暁庵の茶事クロスロード

茶事が好きです。茶事の持つ無限の可能性に魅了されて楽しんでいます。2015年2月に京都から終の棲家の横浜へ戻りました。

2021年文月の最後のお稽古・・・お茶と緊張感

2021年07月29日 | 暁庵の裏千家茶道教室

 「白雲抱幽石」・・・・大好きなお軸、明道和尚の御筆です

 

7月26日(月)から暁庵の裏千家茶道教室は夏休みに入りました。

その前に7月(文月)最後の稽古が2日続きました。

7月24日(土)午前にAさんが初炭(棚)と濃茶をお稽古しました。10月の初めての茶事に向けて、特に初炭手前を修練しなければ・・・と、一生懸命取り組んでいます。

 

       (初炭手前のお稽古)

午後になってM氏が唐物と葉蓋で洗い茶巾、NYさんが台天目と茶箱・花のお稽古を、そしてAさんと4月に入門されたY氏が見学しました。

6月に「転勤族 水無月の茶事」をされたM氏の差し入れの濃茶(「芳香の昔」西条園詰)と薄茶(「青松の白」大正園詰)を皆で美味しく賞味しながらテンポよく稽古が進みました。

 

        (台天目のお稽古)

 

7月25日(日)10時からY氏のお稽古です。

自転車で教室まで15分とのことで、颯爽と(汗だくで?)自転車に乗っていらっしゃいます。

Y氏は東京の某ホテルにお勤めで、とても素晴らしいホスピタリティを持っている方です。

前回、Y氏から秋に新しいレストランが開店予定で、その一角に茶房があり、立礼で薄茶を差し上げることを伺いました。

それでは、取り敢えず立礼のお稽古をしておきましょう・・・ということになり、点茶盤を御園棚に見立てて、薄茶の稽古をしました。

「薔薇の茶会」の時にY氏は御園棚の薄茶点前を稽古していましたので、点前の順番を確認しながら、所作で気になるところをご指導しました。

帛紗のさばき方、棗の拭き方、茶杓の拭き方、棗を拝見に出す時の帛紗の扱い方、引き柄杓など、基本を細かく見ていきます。

 

    花は小鬼百合と秋海棠

(根津美術館へ行ったので青銅器のシャワーを浴び、「爵(しゃく)」(写)を使いました)

 

一休みの間に

「先生、実は茶房にはコンサルタントがいらっしゃるのですが、その方の言う茶房のコンセプトが全く理解できませんでした。お茶には緊張感が必要で、それを感じさせる茶房にしたいそうです。

お客さまには安らぎやくつろいでもらうことが重要と考えていたので、「緊張感」を与えるなんて・・・と。

でも、こちらに伺って少しずつですが、考えていることが分かるような気がしてきました」

「あらっ!それは光栄ですね。「緊張感のあるお茶」・・・私にはとても興味のあるテーマです。

コロナ禍でお茶事をする時、戦国時代の武将がどのような気持ちで茶室に入り、一服の茶を喫するのか・・・ということを時々考えさせられ、今まさに自分がその一人になったような感覚を持ったことがあります。(その感覚とは、死と隣り合わせの緊張感を覚えながら、それを突き抜けた清浄な安らぎの境地へ到達する・・・といったような不思議な感覚でした)

きっと、そのコンサルの方は、レストランのお客さま(多分、企業戦士の方々)を戦国時代の武将になぞらえて、戦場に赴く前のひと時の緊張と安らぎを茶房で体験していただきたい、そのような特別なおもてなしの出来る茶房にしたいと考えたのではないでしょうか?」

「先生、そうみたいなのですが、緊張感って、今までとは全く違うもてなし方なので戸惑っています・・・」

「お茶と緊張感」、難しいけれどとても重要なテーマで、私にとっても良い勉強になりそうです。

緊張しながらのお稽古が続きそうですが、一緒に頑張りましょうね。 

 

