採取した野の花
数日前から天気予報ばかり気になりました。
第3回お茶サロンは「秋野を吹き抜ける風」を感じる茶会にしたい・・・
とひそかに考えていたので、秋野を彩る草花を採取しなければなりません。
連日の雨模様で「雨の中でも採りに行くしかないかしら?」と空を睨んでいると、前々日の天気予報で
「明日の10時から12時まで曇りらしいから何とかなるかもしれないよ」とツレ。
翌日(茶会の前日)、10時過ぎに雨がひと休みしている間にツレと草花採りに出かけました。
我が家は横浜の郊外、住宅地の横には横浜の原風景ともいうべき帷子川、里山、畑などがあり、
散歩コースを一廻りすれば、草花を十分採取できる環境です。
それに今回は茶花というより、ひそやかに秋野に咲く野の花を生けていただきたいと。
雨が強くなったので玄関内へ避難
予報通り12時近くにポツポツ降り始めたので、最後に芙蓉の蕾のある枝を選び採りました。
帰宅するとすぐに水揚げの悪い芙蓉の切り口を炭化させ、深水で養います。
3つのバケツが秋の草花でいっぱいになり、これで一安心です。
作業が一段落すると雨脚が強まって来て、今度は明日の天気が心配に・・・。
そんな心配を和らげるようなメールが届きました。
暁庵様
いよいよになってまいりました。
雨続きではありますが、明日は「曇り」のようです。
でも、秋晴れの心持ちです。
初めて尽くしで戸惑う事もあろうとは思いますが、何卒よろしくお願い致します。
暁庵様、スタッフの方々、そしてご連客の皆さまとの出会いに感謝しております。 SAより
茶会の朝、芙蓉や木槿の花が咲きました(ヤッタね! )
第3回のお茶サロンのお客さまは5名様、全員が裏千家流でした。
正客は東京からお越しのSさま、某勉強会で最近知り合った素敵な方で、お互いに末永いお付き合いを望んでいます。
次客は茨城県よりお越しのSAさま、第1番にお申し込みを頂き、前回参加できなかったので楽しみにしてくださったようです。茨城県は暁庵の生誕地でもあり、嬉しい御縁です。
三客のHさまは前回の聴雪の茶会に感動してくださり、引き続き参加してくださいました。最初のお出会いは京都、親鸞聖人の降誕会でお会いした、稀有なご縁の方です。
四客のUさまは横浜市旭区からお出ましで、家が近いのでもうびっくり! このお出会いを御縁に親しくお付き合いくださると嬉しいです。
詰は神奈川県厚木市よりお出ましのYさま、「大寄せの茶会しか経験がないので、すっごく楽しみな反面、不安です」とのことでしたが、詰をお願いしちゃいました(立派にお役を務めてくださいました)。
第3回お茶サロン「お茶とハーブティーを楽しむ会」-2へつづく 前へ