った夏休みですが、あっという間に終わりそうです・・・
(木槿が満開・・・新東名のSAにて)