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私のサクラとトトロの大欅

2021年07月20日 | 暮らし

             満開の時の「私のサクラ」

(昨年の「私のサクラ」は早く満開になったけれど雪が降って・・・3月29日撮影)

     (雨の公園にて)

 

2021年6月の或る日のことです。

我家の前の公園に進入禁止の黄色いロープが設置されました。

「ウン??」最初は何のためかわからず台所の窓から眺めていましたが、

「どうやらサクラの何本かが病気で枯れかかっているらしい。その1本が「私のサクラ」みたいだよ・・」 

ツレの話を聞いて、もう飛び上がりました。

・・・そういえば、今年の春は「薔薇の茶会」や茶事などに忙しくしていて、「私のサクラ」をゆっくり眺めたり、近くに寄って話しかけたりしなかったかも・・・と猛反省。

近くへ行くと、数本の大枝が既に枯れていました。他の桜も同じような症状で病気のようです。

「もしかして「私のサクラ」が切られてしまうのかしら? 自費でもいいから樹木医に診てもらいたい・・・」と思いました。

「管理をしている公園事務所に相談してみようかしら?」と迷っている間に、伐採のための業者がやってきました。

その日はお稽古があったので、只おろおろしていると

「今、業者に聞いてきたら、危ないので枯れ枝だけを伐採するそうだよ」とツレ。

ほっと胸をなでおろしました。

病気が治ったのかどうか、まだ心配は尽きませんが、今は静かに見守っています。

全ての生物は命に限りがある事を、突然病気になる事も、「私のサクラ」が身をもって教えてくれたような気がします。

何でも先延ばしにすることなく、限りある命の一日一日を大切に生きよう・・・と話しかけている気がします。

 

     (花魁草の群落)

     (梅雨明けの空)

今年になってから毎朝、朝風呂に入るようにしています。

ぬるめの湯にゆっくりと、冬なら20分くらい、夏の今は5分以上我慢して浸かっています。腰痛と膝痛対策で始めたのですが、朝風呂はとても贅沢な瞑想(ぼんやり)の時間であり、爽快感も抜群で病みつきになりました。

風炉場の窓を少し開けると、「トトロの大欅」と名付けている公園の欅がよく見えます。

風が吹くと、てっぺんの枝々がワサワサ音をたてて大きく揺れて、今にもトトロが独楽に乗って飛び出してきそうです。

何日も雨が続き、びっしょりと枝や幹まで濡れると、「トトロの大欅」に耳を密着させて根幹を伝わる「雨の音」を聞いてみたくなります。

そんなことを夢想しながら朝風呂のひと時を過ごします・・・とてもいい時間。 

 

     (オシロイバナ)

でも、それからは大忙し。

掃除、水撒き、下火や湯の準備などを汗だくでこなし、10時からのお稽古に備えます。

あっ! 〇〇さんがお稽古にいらしたようです。

「ようこそいらっしゃいました! 暑かったでしょう・・・ゆっくり涼んでね 

 

 


2021年文月の教室だより・・・茶杓の銘

2021年07月18日 | 暁庵の裏千家茶道教室

      (大山は雨降山とも言い、雲がかかると雨になる

 

久しぶりの教室だよりです。

雨続きの昨今ですが、水無月(6月)から文月(7月)にかけて3回も杜鵑(ホトトギス)の鳴き声を我が家で聞くことができ、とても感激しました。

一度は明け方のまどろみ中、後の2回は昼間の庭先で「キョッキョッキョキョキョ」って聞こえたような・・・。

「ホトトギス」という銘の茶杓が手元にあります。利休所持の茶杓の写しで、本歌は三井記念美術館にあるそうですが、いまだご縁がありません。

この茶杓を購入した訳は、次の説明文と写真(茶杓と筒)に惹かれたからです。

   さび竹ながら美しく漆拭きがよく透けています。

   腰高く蟻腰で節からゆがみがあって景色となっています。

   本歌は真筒の面取りで、利休筆の「ホトゝキス」とあります。

   利休時代には珍しい季節銘で後世の先駆をなしています。

昨年5月のM氏の初風炉の茶事で使うつもりでしたが、コロナウイルスの緊急事態宣言が出され、登場の機会はなくなってしまいました。今年の朝茶事は開催するかどうか微妙ですが、早く使ってあげたいです・・・。

 

            (我が家の愛杓たち)

お稽古中に茶杓銘をお尋ねしますが、いろいろ考えてくださって素晴らしい茶杓銘が登場するととても嬉しいです。一本の茶杓と銘が醸し出す季節感や情景、そしてお点前さんのお話しする物語りに心打たれるのです。

最近では次の茶杓銘に感動でした・・・

「催涙雨(さいるいう)」・・・7月のS先生の東京教室で洗い茶巾のお稽古の時、お点前のIさんが付けた茶杓銘です。

「催涙雨」は陰暦7月7日の七夕の日に降る雨のことで、牽牛と織姫が逢瀬のあとに流す惜別の雨とも、逢瀬がかなわなかった哀しみの雨だそうです。

1年にたった1度でも永遠に続く、暁庵にとって憧れの逢瀬ですが、いろいろ苦労もありそうですね・・・。

菓子は朝顔模様の練り切りでしたが、菓子銘が「もらい水」。加賀の千代女の俳句「あさかおに 釣瓶とられて もらい水」から付けられました(こちらもステキでした・・・)。

 

       (7月になると登場する「七夕」の掛物)

「虎が雨」・・・4月から暁庵の教室に入門されたY氏が6月の薄茶平点前のお稽古で付けた茶杓銘です。

陰暦5月28日に降る雨のことで、「虎が涙雨」「曽我の雨」とも言います。

鎌倉時代のこの日、曽我兄弟が父の仇である工藤祐経(源頼朝の家臣)を富士の裾野で討ち果たしますが、兄の十郎祐成は戦いのさなかで討ち死にし、弟の五郎時致は翌日処刑されました。「虎が雨」は兄十郎の愛人で、大磯の遊女であった虎御前が流す涙雨と言われています。

大好きな雨の名前を茶杓銘に使ってくださってもう感動しました。

 

             檜扇水仙(情熱的な花の色に虎御前を重ねて・・・)

 

「涼み舟」・・・昨日のお稽古で、Uさんが葉蓋と洗い茶巾のお稽古に用いた茶杓銘です。

その銘を聞いた途端、涼やかな川風がさっ~と茶室を吹き渡り、能のあるシーンが頭をよぎりました。

能「江口」です。三人の遊女が川遊びをしている、美しくもはかない情景が目に浮かんできたのです・・・。

その日は各地で今年最高温度を記録したそうで、横浜の最高温度は33℃でした。

今日にも梅雨明け宣言が出そうですが、雨の日の稽古も(豪雨でなければ・・・)また好し!ですね。   

 

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「転勤族 水無月の茶事」を終えて・・・(3)懐石

2021年07月15日 | 社中の茶事(2018年~)

  (向付  コチ湯引き 水玉胡瓜 花穂紫蘇 梅醤油)

(つづき)

当初、懐石は暁庵が担当するつもりでした。

しかし「薔薇の茶会」のあとに体調を崩したこともあり、懐石をお願いする方を探していました。

小梶由香さんは「薔薇の茶会」で初めてお会いした方で、EKさんの友人です。

「小梶さんは懐石をなさるのよ」というEKさんの紹介の一言がご縁となり、「お役に立つなら喜んでお引き受けします。一生懸命努めさせていただきます」と引き受けてくださったのです。

「先ずお互いに知り合うことから始めましょう・・・」と、リハーサルに打ち合わせを兼ねてお付き合いしてもらいました。

転勤の先々に因む食材を取り入れるなど、ご亭主の趣向に添った料理を考えてくださって、どんな懐石になるのかしら?と楽しみでした。

「宮城県のアンテナショップへ行って、八寸に使えそうなものをリサーチして来ます」「う~ん!」(そのフットワークの軽さが羨ましい・・・)

きっとお客さまも、ご亭主M氏も、半東Kさんも満足し、感激して食べてくださったことでしょう。

暁庵は懐石と水屋のお手伝いに回り、特に向付(コチ湯引き、梅醤油)、焼物(茄子、鳥味噌)、預鉢(アナゴ、長芋、隠元の炊き合せ)が絶品で舌鼓!でした。

 

  

    (椀盛  水無月真蒸 海老 青柚子)

 

「転勤族 水無月の茶事」の懐石献立  (小梶由香 作成)

飯   白飯 一文字 (ミルキークイーン)

汁   ズッキーニ  茗荷  胡麻 

          八丁味噌仕立て (八丁味噌は亭主ご希望)

向付  コチ湯引き  水玉胡瓜  花穂紫蘇  梅醤油

椀盛  水無月真蒸  海老  青柚子

焼物  茄子  仙台味噌とりあんかけ   

預鉢  穴子  長芋  隠元 炊き合わせ

箸洗  へぎ青梅

八寸  おつまみ牛タン(仙台 喜助監修)  空豆塩茹(亭主ご希望)

湯斗  こがし湯

香物  沢庵  守口漬(亭主ご希望)     胡瓜ぬか漬け

 

酒   「生酒」 晴雲酒造(埼玉県比企郡小川町)

    (名水「日本水」由来の酒を亭主がご用意)

 

 終章に代えて・・・Mさまへ(暁庵からのメール)

この度の初茶事のご成功を心からお祝い申し上げます。おめでとうございます! 

一昨日、巻紙のお手紙を頂戴しました。ご丁寧にありがとうございます。

お茶事を無事に終えられて、安堵感と手ごたえをしっかりと感じられたようで、私も嬉しいです。

水屋でお手伝いさせて頂きましたが、Mさまの15年間の修練の成果が十分に発揮され、しかも、お心が込められた、渾身のお茶事だったように思います。

修練された15年間にはまさにMさまならではのお茶の歴史があり、その間に出会ったお人やお道具のこと、いろいろな方に支えられ教えられてきたというご縁に思いを馳せました。そして思えば、暁庵とのご縁もとても不思議な気がします・・・。

私はときどきお茶のご縁の不思議さに心を打たれますが、お茶事はそんなことを改めて考えさせてくれる機会でもあります。

茶事の数日後にS先生のお稽古でお正客Nさまと次客Yさまにお会いしました。

「素晴らしいお茶事でした。正客としていろいろ反省点ばかりでMさまへ宜しくお詫びしてください・・・」とNさまに言われました。

でも、きっとNさまはご亭主のお話に耳を傾け、座を盛り上げてくださったことでしょう。そして、ご趣向を存分に楽しんでくださったことでしょう。

茶事後に名水「日本水(やまとみず)」を調べたら、山深くにあり水汲みがさぞや大変だったことだろう・・・と。でも、その大変さがおもてなしの心につながって、とても嬉しく思いました。

 

    名水「日本水(やまとみず)」(埼玉県大里郡寄居町風布地内)

どうぞ、初茶事をきっかけにまたお茶事をなさってください。

次回のお茶事では客として席中でMさまのお話をいろいろ伺いたい、ご趣向を楽しみたい・・と思っています。宜しくお願いいたします。 

                                                              かしこ    暁庵より  

 

「転勤族 水無月の茶事」を終えて・・(1)名水点へ  (2)花と後炭と会記へ

 

 


「転勤族 水無月の茶事」・・・(2)花と後炭と会記

2021年07月13日 | 社中の茶事(2018年~)

      後入りの床の花(茶事後に撮影しました・・・

(つづき)

銅鑼が七つ打たれ、後座の席入りです。

中立の間に床の中釘に花が飾られました。

「花は苦手で困っています・・・」とお手上げ状態のM氏。

「とにかく花屋さんを時々覗いてみて、どんな茶花があるかチェックしてね」と私。

花屋さんで購入したという「桔梗、紅葉唐松草、利休草」が竹尺八に生けられ、とても好い雰囲気です。

詰のN氏からも「桔梗以外がよく見つかったね」と言われたそうですが、「直前に手に入るという、何とも不思議なものです・・・」とM氏。(花に出会うまできっとハラハラしていたことでしょう)

お花も生け方もご亭主の好みを活かしたものが一番・・・と思いました。つい手助けをしたくなりますが、じっと我慢することも大事ですね。

 

    (紅葉唐松草、桔梗、利休草です)

「転勤族 水無月の茶事」では続き薄茶ではなく、後炭をしました。

転勤先で購入した思い出の水指を2つ使いたいという理由からですが、後炭は風炉中拝見もあり、いつも大歓迎です。

茶事の数日前にS先生の東京教室のお稽古があり、後炭のご指導がありました。

「風炉では初炭から後炭までの時間が短く、後炭で輪胴やその他の炭を継ぐ必要がない場合が多いのですが、初炭の胴炭を細いものに変えてみてください。そうすると、炉みたいに胴炭を割ることが出来ますし、輪胴も入ります」

早速、M氏に細い胴炭(丸管の太いもの)を選んでもらうと、後炭で胴炭がきれいに割れ、輪胴が入ったそうです。「ヤッタネ!・・・

・・・こうして、いろいろありましたが、M氏が気合を入れて準備し、席中でお話してくださったお道具の会記を記します。時間が経つと忘れてしまいますが、書いておくとまた思い出す楽しみが出来ます。

 

 

「転勤族 水無月の茶事」会記   令和3年6月27日(日)    

待合床  色紙 「瀧直下三千丈」  橋本紹尚和尚筆

本席

床    「洗心」    藤田寛道和尚筆

風炉   唐銅道安風炉  一ノ瀬宗和造

釜    桐文車軸釜   長野 新造

炭斗   淡々斎好み 螢籠炭斗

羽箒   シマフクロウ

火箸   岡山城大手門古釘を鋳造

灰器   琉球焼

香合   埋木 桐絵   道場宗廣造

 

     (水指  萩 耳付 11代 坂高麗左衛門造) 

濃茶席

水指 萩 耳付 11代 坂高麗左衛門造

茶入 古高取写 11代 高取八仙造  

  仕覆 花鳥紋うんげん錦

茶杓  銘「養老」  閑翠斎作

茶碗  黒      加藤雅康造

替   古唐津 

替   御本三嶋 

替   飴釉     大樋年郎造

替   呉器御本  久祐和尚 銘「 富久音」 加藤錦雄造

建水  曲

蓋置  竹

主菓子 銘「せせらぎ」 美濃忠製(名古屋市)     

器        縁高

濃茶  愛知県西尾市 西条園詰 芳香昔 大宗匠好

 (水指の末家焼(ばっけやき)は仙台伊達藩のお庭焼だそうです)

薄茶席

床  花   紅葉唐松草  桔梗  利休草

   花入  尺八 (吐月峯の竹にて)

水指  末家焼(ばっけやき) 束ね熨斗  加藤ひろ子造 

薄器  木地曲  七福蒔絵   3代萬象造

御茶  銘「青松の白」 大正園詰(宮城県仙台市)

茶杓  銘「養老」    閑翠斎作

主茶碗  竹絵 銘「清風」 鵬雲斎絵   即全造

替   祥瑞写 捻丸文十牛  林淡幽造

替   日の出鶴   妙全造

替   乾漆茶碗 染付山水九谷呼継  吉田華正造

蓋置  竹

建水  京焼

 

(水屋にて相伴しました・・・干菓子も薄茶「青松の白」も美味しかった!)

 

干菓子 「みちのく煎餅」  賣茶翁(仙台市)

    「折節に」     森の香本舗(仙台市)

菓子器  紅銅敷松葉四方盆  浄益造

薄茶  「青松の白」大宗匠好  大正園詰(仙台市)

 

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